ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

TTR前半戦

2007年05月17日 | 大会レポート

0517_start【みんなで早足遠足】
<青梅・永山公園グランド~棒ノ嶺(CP1)2:54:46>
一昨年よりぐんと減ってしまった参加者。日程が遅くなって喜んだのはハリ天だけで、2週間後の「箱根トレイル」にみな流れた気配。まったくもってマニアックな大会を象徴するかのような最近ではちょいと珍しいくらいさっぱりとしたスタート風景。1週間前の予報ではかなり気温が高くなりそうだったのに、この日は暑くもなく寒くもなく絶好のトレイル日和。みんなで遠足の気分。水は心配ないように塩入のジュアールティ2.2リットル+ペットボトルのリンゴジュースを持った。快晴のもと、余裕の前列でスタート。
0517_start02 何もあわてることも急ぐこともないスタートは気楽だ。ハリ天の庭と化している青梅丘陵、新緑の輝きは今が旬。毎度の景色が流れるが心安らぐ。
ゆっくりゆっくりなのに何故か心拍数は150を超えている。今のペースだったらせいぜい120台のはず。レースというシチュエーションに興奮は隠せないハリ天。必死で押さえながらの始まり。そうそう忘れてはいけないのは今回のテーマ「山を渡る風になれるか・・」だ。戦うな、踏ん張るな、風のようになって木々の間を渡るように。
青梅丘陵はマコトさんやTさん、マカニ・トモさんらとボイスモード。青梅丘陵を抜け、高源寺から高水山登山道へ。このあたりはマカニ・トモさんと一緒。ちょっと心拍数は高めだけどいい感じ。岩茸石山からの下りで少々前に出る。棒ノ嶺までは普段の練習コース。実にお気楽。前方のペターさんに追いつき、楽しく頂上到着。
何度も何度も心拍数と時間を確認しつつ走っていたが、速すぎる。オリエンテーリング等で採用されているというSIシステムという指にはめたセンサーをチェックポイントに設置されたSIステーションの穴に入れるとピピッーと音がしてチェック完了。ここは役員がいるので安心だが後半のチェックポイントは無人なのでやや不安あり。
さて、そのまま進もうとすると前方でにこやかに手を振る女性が二人。スタート地点にも応援に来て下さった「箱根シスターズ」の二人。まさか山まで、とは思いもよらず予想外の嬉しい出来事に元気満々。用意して下さっていたレモンスライスをガバッと口に放り込み、ペターさんとも別れ、棒ノ嶺をさっそうと後にする。

【戦わず、踏ん張らず】
<棒ノ嶺~酉谷避難小屋(CP2)5:58:34>
棒ノ嶺を過ぎると日向沢ノ峰までに何度かの急登が待ち受ける。初めての時はここで前半のほとんどの力を吸い取られてしまった気がする。スタートから4~5時間あたりで一度疲労のヤマが来るが、大汗をかいて急激に足は前に出なくなったというのが強烈な思い出。今回は水分十分、急な登りもここ1~2年でマスターしつつある名付けて「がぶり寄り走法」で進む。古武術家・甲野氏のなんばがヒント。頭部に滑車をイメージし、その滑車を中心に左右への体重移動と骨盤の前傾がコツです。右手と左足、左手と右足と交互に出さず、同側の手足が同時に傾く感じです。とにかく省エネ。足の筋肉を使わぬよう使わぬよう・・・に。
前方に見えていた女子2位のSさんが近づいてくる。だいたい巡航速度が同じくらいで、結局つかず離れずの距離を保ったまま蕎麦粒山を越える。
ここからは一転、ぐんと稼ぎどころの気持ちよいトレイルが続く。今日のテーマ「風になる」チャンス。一杯水で湧き水給水のつもりでいたら水量少なくスルー。ちょっとがっかりしたもののペースは文句のつけようがない。でも、ちょっと調子に乗って緩い上りでスピードを落とさずにいたら、左大腿内側に痙攣発生。今日のレーススピードで痙攣など起こすのはもってのほか。踏ん張りすぎた証拠。これじゃぁいかんと安全ピンを1本はずし、例の治療。相変わらず抜群の効力でおとなしくなってくれた。
自重して進んでいると後ろに久々人の気配。振り返れば「おぉ、マコトさん」。やはり流石に堅実なペースと思われる。別に争うわけではないが、なんとなく追い立てられるように先行したまま酉谷避難小屋に到着。なんと6時間を切っている。一昨年はここを7時間の関門15分前にようよう。昨年の一人TTRでは6:38だから相当に速い。ここで豊富な水をごくごくと1リットル以上飲み干し、さらに給水。調子が出ていたので先にスタート。

