JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

宴会の裏方

2006年07月08日 | y-その他

今日はじつに疲れました。というのも、例によって近くの料理屋で15人の宴会の手伝いをしてきたからです。
今日の団体さんは、ゴルフ・コンペの「表彰&打ち上げ会」です。このコンペに女将も参加していたため、実質、一人で15人分のオードブルと、刺し盛り、小鉢&テーブルセッティングをやってしまいました。
毎日のことなら、それほどでもないのでしょうが、たまにそんなことをすると、これがけっこう疲れてしまいます。

鰹と金目と烏賊をおろし、金目の皮目をあぶって冷水で締め(これはかなりブログ仲間あずきさんの影響が大きいように思います)、烏賊のゴロがなかなか良さそうだったのでゲソで即席塩辛を作り突き出しに、鰹と金目は刺し盛りにして、烏賊本体はショウガのたれに漬け込み、ポッポ焼きにしてオードブルに使いました。

オードブルは、ポッポ焼きの他に、枝豆、揚げ春巻き、煮豚、野菜スティック、チーズ、の合間にサニーレタスとトマトで彩りを・・・

香の物は四盛りほど準備して、後は、食事として出すそうめん用に、ネギとショウガと大葉で薬味を作り・・・・・

そうこうしているうちに、もうすぐお客さんがやってくる時間、おしぼり、ビール、ウーロン茶をセットして、焼酎用の氷と水と梅干しを用意して・・・・・・

一人でとなるとなかなかの仕事量でした。
8時過ぎに一本締めでお開きとなり、さて、片付け、
一人残っていらしたお客さんが
「お兄ちゃんは、どっかで板前始業でもしてたのかい?」
「いえいえ、たんなる隣人の手伝い人です。以前にサービス業をほんの少々かじっていたものですから」

さすがに今日はそれから飲みに出かける元気もなく、シャワーを浴びて、ビールをクーッと飲むのがやっとでありました。

以前、それこそ、サービス業に従事していた頃、20人前後の宴会を一晩に7,8組こなす部署にヘルプにはいることもしばしばでしたが、長らく離れていると、15人の宴会でもアップアップになってしまうものです。
みなさん、宴会に行かれたさいは、そんな裏方の苦労も考えながら、出された料理を美味しく召し上がってくださいね。

さて、今日の一枚は、"レディ・デイ"ことビリー・ホリデーへの想いをアルバムにした、ウエッブスター・ヤング、唯一のリーダー・アルバムであります。
ヤングは、かなりマイルスに傾倒しているのではないかと思わせるトランペットを吹きます。でも、マイルスとはやっぱり違うんだなぁ・・・・
あまり、表舞台に躍り出るといったトランペッターでもありませんでしたので、正直、印象の薄いジャズメンです。
でも、このたった一枚のリーダー・アルバムが、今日みたいに疲れたときに、ボーッと聴いているのには、とても心地よい一枚に仕上がっています。
この演奏を聴いて、ビーリーが頭に浮かんでくるかどうかは、実際に聴いて確かめてください。

FOR LADY / WEBSTER YOUNG
1957年6月14日録音
WEBSTER YOUNG(cor) PAUL QUINICHETTE(ts) MAL WALDRON(p) JOE PUMA(g) EARL MAY(b) ED THIGPEN(ds)
1.THE LADY
2.GOD BLESS THE CHILD
3.MOANIN' LOW
4.GOOD MORNING HEARTACHE
5.DON'T EXPLAIN
6.STRANGE FRUIT