JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

黄昏仲間

2006年04月19日 | a-c


今日は仕事で茨城県の五浦まで行ってきました。
ここまで来たら、横山大観が愛した海岸を眺めてこようと、高台に登ってみましたが、空の雲が海岸まで降りているようなどんよりとした雰囲気。
ともかくは、六角堂の写真を撮ってきてみました。


どうも、こういうどんよりとした空模様の時は、生き物たちも黄昏れてしまうのか、沼の亀君が岩の上で首を伸ばしています。
鴨までもが、人のことなど気にもとめずに、水を飲んでいるし、なんだか私まで黄昏れてしまいそう。




もう桜も散りかけた北茨城、ふと見上げると、なんだかピンクと白が入り交じった可愛い桜が咲いていました。
「なんと、可愛いお花さんだこと・・・・・・・・・」 
いかんいかん、本当に昼真っから黄昏れてしまいそうです。


五浦漁港で、車を降り、大きく深呼吸
「おう!カモメが、リターン・トウ・フォー・エバー」(笑)
「さすがに、カモメは黄昏れちゃいないか」




いえいえ、そんなことはありませんでした。漁船のマストにたたずむカモメを発見。
「このまま、港を眺めていたら、ほんと仕事に支障が出ちゃうね」
なんとか、現実の世界に帰還した私でした。

さて、今日の1枚は、ソニー・クリスにしてみました。
4曲目の「CALIFORNIA SCREAMIN'」での、クリスとホーズの掛け合いも好きなのですが、5曲目の「CRY ME A RIVER」が、なんとも私は好きです。
これを聴いていると、お酒がすすんでしまう。
日本酒は駄目ですね、やっぱりロック・グラスを1人かたむける、そんな雰囲気でしょうか。
いかーん!今日も飲んでしまいそう。

I'LL CATCH THE SUN ! /SONNY CRISS
1969年1月20日録音
SONNY CRISS(as) HAMPTON HAWES(p) MONTY BUDWIG(b) SHELLY MANNE(ds)
1.DON'T RAIN ON MY PARADE
2.BLUE SUNSET
3.I THOUGHT ABOUT YOU
4.CALIFORNIA SCREAMIN'
5.CRY ME A RIVER
6.I'LL CATCH THE SUN

追伸、
このアルバム全体が、「ロック・グラスを1人でかたむける」のに適しているかというと、そうでもありません。
しいていえば、2曲目は、「きったねー、ババァがやっている場末のバー」、5曲目は「2曲目より、カッコイイ、バー」、それ以外の曲は、「ロック・グラスを1人でかたむける」には、あまり適さないかもしれません。
これは、あくまで私感ですけど(笑)