妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

こんなお酒を飲みました - 日本酒編 BY2015 part2

2015年04月30日 | お酒

お米とお水、そして酵母。 その蔵の空気に、人の手。

「蔵」というより、工場と言った方が良いような

蔵元さんもあるけれど、

基本的に自然の恵みだと思うのです。

もちろん、そこには、

蔵人さんや、杜氏さんの手助けがあって、

より美味しくなるものだと思うのです。

自然の恵みだからこそ、

造った歳、時期によって、味は様々に変わるはず、

封を開けてから、刻々と味は移ろっていくし、

飲む人の、体調、気持ちによっても、

同じ瓶のお酒でも、まったく違う。

週に四合瓶、二本を開けるおやじの備忘録にお付き合いのほど、

2015BYPart1は こちらです。

 

予想外に仕事に手間取った昨晩。

急きょ予定を変更して、晩御飯。

山口料理のお店へ、

「貴」がないけど、「雁木」をはじめ、一通りの銘酒が、、

その後は、、、、

ちょっとだけ、お酒の神様に、、、、怒られた気が、、

とはいえ、運動して、酸っぱい汗出して、

今日も、準備万端、

封をきると、、、大爆発。

新政酒造株式会社 秋田県秋田市

亜麻猫 スパーク

銘柄の通り、スパーク。 というより、大爆発。

たまには、畳のお神酒を奉げるのも良いかなと、、

机の上もちょっとベタベタしてるかも。

スペックは、

アルコール分 15度

原料名     :米(秋田県産)、米こうじ(秋田県産米)

原料米     :あきた酒こまち)酒米100%使用 

精米歩合    :麹米:40%、掛米 60%

製造年月日  : 2015.02

瓶詰年月   : 2015.01

元気な酵母くんの力を借りて、瓶詰して二次発酵。

で、元気すぎて、大爆発。

今みると「開栓注意」の文字。

荒漉したもろみを加えて瓶詰しただけに

濁り酒のような不透明なお酒。

飲んでみると、お口のなかでもシュワシュワって、

甘酒みたいな、甘みが口の中に広がる。

でもね、喉越しは、ドライ。

まさしく、最近お気に入りの味。

 

室温に置いておくと、ちょとだけ酵母くんが頑張るみたい。

気が抜けない、次から次へと、シュワシュワしてくる。

発泡酒以上の、スパークリングしている。


昨夜、美味しいお酒を飲みほした後、

PerfumeのDVDを見ているうちに、

もう少し飲みたいと思ったのが間違いの元、

お酒の精の仕打ちは、失敗を懲らしめる事については、

なかなか手厳しい。

とはいえ、エアロビクスで汗を、サウナで更に絞り出して

デトックス完了。

今晩も、また、お酒の精にご褒美のおねだり。

頂いているのは、

小林酒造株式会社 栃木県小山市

鳳凰美田 No 14 無濾過本生

アルコール分 16.0%以上17.0%未満

原料名     :米(国産)・米麹(国産米)

原料米     :とちぎ酒14 

精米歩合    :55%

製造年月日  : 2015.04

尾張町の酒屋さんのおかみさんにお願いしたのは、

「さっぱりした甘口のお酒」と、

答えは、「新政は、飲んでますよね」と、

きっと、私の顔には、「全部」と書いてあったはず、

勧めていただいたのが、このお酒。

口の中に広がる甘さ、おもわず「にっこり」。

酸味が少しって、おっしゃっていたけど、

私の舌には感じない。

でも、きっとそれが甘さを引き立てているはず。

二夜連続の、大当たり。

お酒の精は手厳しいけど、基本優しい。

まるで、、、、、


年で一番忙しい週。

老体にムチ打ってなんとか乗り切った、

いろんな思いがあるけれど、とりあえずの充実感。

一息ついて、好きなお酒を一人。

蔵元、酵母、そして、お米と続いた日本酒の差別化も

よいよ杜氏にまで行きついた、

農口酒造株式会社 石川県能美市

純米集 「農口」 無濾過生原酒

アルコール分 16度以上17度未満

原料名     :米(国産)・米麹(国産米)

精米歩合    :60%

製造年月日  : 15.03月

杜氏さんの名前を冠したお酒、

飲み始めは、少し温度が低すぎた。

だんだん、こなれて、酵母が目覚めてくると、

深みのある味も甦って来る。

甘口でもなく、辛口のようなさっぱりした感じでもなく。

それでいて、喉越しはすっきりしている。

裏のラベルを見ると

「酒通好みの味、切れ良く喉あきしない芳醇旨口」と

悔しいけれど、まさしく、その通り。

酒通なんて言えない私ですが。

もうひとつ追いかけるお酒が増えました。


美味しいからとは言え、気違い水ですから、

ほどほどに飲むのが大人の飲み方。

それは、一人、家で飲む場合も同じなのです、

毎回、それが出来れば辛い思いをしなくても良いのです。

もちろん、自然に、体の欲するまま、飲むのなら、

それほど酷いことになならないのです。

 

