JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

狭くなくても責任ある行動をね

2008年04月25日 | m-o

このあたりの生活圏の狭さにときおり驚かされることがあります。
仮に都内で知り合いに偶然出会うということは、テレビドラマでもないかぎりそうそうは無いですよね。(一度、銀座で同日に二人と出会ったという奇跡とも思われる経験がありましたけど)そのてんこのあたりでは会いたくもない人にまで会っちゃったりして(笑)

恥をさらすようですが、Uターンして間もない頃「酒の勢いで路上キス」なんて馬鹿なことをやっちゃったことがありましてね(お相手は愚妻以外の女性だったわけで・・・・私も若かったということですけど、もちろんそれ以上のことは何もありませんでしたよ。)
ところが、これをとある知り合いに偶然見られちゃってたわけですね。もう三日もしないうちに噂話が飛び交って大変な目にあったことがありました。相手の方にも迷惑をかけ今でも申し訳ないことをしたと思っています。

これも狭い街であればこその事なんですけど、今日の話はその事ではないんです。
今日の昼食はコンビニ弁当で済まそうと棚の弁当を物色していると
「久しぶり」
と声をかけられました。なんとこれが、誰あろうその「酒の勢いで路上キス」のお相手だったのでありまして、
べつにたかだか一回のキスを交わしただけなのでありますから、照れなくても良いものを、こういう時の男という者はどうしようもないバカ者でありますので、へんにバツが悪いというか(笑)相手はそんなこととうの昔に忘れているといった様子なのにね。
それでもおばちゃん連中の井戸端会議よろしく、しばし昔話をしてきました。

当時ちょっとだけ私を惑わせた色香も、年相応とはいえまだまだ健在な彼女、今は素敵な御主人とも結ばれ幸せに過ごされているようで安心をしました。(別に私が心配をすることでも無いのですけど)
「バブさん、また今度、二人で飲みにでも行こうか」
「おいおい、それだけは勘弁してくれ」
最後にチクリと刺された気分
(「こいつ、忘れたふりして、未だに根にもってんなぁ」....笑)

まっともかく、狭い生活圏で毎日をおくる我々は、充分に注意をしながら責任ある行動をしなくちゃいけないと、そういうことですね。

さて、今日の一枚は、モンク&コルトレーンです。
1962年のフランス『ジャズ・オット』誌のインタビュー記事でコルトレーンが「ファイヴ・スボットでは公式なライヴ録音はしなかったが、せめてもの慰めは、妻がプライベート録音をしていたことだ。」と語って、かの幻のライブ音源がネイマの手で録音されていたことは周知のこととなりました。
それから何年の月日が流れたでしょう、だれしもがこの「時々そのテープに耳を傾けているが、聴いているうちにシミジミした思いに誘われたことも、何度かある」とコルトレーンが言ったその音源をなんとしても耳にしたいと思い続け、ついにこのアルバムが発売されたときの感激はとてつもないものでありました。
一昨年「THELONIOUS MONK QUARTET with JOHN COLTRANE AT CARNEGIE HALL」が発見発売されるまで、この音源に聴き入り、なんとかファイブスポットでの興奮を共有したいとしたコルトレーン・ファンはとても多かっただろうと思います。

録音状態の悪さに文句をつけちゃいけません。「I MEAN YOU」のコルトレーンのソロなど「これがモンクが引き出してくれた力か」と感じ入るに余りあります。

とか言っちゃって・・・じつは「THELONIOUS MONK QUARTET with JOHN COLTRANE AT CARNEGIE HALL」発売以来、確実に聴く回数が減ってしまったアルバムでもあります。
それでも、ジャズ史に残る伝説のライブ音源として、抑えておかなければいけない一枚であることに間違いはないでしょう。

LIVE AT THE FIVE SPOT DISCOVERY ! / THELONIOUS MONK, JOHN COLTRANE
1957年録音
THELONIOUS MONK(p) JOHN COLTRANE(ts) AHMED ABDUL-MALIK(b) ROY HAYNES(ds)

1.TRINKL TINKE
2.IN WALKED BUD
3.I MEAN YOU
4.EPISTROPHY
5.CREPUSCULE WITHN NELLIE

おまけ、
昨晩は飲みに行く予定は全くなかったのですが、Mさんのお誘いに10時をまわってから出かけてしまいました。約一時間で生ビール1、濁り4杯を飲み干し
「ようし、歌唄いに行くぞ!!!!」
そんでもって、歌いまくったそのお店で
「バブちゃん、彼女の写真撮って、ブログに載っけてやって」
Mさんの命とあればしかたがありません。(笑)
本当は顔出しでもOKなんでしょうが、いちおう目は隠させていただきました。
ご紹介しましょう!『B××』の○△ちゃんで~~~す。(あははははははは)

あら?すでに責任ある行動とは思えないって? まぁまぁまぁ