【黙々と、風をイメージ】
<酉谷避難小屋~雲取山(CP3)8:36:25>
日原からの合流部・水松山までは静かで大好きな区間。前にも進みたいがこの空気も十分味わいたい。標高は徐々に高くなっていて、山岳レースの雰囲気いっぱい。疲れは感じているが足が止まるわけではなく、まだまだ先は長いがこのレースのピーク・雲取山の匂いもしてきた。
水松山。前方には女性のSさん、後方にはマコトさん。少ない参加者でしかもスタートからかなり経つというのに、ひとりぽっちにはならないのが不思議だ。長沢山近辺からはマコトさんとの二人旅。こうして彼と走るのは、昨年の6月、身延山~安倍東山稜16時間半をやって以来だが、ついこの間のようで時の流れの早さをそうだそうだと肯きあう。彼も今日は「頑張らない」ことがテーマだというので、いつしか歩調がシンクロしてくる。二人で黙々と、しかし、ペースは維持したまま進む。倒木で荒れた芋の木ドッケ付近を一踏ん張り、そして下りに入る。気持ちのよいほどよいスピード。大ダワから上りもう一丁。
雲取山荘では「元気水」で顔を洗い、塩を流す。一緒になったコンタさん(棒ノ嶺前からずっと前後していた)を紹介されるが・・・なんとお馴染みたけ3号さんの大学の後輩とのこと。びっくり。狭い世間、いやこの世界。

【山々を渡る風に・・】
<雲取山~七ツ石神社(CP4)9:09:42>
マコトさんより一足先にコンタさんと雲取山通過。気持ちよく石尾根を下る。このあたりでライトを用意するようかなと思っていたけど、まだまだ陽が高くてにんまり。あとで登る大寺山の白い仏舎利塔が小さく見えている。体を前方に預け、一気に落ちるように下る。風、風、風・・・。
先行していたSさんとコンタさんに小雲取山で追いつき、以後コンタさんと七ツ石山まで。頂上直前で前に出て、自然に足が出たのでそのまま突っ走る。

【・・風になってしまった】
<七ツ石神社~鴨沢グランド(CP5)10:00:43>
後ろからコンタさん・Sさん・マコトさんがすぐに来るだろうと、始めはタラタラ完全脱力モードで下っていたが、なかなか現れない。少しスピードを上げてみるとなんだかとってもいい気分。ダーッと下って少しダラダラを繰り返していたが、ふと時計を見ると信じられないような数字。よし、ハリマネに、たまにはレースでも(いつも待たせることが多いのでね)「キャーッ」と言わせてやろうかとスイッチオン。風になれ、風になれ!
まさか鴨沢までの前半部サブテンができるか・・・。登山道を降りた所で電話。そしてさらにさらにギアチェンジ。ビューンという乗ったことのない風に乗る。
グランドが見渡せる場所。おぉ、手を振っているぞ。頑張れ頑張れ。これからまだレースは半分以上残っていることを少し(いや、ほとんどか)忘れている。
バス停の通りに出てからも必死で走る。ちょいと無駄な走りだけど、ささやかな自己満足のためも、ありだ。
0517_kamosawa01 最後の上り坂も必死・・・が、10時間は超えてしまったよ。ハリマネと6年生の長男・弾、鴨沢地区のおばちゃん達、みんなで迎えてくれた。通過のチェックをして取りあえず大の字にひっくり返ると「今、4番目だよ~」・・・絶句。
50Kの部も合わせても8番目の到着という。すげぇ。誰が走ったのだ。我がことながら、びっくり仰天。ただそれにつきる。これからの後半を考えると予想外(11時間半くらいを目指していたので)の大貯金。一気に気分が楽になった。到着は暗くなるからと応援団には電灯を持たせたけど、なんと日没前の到着だ。ハリ天だって、たまにはやるのだ。どうだぁ!
※ちなみに青梅~鴨沢間のタイムは、一昨年の前半リベンジ戦が10:42。昨年の一人TTRが11:35
たっぷりの札束を前に(したかのような)にやつくハリ天の姿がそこにはありました。0517_kamosawa02

