JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

えっ?バブ二世の恋人!?

2006年07月22日 | m-o

今日は趣味部屋の掃除を済ませ、入れ立てのコーヒーを飲みながらゆっくりと自分の世界に浸っておりました。
BGMFは、「サイドワンダー」「ブルースエット」「ブッカー・リトル」、「落語百選 夏」を読みふけりながら「素人鰻」の落ちをむかえるあたりで、うるさい声が現実世界に私を呼び戻しました。

ドンドン!「いくらなんでもボリューム高すぎゃぁしあせんかいてんだ!」
あらら、落語本なんか読んでるから耳まで感化されちゃったかな?
そういえば、たしかにいつもより一時間ほどボリュームメモリが高い、
「あんちくしょう、聴いてないようなふりをして、毎回ボリュームチェックしてるんじゃあるまいな?」

ともかく、半日は思いのままに休日を過ごすことができました。あらためて「趣味部屋」を与えてくれた、だれかさんに感謝しております。

最近、鉢植えの贈り物をいくつかいただき、以前に紹介した「サボテンの花」やら可愛い花が、殺風景な部屋を明るくしていてくれます。
早起きは山門の得」でのユキノシタ(花の名前はあずきさんに教えていただきました)の写真を、褒めていただいたので、調子に乗って花の写真を二枚撮ってみました。



もし、この二枚を褒めていただいたら、私の趣味が一つ増えることになるかもしれません。(笑)
それは冗談ですが、青い小さなブルーベルズの花がとても気に入ってしまいました。
奥ゆかしくて、恥ずかしがり屋で、知的で、派手な花など彼女の前ではおちゃらけのケバケバ女にしか見えない、
「よし、ブルーベルズ、あなたをバブ二世の恋人と認めよう」(ハハハハハ・・・)
あっと、もちろんもう一枚のエキザカムの花も可愛いですよ。でも、「バブ二世」は、浮気者ではありませんのであしからず。

さて、今日の一枚は、以前に「パソコン修理人」で紹介した「コンテンポラリー動物ジャケット・シリーズ?」と同系ジャケットでありながら動物ではない一枚、名アレンジャーでも知られるレニー・ニーハウスのアルバムです。
彼は、映画音楽の担当者として知っている人が多いかもしれません。クリント・イーストウッドのお気に入りですよね。軍隊でいっしょになってからの仲だそうですが、映画「バード」の音楽担当も彼でした。ジャズ・アレンジャーが映画に関わるのは、けして珍しいことではありません。ラルフ・バーンズ、ジョニー・マンデル、ベニー・カーター、クインシー・ジョーンズ、ギル・メイ・・・数えたらきりがない、ハービー・ハンコックだって「ラウンド・ミッドナイト」でやってましたよね。

本人もアレンジャーとしての認識が強かったのか、ワン・ホーン編成をとらず、複数ホーンでのアルバムばかりです。このアルバムもピアノレスの4本ホーン編成です。彼の代表アルバムだと思います。

LENNIE NIEHAUS, VOL.5 : THE SEXTET
1956年1月9,11,12日録音
LENNIE NIEHAUS(as) BILL PERKINS(ts,fl) JIMMY GIUFFRE(bs) STU WILLIAMSON(tp,vtb) BUDDY CLARK(b) SHELLY MANNE(ds)
1.THOU SWELL
2.I WISHED ON THE MOON
3.KNEE DEEP
4.FOND MEMORIES
5.TAKE IT FROM ME
6.BELLE OF THE BALL
7.AS LONG AS I LIVE
8.ILL WIND
9.THREE OF A KIND
10.ELBOW ROOM

追伸、
ブルーベルズの花の写真は、上下が逆さまになっています。本当は下向きに楚々と咲いている花です。