JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

さぁ、買ってってちょうだい!?

2008年04月10日 | a-c

雨がしとしと降ってとても寒い一日でした。
「毎年のことだって、桜が咲くと何故か寒くなんだからこのへんは」
たしかに、このぶんでは今年も夜桜見物には防寒着が必要なようです。

そんな寒さに布団の暖かさが気持ちよかったのでしょう、何年かぶりに今朝は寝坊をしてしまいました。
「げっげ、朝飯喰う時間ねぇ~~ジャン」
「何?まだ時間あんでしょうよ。」
「馬鹿たれ、今日は早出なの!」
そんな日に限って寝坊するもんなんですよねぇ
だけど朝飯抜きはいけません。私の場合、夜は固形の米を必要としませんが、朝の固形米は絶対に必要なものなのであります。
「なっとう、なっとう、納豆ちょうだい。」
丼飯に納豆と生卵をかけてガーっと流し込み、所要時間3分!
顔を洗ってバナナ片手に行ってきまぁ~~す。布団から飛び起きて20分の早業でした。(笑)

車の中で食べるつもりで持ち出したバナナでしたけど、けっきょくはお茶の時間までおあずけでした。
「バナちゃんの因縁聞かそうか、私の生まれは台湾で、親子もろとももぎとられ、かごに詰められ船に乗り、金波銀波の波越えて、着いたところが門司港、なんちゃって」
「なんすか、それ?」と同僚
「えっ?知らない?バナナ売りの口上、しかも発祥地神戸の口上だよ」
「・・・・・・・はいはい、だけどそれ台湾バナナじゃないでしょ」
「うるせぇなぁ、バナナの叩き売りは神戸発祥で、やがて浅草、上野とね・・・・」
「はいはいはい」

一房の上にもう一房、これおまけだい、え、いい数だねぇ
一は万物の始まり、泥棒の始まりが石川五右衛門、博打の始まりが熊坂長範(くまさかちょうはん)。相撲の始まりが野見宿彌(のみのすくね)。えっこれじゃ気にいらねぇ?ああ、もっとまけろ?
よっしゃ、こうなったらこっちも意地だい、負けちゃおうじゃねぇか。もう一つ負けよう、おまけが二つだ!
憎まれっ子世にはびこる、仁木弾正(にきだんじょう)悪いやつ、日光けっこう東照宮。西は西京東は東京てなもんだ。なんだい笑ってやがんな。やだねぇあんたのその目、じっと見つめちゃって何か訴えてやがる。もっと負けろってんだなぁ、ようし、貧乏人の面当てだ。もう一つ負けちゃおうじゃねぇか。さぁ、おまけ三つだ!
三十三は女の大厄、産んで死んだか三島のおせん、三三六法引くべからず、それを引くのが男の度胸、男は度胸で女は愛敬、坊主はお経で漬け物はらっきょうときたもんだ。まだ見てやがんな・・・・・・・・

「バブ君、そろそろ仕事してくれる」
「・・・・・・」

 あははははは、何の話じゃい今日は

 さて、今日の一枚は、ドナルド・バードです。

またまた、最近あまり聴いていない一枚を取り出してきてしまいました。やはり私にとって「ドナルド・バードはハード・バッパーであって欲しい」みたいなところがあるのだと思います。
そういった意味で、モードを主体としたいわゆる新主流派と呼ばれる方向へかじを切り出したこのアルバムを、心から歓迎はしていないのだと思います。

とはいえ、一年の歳月をかけ発表されたボーカル・コワイアとのコラボは野心的で、クリエーターとしてのバードの才能も指し示した一枚であることは間違いありません。彼が作りたかったのは「ドナルド・バード的賛美歌集」だったそうですが、あなたにはどう聞こえますか?

(ジャガーのEタイプ、乗ってみてぇ....笑)

A NEW PERSPECTIVE / DONALD BYRD
1963年1月12日録音
DONALD BYRD(tp) HANK MOBLEY(ts) DONALD BEST(vib) HERBIE HANCOCK(p) KENNY BURELL(g) BUTCH WARREN(b) LEX HUMPHRIES(ds)

1.ELIJAH
2.BEAST REDENTOR
3.CRISTO REDENTOR
4.BLACK DISCIPLE
5.CHANT