昨晩は、一昨日の海での昼食話でも更新しようかと、酒も飲まずに自宅におりましたが、夜の9時をまわってから携帯が
「バブ君、私、誰だかわかる?」 と女性の声
電話番号も登録外のものだし、自慢じゃないけど声だけで女性を判別できるほど耳も良くありません。
「あたし、Fだよ」 彼女は、中学校の同級生、
先日、我が友人、S君を30年ぶりに横浜に引っ張り出して、飲み会をやったという、以前ここでも紹介した彼女であります。
「バブ君、今、○×で飲んでるんだけど、出てこない?」
今日は、地元で同級生4人が飲んでいるとのこと、先日のS君に引き続き、私の顔も30年ぶりにみたいというのです。同級会とかそういったたぐいのものが苦手な私、彼女たちには、まったくの不義理を通しておりました。
「今日は、4人だけだから、いいでしょ?」
(彼女は、大勢での同級会のような飲み方が、私は苦手だと判断したようです。)
こうなれば、行かずばなるまいと、意を決し、30年ぶりに彼女たちへ会いに出かけました。
Fさんも、N君も、Mさんも、A君も、歳はとったものの面影そのままで、一番の変貌をとげたのは、この私でありました。
「うわぁ~~ひさしぶり~~!!」
なにしろ、30年以上あっていなかった相手ですから、何を話せばよいものやらとも思いました。でも、いざ飲み始めてみれば懐かしい話ばかりです。
「バブは、絵が上手かったよなぁ」
「えっ?オレが???????」
全員が「そうそう」と答えます。
なんと、私は絵が上手かったらしいのです。(本人はまったく自覚無し)
なんだなんだ? もっとはやくその事に気がついていれば、私は、もっとクリエイティブなことを、やっていたかもしれない。(ナイナイ)
「そういえば、高校1年の時、Fの家に夜中遊びに行ったことがあったなぁ」と私、
「そうそう、悪ガキ3人で、人の家の窓ガラスに小石ぶつけて呼び出して」
「そういや、あん時、オレ、おまえと2段ベットでいっしょに寝た覚えがあんだよなぁ」
「2段ベットなんて、よく憶えてんね。そんでも私には、何の興味も無かったのよね」
「はい」
まずは、楽しい思い出話でした。
不義理な私を、飲み会に誘っていただき、みんな、本当にありがとうね。
物持ちの良い母が、しっかり卒業アルバムを保管しておりました。この場に4人の懐かしい写真を、掲載することをお許し下さい。(犯罪者の写真風にしてみました..笑)
さて、今日は、懐かしさにかられ、ウイントン・ケリーの「枯葉」にしてみました。春なのに「枯葉」というのもなんなのですが、なんと中学3年生の時に買ったアルバムであります。
この時は、ケリーのビー・ジェイ盤三大作の一枚、なんて事は、まったく関係なく、たんに「枯葉」を知っていたから、という理由で買ったのだと思います。
当時の日本版には、「枯葉」の別テイクと、「風と共に去りぬ」「W.K.ブルース」が、オマケで入っているというお得盤でしたが、今日は紙ジャケCD盤で紹介します。
なんともムーディーな「MAKE THE MAN LOVE ME」「LOVE I'VE FOUND YOU」が、私はとても好きで、中学校の時、「大好きなAさんと、二人っきりで聴いてみたい」なる妄想をいだいたこともありました。(笑)
WYNTON KELLY !
1961年7月20,21日録音
WYNTON KELLY(p) PAUL CHAMBERS(b)[2-5,7-9] SAM JONES(b)[1,6] JIMMY COBB(ds)
1.COME RAIN OR COME SHINE
2.MAKE THE MAN LOVE ME
3.AUTUMN LEAVES
4.SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
5.JOE'S AVENUE
6.SASSY
7.LOVE I'VE FOOUND YOU
8.GONE WITH THE WIND
9.SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
追伸、
こりもせず「ジャズ四方山話」を更新いたしました。よろしければご覧下さい。