JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

たまには風邪もいいもんだ

2006年04月22日 | a-c


風邪で一日寝ているというのも、できそうでできない仕業であります。それでも、さすがに今日は用事を言いつけられることもなく、寝たり、本を読んだり、レコード聴いたりと、のんびり過ごすことができました。たまには風邪もいいかもしんない。

今日から読み始めたのは、JAMES GAVIN著・鈴木玲子訳「終わりなき闇 ~チェット・ベイカーのすべて~」という、けっこう読むのに時間がかかりそうな本です。
今日紹介する「CHET BAKER & CREW」の録音あたりまで、読み進めました。


あらためて、同アルバムを聴き直し、ダウンビート誌にナット・ヘントフ氏がよせた「ベイカーに新たな『男らしさ』が加わって、かぼそい頼りなさが減少して喜ばしい。~これこそベイカーのベスト・アルバムだ」との評を、確認してみました。
曲は、すべてニューヨークのミュージシャン達のオリジナル作品ばかりを取り上げ、かぼそさは確かにないし、ボビー・ティモンズもホット・ホットってな感じです。
だけど、ベイカーがなんだかマイルスっぽい・・・・・・

さて、細かい文字を読むのも疲れてきたので、一眠り。
目が覚めると、もう夕刻でありました。
「う~ん、のどが渇いた」
「夕食どうする?」

食欲がありません。・・・・・というか、ここにいたって、まだ酒が飲みたい。
「昨日は、完全休肝日だったし、少しは飲んでも風邪に影響ないでしょ」
と、サラダとソーセージのつまみをチャチャっと作り、いただきましたフォア・ローゼス。風邪をひいていても、こうゆう時は体が動くんですね(不思議だぁ)。




「いつものように飲んじゃダメだよ!いちおう風邪っぴきなんだから!」
「ラジャー!!」

CHET BAKER & CREW
1956年7月24,25,31日録音
CHET BAKER(tp) PHIL URSO(ts -1/7) BOBBY TIMMONS(p) JIMMY BOND(b) PETER LITTMAN(ds) BILL LOUGHBROUGH(timp -7)
1. TO MICKEY'S MEMORY
2. SLIGHTLY ABOVE MODERATE
3. HALEMA
4. REVELATION
5. SOMETHING FOR LIZA
6. LUCIUS LU
7. WORRYIN' THE LIFE OUT OF ME
8. MEDIUM ROCK