妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

デザートはいかが?

2019年12月14日 | QOL

正直、タイトルを見た時、期待していなく、

リストからも落としていたほど、

でも、青い日記帳で紹介紹介された記事を拝見して、

その先入観も一変、行きたい美術展のTOPに躍り出た展覧会です。

触手が惹かれた、私のアンテナが強く反応した理由は、

出展された絵の所属先。

綺羅星の如く並ぶその所有先の作品ならば、

保存状態も良く、目にすることも少ないものばかりだろうと、

そして、実際にみてみると、その予想通りでした。

退色や劣化が激しい浮世絵をこれだけの保存状態を維持している、

それぞれの美術館、所有者の方に大感謝です。

 

北斎、広重、国芳ならば、この数年見る機会が多いのですが、

歌麿、写楽を見る機会は、意外に少なく、

この機会を逃すわけにはいきません。

まさしく、夢の共演ですが、北斎以下三名が、脇役に甘んじるほど、

歌麿、写楽の展示に魅了されます。

 

数は少ないですけれど、

同じ作品の違う摺を並べて展示されるのも味わい深く、

展示変えで、同じ作品の違う刷りを見るのも楽しいかもしれません。

 

さてさて、両国まで足を伸ばしたならば、

忘れてならないのは、すみだ北斎美術館

時を合わせて、長野の小布施からの作品が出張っています。

大江戸美術館からほんの数百メートル。

夢の共演の余韻に浸りながら、

北斎の肉筆画、摺物をデザートに目を楽しませる。

贅沢な、浮世絵をめぐる散歩になります。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