【本日のトレーニング】
・もう一日我慢のoff

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TTRプロローグ

2007年05月16日 | 大会レポート

ようやくレポート開始です。
0516_choice 【ここからチョイス・・・に時間がかかった】

「一人TTR」と称して昨年、一応全コース時間内(32時間)完走(25時間49分)を果たして、なんとなく気がすんでいたせいか、4月の宮古島トライアスロンの最中、やっぱり最後のランでがっくりきた時など・・・
今だから明かす衝撃の真実はこれ↓

「今年のTTRは止めておこうかなぁ」
トライアスロンでこんなに走るのがきついんじゃ・・・TTRを回避してその分、箱根にかけようか・・・


・・・しかし、あんなにつらかったことも終わってしまうとすぐ忘れてしまうハリ天は、宮古島から戻るとせっせとTTRに合わせたスケジュールの調整を始めたのでした。
それでもこのブログでさんざんぼやいていたので、みなさんおわかりでしょうが、トライアスロン継続を決意した途端、逆にTTR熱はなかなか上がらず仕舞い。
箱根の後半部の試走をしていないことも大いに気になり、まずは箱根試走を優先。
続いてTTRでは2000mの高地を走るのだったと我に返り、一応雲取山まで出かけて高地馴化のまねごと。
宮古島の3週間後という余裕も(昨年は5日後に予定されていた)、実際にはこんな準備しかできないまま刻々と5月12日は迫る・・・という状況でした。
心の支えは、昨年、たった一人で途中のサポートや補給なしで全コース完走を果たしていたこと。
後は体調を整えるべく、睡眠と栄養補給。
体重はほぼいい具合に落ち着いていたし、なんとか寝不足も解消できた。
アルコールは3日前より止め、万田酵素で肝臓等の内臓の感じもよし(微妙なる調整)。前日からは体内に水分を貯め込むウォーターローディング(ただいっぱい飲むだけ)。
仕事も調整して早めに準備ができるように・・・していると、今度は急激に気分は高揚してきて、朝の心拍数がいつもより少々高め。
当日の朝も地の利で時間たっぷりあるので(あるからいけない!)、今さらながらに行動食の選定し直しなんか始めたら、なんだか混乱。得体の知れない高揚感と緊張感に包まれる。いやいや宮古島の時なんて何でもなかったのに・・・。
早番出勤ですでに起きていた長女に「父さん、今頃何、緊張してるの」と笑われる始末。かわいいお父さんだ。
6時半過ぎに青梅・永山公園グランドに到着。続々、同好の奇人変人が集結してくる。久しぶりに会う(あっ、でも高水山トレイルレースで会っている人ばかりか)ので、ここでの交流が楽しみ。
0516_sisters_1 今年は箱根試走で偶然一緒になり、知り合いとなった女性二人(箱根シスターズ)が「応援に来ました~」と現れた時には感激!さぁ、写真写真などとはしゃいでいるうちにあっという間に8時のスタート時間はやって来ちゃった、という感じでした。

【本日のトレーニング】
・とりあえずoff

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越えるべきこと

2007年05月15日 | 日々奮戦

0515_image 今回のTTRではレース序盤で選手が一人亡くなるという悲しい事故がありました。

私はレース後半に知りました。ショックでしたがこれは越えねばなりません。命ある者は燃やすべき炎があります。もう20年も昔になりましたが、母の死以来いつも考えていることです。

