JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

もらい物バンザイ!

2006年04月23日 | y-その他


昨日一日おとなしくしていたおかげか、風邪もなんとか回復に向かい、午後からは、初鰹でも仕入れようと魚屋へ、そこそこの鰹も手に入れ、今度は散歩へと出かけました。


土筆の群れの中で、「タンポポもいるぞ!」と頑張っている姿を眺めていると、突然、犬に吠えられてしまいました。
土手をまじまじと見つめ、あげくのはてに写真まで撮っている怪しいオヤジに、彼は警戒したのでありましょう。
「なに吠えてんの!」と飼い主さん、見ればイケメンの二十代後半とおぼしき、好青年ではありませんか。


「犬のお散歩ですか?」
「ええ、嫁に煙たがられたものですから」
こんな、イケメンの旦那を犬と追い出す奥様は、さぞかしお美しい方でございましょう。

そんなこんなで、自宅へ帰ると、我が家はもらい物の山
「かどの○○さんが、わらびを持ってきてくれたかと思ったら、裏の△△さんにウニの貝焼きまでいただいちゃった。」
「なになに?初鰹にわらび?しかもウニの貝焼きまでオマケについている、こりぁ日本酒が無いとはじまんないなぁ」
(ウニの貝焼きとは、大きめの蛤の殻に、ウニが山盛りに詰め込まれ、蒸し焼きにしたもの、近海物だといい値段がします。)
あいにく、我が家は日本酒切れ、
「いってきま~す!!!!」
『真澄の純米吟醸』2本を仕入れてまいりました。
なんとも贅沢な夕食でありましたことか、いつの間にか風邪をひいていたことなど忘れてしまいました。


ここで問題です。ここに写るは、今現在の我が家の所有アルコールであります(ビールは別ですが)が、このアルコール類、はたして何日もつでありましょうか?
ちなみに、本日『真澄の純米吟醸』一本は、きれいに無くなってしまいました。

さて、今日はそこそこに酔いも回っているので、久しぶりにボーカルを聴いてみることに、
モニカ・ゼタールンドとエバンスの共演盤であります。
日本で発売になったのは、70年代になってからです、我が友人が、ヨーロッパ盤を「ほれほれ」と言って、みぜびらかしていたことを思い出します。
セタールンドは、スウェーデンの歌手兼女優さん、たしかに美しい。美しくて歌が上手いというのは、ちょっとばかりシャクにさわりますが、この時期のエバンスのレギュラー・トリオがそのまま伴奏をしているのも、ちょっと不思議な感じがします。

話は、ころっとかわりますけど、最後の曲「IN THE NIGHT TIME」ですが、出だしのところ、「女って、やらしいインコ」と聞こえるのは、私だけでしょうか(笑)
「タモリの空耳アワー」に投稿するほどではありませんかね、やっぱり。

WALTZ FOR DEBBY
1964年8月29日録音
MONICA ZETTERLUND(vo) BILL EVANS(p) CHUCK IRAEL(b) LARRY BUNKER(ds)
1.COME RAIN OR COME SHINE
2.BEAUTIFUL ROSE
3.ONCE UPON A SUMMERTIME
4.SO LONG BIG TIME
5.WALTZ FOR DEBBY
6.CKY TO BE ME
7.SORROW WIND
8.IT COULD HAPPEN TO YOU
9.SOME OTHER TIME
10.IN THE NIGHT