JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

愛情の黒いダイヤ

2006年07月14日 | j-l

なんだか、暑いと口にするのもしゃくに障るほど暑かったですね今日は。
38度を超えた地域もあったようですので、文句を言っちゃいけないのでしょうけど、明日も同じような天気と聞かされると、ウンザリしてしまいます。
唯一の救いは、ビールの喉ごしの良さをじゅうぶんに楽しめることぐらいでしょうか。

私は、夏場でもコーヒーはホットと決めていましたが、意地を張らずに今年はアイスコーヒーも飲もうかと、いつもの珈琲屋さんでアイスコーヒー用の豆を買ってきました。

「さっき冷房かけたばかりなんですよ、暑いでしょ?焙煎をしているときは、冷房もかけられないから」と御主人
温度管理が、焙煎の命だそうで、エアコンは止めて行わないとダメなのだそうです。
暑い中頑張っている人はここにもいました。
アイスコーヒーの豆は、いつもの浅煎りとは違い、黒くツヤのある深煎り、その輝きは御主人のコーヒーにかける情熱を映すかのように輝いていました。まさに、愛情の詰まったダイヤのようです。(上がアイスコーヒー用、下がいつもの浅煎り豆です。)



今晩はビールで喉も潤いましたので、明日ゆっくりとアイスコーヒーをたてようと思います。
「御主人、暑い中、素敵なコーヒーを、本当にありがとうございます。」

さて、今日の一枚は、久しぶりにブルーノート1500番代です。ジョン・ジェンキンスは、このリーダー・アルバム収録直後、第一線を退きます。復帰をするのは33年後、1990年です。
ドラムスのダニー・リッチモンドはミンガス・グループの仲間ですが、ソニー・クラーク、ポール・チェンバース、ケニー・バレルとくれば、ミンガスの色は吹き飛び、まさにブルーノート色に染まっています。
私には、じゅうぶん魅力的なサックス奏者だと思うのですが、何故これからというときに退いてしまったのでしょうか?

JOHN JENKINS
1957年8月11日録音
JOHN JENKINS(as) KENNY BURREL(g) SONNY CLARK(p) PAUL CHAMBERS(b) DANNIE RICHMOND(ds)
1.FROM THIS MOMENT ON
2.MOTIF
3.EVERYTHING I HAVE IS YOURS
4.SHARON
5.CHALUMEAU
6.BLUES FOR TWO

追伸、
あすは、知り合いのスナック二号店開店パーティーだそうで、招待状をいただいてしまいました。お祝い金持参で行かなければいけません。ちょっとため息。
えっ?飲めるんだからいいだろうって? 私ね、こういう宴会じみたものはあまり得意じゃないんですよ。おそらく、早めに切り上げて、ゆっくりした所で飲み直しですね。