JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

相傘の水溜まり

2006年04月18日 | v-x


今週はできるかぎりおとなしくしようと、今日もネオンの誘惑をなんとか切り抜け、そこそこ早い時間に帰宅しました。
それにしても、ジャイアンツはどうしちゃったのでしょうか? ともかく母の機嫌がよいのはなによりであります。今週末の阪神戦あたりが一つの山場なのかな?

さて、最近は昼間からイチャイチャしながら歩いているカップルが、あたりまえの世の中になってしまいました。まして春ともなれば、急増するのがこのやから
陽気に誘われ、同僚といっしょに、公園でコンビニ弁当を食べていると、居るわ居るわ。中年のやっかみには違いありませんが、後ろから頭をひっぱたいてやりたいようなヤツらばかりです。

「バブさん、ひとが気持ちよく昼飯を楽しんでいるんだから、その間だけでも、あいつらどうにかなりませんかね」と同僚、同感でありますが
「まあ、『相傘の水溜まり』に、なるのもしのびないしね」
「何ですか『相傘の水溜まり』って?」

 相傘の中を隔てる水溜まり
相合傘で、連れ立って歩いている男女の邪魔をするのは、水溜まり。ほんのちょっとだけ離れるだけなのに、その水溜まりが無性に難い、という話。

「『水溜まり』になっちゃうと、ほんのちょっとのことなのに、へんに逆恨みされたりしちゃうから、おまえだって、ベタベタしていた時期もあったんだろ?まあ我慢しようや」

若者よ、おじさん達も『相傘の水溜まり』のような野暮はしないように気をつけるから、少しだけ時間と場所を考えてみてはくれんだろうか? 
(いずれは冷める恋とも知らずに、せいぜい春を満喫しなさいよってか、トホホ)

しばらく、更新をさぼっていたHP、今日久々に「ジャズ四方山話」と「酒話」を更新しましたので、よろしければご覧下さい。
その「ジャズ四方山話」で、マル・ウォルドロンのピアノ・ソロを聴きに行き、途中で寝てしまった話を書きました。マルにはたいへん申し訳ないことをしたということで、今日は「MAL-1」の紹介です。
プレスティッジの4連作第1弾、マル初リーダー・アルバムがこれです。
当時、マルは、ジジ・クライスといっしょに音楽活動をすでに行っていたこともあり、二人の相性は、ピッタリです。私が、4連作の中でも、どれが勧めかと訊かれれば、間違いなく、この「MAL-1」を1番にあげると思います。(「MAL-2」には、コルトレーンが付き合っているから、そっち  なんてせこいことは言いません。)
「マルさん、このアルバムを聴いている間は、居眠りはいたしません。ごめんなさい」

MAL-1 / MAL WALDRON
1956年11月9日録音
MAL WALDRON(p) IDREES SULIEMAN(tp) GIGI GRYCE(as) JULIAN EUELL(b) ARTHUR EDGEHILL(ds)
1.STABLEMATES
2.YESTERDAYS
3.TRANSFIGURATION
4.BUD STUDY
5.DEE'S DILEMMA
6.SHOME