当然のことながら、私達は必ず死ぬ・・・これだけは唯一確定していることです。だから今、この命をどう燃やすのか、どう生きるのかと考える中から価値観も育ってきます。
今回事故にあわれたのが、大勢のトレイルレース愛好者に注目される実績を積まれていたTさんだけにショックも大きく、しかもそれがレース中であったことが衝撃でした。しかし、本当に誰にでも起こり得ることで、冷静に確率の問題で考えればトレイルランより命の危険度が大きなスポーツはたくさんあるわけです(体同士がぶつかるコンタクトスポーツや瞬発力を競う競技等)。
私が参加していた大会でも数年前の宮古島ではベテランの強豪エイジグルーパーの一人が、昨年の青梅マラソンでも特に健康には問題の無かったベテラン選手が、いずれもレース中不幸に見舞われています。
青梅マラソンで倒れた選手の救護にあたった医師の話によれば、「防ぎようのない事故」「心臓に持病を抱えていなくても、いつ誰でも同じような状況に陥る可能性がある事故」とのこと。
さらに言えば、狭い道路をかなりのスピードで車がすれ違う日本の交通事情では、自分が気をつけていても命を落とす危険は相当なもの。それらと比較するのであれば、マラソンやトレイルランはかなり安全な部類に入るはずです。

私は仕事柄、死の淵から生還した方々から倒れる直前の状況をお聞きする機会が結構あります。共通して話されることは、「いつもとは違った」「尋常でない痛みや苦しさがあった」ということ。この他人にはわからない「何か変」に、自分自身が気づくか否かが重要なポイントです。必ず「何か変」があるというのです。この「何か変」を根性や気合いで乗り越えてはならないのだと。
今回のレースでは、序盤の青梅丘陵~高源寺までをTさんとも御一緒しておりました。にこやかに話をしながらのペースだったにもかかわらず、たいそう呼吸が苦しそうだったことが印象に残ります。あの時「何か変」を感じられていたのではと思うと胸が痛みます。

一昨年のTTRのゴール地点に荷物を受け取りに出向き、makotoさんよりTさんを紹介されました。高尾のフロッピーまで車で送って差し上げたのが最初の出会いです。物静かな雰囲気を漂わせながらも、意志の強さも合わせて感じさせられた方でした。昨年のTJARでの熱く決して諦めない粘り強い走りに感銘を受け、足の故障から再スタートする勇気をいただきました。TJARの応援にご丁寧なお礼のメールも頂き、私のつたないブログも読んで下さっているとのことで嬉しく思ったものでした。長距離競技に粘り強さは必需品、最重要の条件です。
でももし今回、あきらめない粘り強さが仇となったのだとしたら・・・そう思うと心乱れます。

レース中に救護にあたられた方々には敬意を表します。自分の命は自分で守る・・・これが原則ですが倒れてしまえばどうしようもありません。やはり人は一人では生きられないし、生きていないという証です。
これは事故です。いつでも起こりうる事故です。防ぐ努力と共に越えなければなりません。
Tさんから貴重なメッセージを頂いたと襟を正し、命ある者として、精一杯の炎を燃やし続けたいと思います。さぁ、皆さん、走りに行きましょう。

Tさんのご冥福を心よりお祈りいたします。

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ありがとうございました

2007年05月14日 | 日々奮戦

0514_image スタート&ゴール会場で声をかけていただいたり、ブログにも大勢の方々よりコメントをいただいたりして(新記録です!)、ここ2日間はいつもの3~4倍のアクセス数があり、びっくり仰天しています。
今日は休み明けで仕事も押してしまいました。今朝は体の興奮が続いているせいか、早朝4時から目覚めてしまいました。意識的に休まなければとも思っています。
・・・なので、今日はブログや掲示板等ネットで繋がった貴重な友人の皆さんに、あらためてお礼を申し上げて・・・おしまいです。激励や温かいコメント、コース逆走応援、併走、山中私設エイド等々、本当にありがとうございました。心から感謝です。
明日以降、レースについても順次色々書き綴ってみたいと思っています。

全てハリマネ撮影の写真をアップしました。手ぶれもまた臨場感ありです。

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まさかの総合4位!