昨晩、珍しく無理をしないで、ほぼ三分の一残し、

お酒は程良く残り、ぐっすりと眠れて、

なるほど、百薬の長だと実感。

で、今晩は、手はじめに、「貴」さんの残りから、

少し、味が変わっている、ちょっと酸味があるような、

お酒の温度からか、麹の甘い香りがほんのりしてます。

 

もちろん、一合ちょっとで、満足するなんて、

土曜日の夜に、そんな野暮なことは言えません。

ちょっと、熟成を試してみたくって、

四つ下にあるこのお酒を、

冷え過ぎている我が家の冷蔵庫だから、

期待していなかったけれど、

封を開けると軽快な音が、

最初に飲んだ時よりも甘さが増している気がする。

甘さにもいろいろあるけれど、

もちろん、砂糖とか、果物の甘さじゃなくて、甘酒に近い、感じ。 

ちょうど、飲みごろの温度になって、甘さとのバランスがとれたみたい。

無濾過のお酒って、ちょっと温度を変えてみて、

酵母くん達を目覚めさせるのが良いのかもしれない。


昨夜、木曜日。 恒例のおやじの食事会、

とりあえず、手はじめは、

あとは、、、良く覚えてません、

レシートを見れば、分るのだけど、、、、確か、

 

最近のはやりなのか、お酒の名前を番号で、

新政が嚆矢だと、おもうけど、

酵母の番号だったり、蔵元さんに所縁のある方だったり、

そんなお酒を飲んだ記憶が、、、ともあれ、

最近、店長おススメの裏メニューばかり注文しております。

そんな日が続くと、やはり定番に戻りたくなるもので、

そんな時は、ご存知、

永山本家酒造場 : 山口県宇部市

純米吟醸雄町 50 貴

 

アルコール分 : 16度以上 17度未満 

原料名     :米(国産)・米麹(国産米)

原材料米    :雄町 100%、

精米歩合    :50%

製造年月日  : H27.04A

紫の「貴」は、雄町の印。

とはいえ、正直、酒米の違いが、、、、分らないのです。

でも、この「貴」さん、軽い甘さが、、、良いのです、

気がつけば、もう三分の二、四合瓶が空いている。

良い、大好きなお酒です。
 

金曜日の夜、好きな人と晩御飯。

といっても、居酒屋でお酒を飲みながらというパターンなのだけど、

選んだ店は、彼女さんの生まれた地方のお酒の品揃えが多い店。

それに、肴も美味しそうな炉端焼きの店。

手はじめは、

島根県出雲市の 富士酒造さんのお酒から、

おしゃれなラベルに感心し、

まずは、純米酒から、

フrフーティな甘い飲み口に、おもわずにっこり。

続いて、吟醸酒。

連れは、こっちの方が好きって、

あとは、鷹勇、李白のにごり酒などなど、

美味しく、楽しい、時間でした。

山陰のお水が合っているのかもしれない。


昨夜、ブームではないと、記したのですが、

今日、近所の酒屋に顔を出すと、気になったお酒が二つ、

そのうちの一つが、再び奈良のお酒。

こっちを選んだ理由が、

もうひとつのブームというか、チャレンジ

無濾過、生原酒だったから、

なんとなく、飲んでいるうちに、

温度以上の変化を楽しめるような気がして、

無濾過とか、火入れをしていないお酒を選んでいるこの頃です、

で、

今西酒造株式会社  奈良県 桜井市

みむろ杉 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒

アルコール分 : 17度

原料名     :米(国産)・米麹(国産米)

原材料米    :雄町 100%、

精米歩合    : 60%

日本酒度    :+3

酸度       :2.0

アミノ酸度    :1.0

製造年月日  : 27.3

澄んだ透明なお酒、

見た目に違わず、さっぱりと、喉越しの軽い、

甘さの無い、いわゆる辛口のお酒。

「みむろ」と聞いて、松を思うのだけど、お酒の名は「杉」

気になって、ググってみると、

記憶していた松は、「いなば」の松。間違っていた。

とは言え、「みむろ」は、三室、で

蔵元のある三輪には、「三諸山(みむろやま)」と呼ばれる。

詳しくは、蔵元さんの、「酒と三輪の歴史」に飛んで下さい。

日本酒の発祥の地のお酒です。


ブームと言うほどではないのですが、

奈良のお酒が話題になることが多く、

試してみると、これがなかなか悪くないのです。

そこで、選んでみたのが、

株式会社 大倉本家 奈良県香芝市

大倉 陽の光  山廃純米 あらばしり

アルコール分 : 17度以上 18度未満

原料名     :米(国産)・米麹(国産米)

原材料米    :奈良県産 ひのひかり 100%、

酵母       :協会701号

精米歩合    : 65%

日本酒度    :+5前後

酸度       :2.7前後

アミノ酸度    :1.8前後

製造年月日  : 27-04

 

一瞬濁り酒だったかなって、思うほど、

細かな「オリ」が瓶の中を泳いでる、

それゆえか、封をあけるとき、

勢いよくガスが瓶から逃げ出してきた、無濾過の証。

甘酒に近い、甘い香りと味。

でも、甘さが重くなく、滑らかなのど越し

辛口のお酒が、良いって思っいたけど、

さっぱりした、甘いお酒も、好きなのです。

少し残して、熟成させてみよう。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