2007年05月13日 | 大会レポート

0513_goal 【感激のゴール!あまりの感動にカメラマンの手、震える!!】

22時間51分13秒でゴールしました。2年間こだわり続けた24時間以内も無事達成。総合4位だなんて、何がどうなったのでしょう。最後は先にゴールしていたmakotoさんから、是非23時間を切れという指令が届き、掲示板仲間のタマさんが伴走してくれました。きつっ!詳細はまた。

※総合4位ですが、入賞は3位まで。年代別が1位入賞です。ちょっと早とちりでしたので、タイトル訂正しましたm(__)m

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鴨沢到着

2007年05月12日 | 日々奮戦

中間点の鴨沢グランドに到着しています。10時間01分です。山を渡る風になりました。今なんと4番目。後半の山に入ります。もののけに会えるでしょうか。では、頑張ります!

0512_kamosawa 【誰もが予想しなかった日没前の中間点到着】

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山を渡る風に・・

2007年05月11日 | 日々奮戦

0511_image 【ここ雲取山を駆け下りる頃にはライト準備?】

いよいよ明日午前8時、TTRスタートします。

山を渡る風になれるか・・・

'07 TTRのテーマです。(ちょっとキザですが)
そう、勝田マラソンの「君よ勝田の 風になれ」のもじりです。
「君よ山を渡る 風になれ」ではない所が・・苦しい。
「なれるか・・・どうか」が今回の大きなポイントです。

山の頂へと渡る一陣の風になる。戦わず、踏ん張らず、ただ風になって渡る・・だけ。
あの風のようになれるのだろうか、ハリ天。

余裕があれば途中経過、携帯より報告します。

必ず、ゴールはする予定ですが・・・何せ、山の128kmですので・・・お楽しみに。


【本日のトレーニング】
・寝だめ

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パフォーマンスアパレル

2007年05月10日 | 必勝アイテム

0510_image いよいよ明後日に迫ったチャレンジャーズ・レース2007(Japan Cup・Tokyo Trail Run 100)。青梅の永山公園をスタート、高尾の綾南公園ゴールの128km・制限時間32時間。一昨年、第1回大会の制限時間だった24時間が目標だ。
昨年は前日の降水確率騒ぎで中止。せっかく準備してきて悔しいので一人で全コース走ってきた・・ら、途中でどうでもよくなってしまい25時間余を費やした(詳細はこちらこちら)。
これでも十分なのだけど、色々悪名高きこの大会は、今日のハリ天育ての親(だと思っている)なので、あくまでも24時間にこだわってみたい。なんせ、第1回は160人程の参加者のうち、ゴールまでたどりついた時間内完走者はたったの11人。

さて、今年は天気は大丈夫そう。さらに気温も高くなりそう。汗対策が必要だ。ハリ天は最初にどっと汗をかくが、この時の水分補給等がかなりその後の走りを決定づける。快適に走るために工夫が必要。
・・・と、今朝トイレでターザンを見ていてふと目にとまった広告・・・「アンダーアーマー」(アスリートが戦うための鎧という意味がこめられているとか)
汗による水分をを瞬時に吸収・拡散・蒸発させ、身体を常にドライに保つ”モイスチャートランスポートシステム”・・・かぁ。グラリ。
急きょお昼に立川まで足を伸ばしました。久々のウエア新調!
せめて・・・これだけでも、ってやつですかね。

【本日のトレーニング】
・休養

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偉大なる箸

2007年05月09日 | 日々奮戦

0509_image 箸という道具はつくづく凄いものだと感心。
昨日、雲取山での昼食はカップラーメン。朝、コンビニで調達したのですが、てっきり一緒に入れてくれてあると思いこんでいた箸が・・・ない。
こんな時、スプーンしか使ったことのない食文化、フォークしか使えない習慣・・・だったら、困る困る。ナイフは持参していないし、ちょいとスプーンを作ったり代わりになる物を探すのは大変です。
でも箸は簡単。適当な太さの枝を見つけて、尖端の皮をむいて出来上がり。これさえあれば何でも食べられる。
昨日も使うのに違和感ゼロ。おいしく食べさせていただきました。ブログネタにまでなってくれて言うことなし!・・です。

【本日のトレーニング】
・off(でも車修理で2.5km歩いた)

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詩人になる

2007年05月08日 | トレイルランニング

0508_image 
雲一つない青空の下で

柔らかな草の上に思い切り寝そべる

そこはいつもと変わらぬ風が吹き抜ける場所

木々を渡る風の音だけにじっと耳を澄ませる時

誰にも邪魔されない 私の今・・・


な~んてことをやって来ました。実はあまり経験のないささやかなる贅沢な時間でした。
三条の湯経由で雲取山です。
今日のテーマは・・・
疲労回復・体力温存・高地馴化
頂上付近でのんびり3時間半。
おいしい湧き水で淹れたコーヒーとカップラーメン。そして読書とごろ寝です。

【本日のトレーニング】
・雲取山往復(~三条の湯)約15km
 総時間:6:53(上り1:54/下り0:58)ha116

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上は見ないで下さい

2007年05月07日 | 日々奮戦

0507_image【5/4・花巡りjogにて】

普段、普通に生活していて、天井を見上げることなんてほとんどありません。
でも、一旦見上げたらまぁ、気になること、気になること。
今年のゴールデンウィークは来客予定があったので、大掃除のミッションががっちりと下されておりました。
何気なく見上げた天井の隅、廊下の隅、よくよく見るとすごいのです。クモの巣・・・。
すき間だらけで風通しもいいけど、昔から虫や得体の知れない小動物(ネズミ、蛇、ハクビシン?)は入りたい放題の古い造りの我が家。古めかしく黒々しているのをいいことに知らん顔していたら、隅っこは大変なことになっていたという次第。もう何十年も手つかずだったはず・・・(恥)。
必死でクモの巣を取りはらったけど・・・、キリがないので、「決して上は見ないで下さい。」って張り紙して終わりにしよう。(あぁ、そんなこと書いたら絶対に見上げるもんね)
でも、おかげでまぁまぁ掃除が行き届いた我が家(久々)、今日は長男の家庭訪問だったとあわてたけど、ハリマネに言わせれば、「今はこわいものなし」なのだそうだ。稼いだな。

【本日のトレーニング】
・予定急きょ変更でoff

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雨のBBQ

2007年05月06日 | 日々奮戦

0506_bbq さぁ、連休最終日の今日は、朝からけっこう冷たい雨。
しかし、我が家では雨にも負けず、バーベキューの準備。庭に久々のタープを張り、梅の木の枝にはビニールシートを被せてかまどの火を守る・・・。何が何でも、ヤルと言ったらヤル。(長女だけは出勤日・・)

次女・彩の彼氏をご招待してのバーベキューだったのです。
この彼は現在、理学療法士目指して奮闘中。ロングのトライアスロンにも興味津々(一度ショートタイプに出場とか)。
・・・ということは、おだてに乗りやすいハリ天が大いに調子づいて、あれこれ夢中になってレクチャーして・・・しまいました。
雨が強くなってきて、おおかた食い荒らした後は、室内で「Wii Sports!」→「やわらかあたま塾」
時を忘れて大いに盛り上がったことは言うまでもありません。

今年の連休は来客のおかげで、掃除や整理整頓もバッチリ。まだまだ欲張りたいところですが、まず精一杯という感じ。賑やかに久しぶりの我が家を満喫した三女もアパートに戻って行きました。
明日からまたコツコツと日常が続きます。

【本日のトレーニング】
・火起こしのための高速うちわあおぎ

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箱根後半

2007年05月05日 | トレイルランニング

0505_hakone01 【湯本でバス待ち・OLYMPUS μ-mini DIGITAL last-photo】

ゴールデンウィークは忙しい。普段出来ないことをしっかりリストアップされていて、日割りでしっかり予定が組まれている(byハリマネ)。明日出来ることは今日するな・・・などとウソぶいているハリ天の個人的予定リストは殆ど未消化で嗚呼。
・・・が、努力の甲斐あって今日は箱根後半の試走(ソロ)に出かけてきました。始発(4:39)で出かけても、湯本から桃源台までバスを使って、走り始めは8時半。ちょっと時間がもったいないなぁ。ギリギリまで仙石から金時山を登ってから後半試走突入しようかどうしようか。迷っていたけど箱根は雲行き怪しく、なるべく早く済ませてしまおうと3月の前半試走の続き編に。
ただ、今日はバスを降りようとしていきなりレッドカード! 
0505_camera バスの中で手を滑らせてカメラを宙に飛ばす。バッテリーが飛び出し、ストッパーがこわれ・・・。
救いは最近レギュラー化しつつあったカレンダーコンテスト賞品の空色GRDでなかったこと。でもへこみました。
だから、レポートもいい加減で終了。今日の箱根は芦ノ湖畔の平坦トレイルを走っている時以外は、”ここは何処?私は誰?”という霧の中。見通し効かず最高峰の神山では寒い・・・。疲れました。これじゃダメです。月末のレース(エンデュランス ラン OSJ HAKONE 50K)は、やっぱり平坦地でどれだけ走れるかが勝負・・・ですね。おっとぉ、その前にTTR(128km)だった・・・。
0505_hakone 地図はchinさんから無断拝借。

【本日のトレーニング】
・約37km/6:06(ha127/hm157)
(距離はカシミール沿面距離×1.15)
上り累積:1686m
下り累積:1870m

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花巡り

2007年05月04日 | トレーニング

0504_image 今日も朝から太陽しっかりなので、朝飯前にご近所「花巡りJog」を決行。
義父が青梅に越してきた頃、盛んに「この辺りはどこの家も庭先の花がきれいだ」と感心しきり。
0504_image02 近頃、走ると言えば裏山ばかりだったので忘れがちでしたが、確かにどこもかしこも、花、花、花。しょっちゅう立ち止まってはカメラを構えるので、ちっとも距離は稼げません。でも、どんな花でも・・・花は人の心を和ませてくれることは間違いありません。なんだか朝からほろ酔い気分に似た気分(いい気分)。

0504_miyako
そうそう、花と言えば、宮古島トライアスロンではゴールするとまず頭にこの花の冠を被せてくれます(↑)。それから完走メダルと完走Tシャツとバスタオル。
この花の冠は昔からずっと続いている宮古島の特色の一つです。最初の頃、徹夜で島の婦人会の人達が手作りしてくれたと報道されていて、感激したことを覚えています。とってもきれいな冠なのでいつもつぶれないようにバイクと一緒に持ち帰ります。ドライフラワー風にしていつまでも目を和ませてくれている素晴らしい一品です。

【本日のトレーニング】
・17.5km花巡りjog/1:55:12(ha112/hm140)

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フレッシュマン

2007年05月03日 | 日々奮戦

0503_image スカッと爽やか コッカ・コ~ォ~ラ~
・・・懐かしい~、本当に爽やかなモーニングライド。
早起きして、宮古島から早々に戻っていたものの、ガレージの奥に置かれたままの段ボール箱(バイクケース)からバイクを取りだし組み立て。そして、いざ。
ゆっくりスタートしたけど、あまりの爽やかさに程なくスイッチオン。
丸々2年以上も行ってなかった懐かしの名栗コースに入る。道がすっかり綺麗になっている。信号もない川沿いの道で、さらにスピードアップ。一昨日の草取りくらい集中してくる。風を切るスピード感、流れる景色、うひゃ~、久々の疾走。か・い・か・ん!!
忘れていた感覚が戻ってきた。なんだかフレッシュマン・ハリ天だ。
TTR、そして箱根トレイルを目前に、今さら急に何故バイク?
ま、ま、いいではないですか。何をごちゃごちゃこだわっていたのか、自分を縛り付けようとしていたのか。
やりたいことをやりたいように。
そう楽しく爽やかに・・・欲張り小僧の「総合持久家」としての再スタートとしましょう。

【追記】
こんなこと書いて・・・本当にバイクに乗っていたのかって?
証拠はこちら・・・です。

【本日のトレーニング】
・Bike:50.83km/1:55:57(ave26.3km/h)
 ※心拍計・・発信器電池切れで×

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