JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

珍しくお勧め

2005年11月30日 | m-o

                

本日、外装工事無事終了いたしました。確認しようと真っ直ぐ帰宅しましたが暗くて確認できず(当たり前の話ですが)明日の朝の楽しみとしましょう。

昨晩の酒量が足りなかったのか午前3時半頃、目が覚め眠れなくなってしまいました。4時になった時点で寝るのをあきらめ、ネットを覗いていると「最近は、ジャズを絵で表現する活動を通じて、ジャズをもっと身近に感じられるお手伝いができれば…と思っています。」とおっしゃるAkiraさんの「JAZZ unlimited」というサイトにぶち当たりました。
ジャズ関係のサイトは、ときおりいろんな所を覗くようにしていますが、こちらのサイトにお邪魔したのは今回が初めて、なかなか素敵なサイトなんですよ。

レコード・プレビューやジャズの歴史的内容のサイトなどは、比較的多いですよね。
こちらのサイトも一部レビューもあるのですが、文章がとてもお上手で、ジャズ・エッセイ「スケッチ・オブ・ジャズ」なんて、ついつい読み入ってしまいました。
ヘンな時間に目を覚ました私をこのサイトが救ってくれたのであります。

リンクのページを覗くと、リンク自由の文字、今日HPを更新予定であったので、さっそくリンクを張らしていただきました。

ジャズ・エッセイ「スケッチ・オブ・ジャズ」の「ジャズって何?」の中で
「例えば私は、音楽を演奏せず、聴くだけの人種だ。
日常ジャズばっかり聴いているわけではないのだが、それでも持ってるCDの9割はジャズだ。
それは、あくまで嗜好の問題であり、それほど深刻に考える必要はないにせよ、
ジャズ至上主義が、私の中にもあるのかも知れない。
例えば、同じぐらい興味のあるジャズとロックのCDが売っていて、持ち金が一枚分しかないとき、
迷わずジャズのCDを買うからだ。」という一文がありました。

これは、ジャズを聴くだけの人と演奏もする人の立場の違いといった内容から発展したお話でしたが、これに対比して「あれはジャズじゃない」の心理に結びつけるくだり、同感であり耳の痛いお話しでありました。

みなさんもお時間がありましたら、ぜひ遊びにいらしてみて下さい。お勧めのサイトです。

さて、今日、紹介のアルバムですが、先日感激した「THELONIOUS MONK QUARTET with JOHN COLTRANE at CARNEGIE HALL」の翌年、ファイヴ・スポットでのモンク・クインテットのライブ盤です。
この時の録音は、「MISTERIOSO」とこの「THELONIOUS IN ACTION」の2枚に分けられ、リリースされたのですが、コルトレーンからジョニー・グリフィンにテナー・サックスが代わっての演奏です。
「THELONIOUS MONK QUARTET with JOHN COLTRANE at CARNEGIE HALL」の発売で、今までは、比較が難しかった2つのクインテットのライブ演奏を聴き比べることができました。
今までは、ジョニー・グリフィンがモンクにあわせて頑張ってるなぁという感じで聴いていたこのアルバムですが、コルトレーンとモンクの演奏を聴いた後だと、何故かモンクが他のメンバーにあわせているなぁと感じてしまう、そんな私はヘンでしょうか?

THELONIOUS IN ACTION
1958年7月9日,8月7日録音
THELONIOUS MONK(p) JOHNNY GRIFFIN(ts) AHMED ABDUL MALIK(b) ROY HAYNES(ds)
1.LIGHT BLUE
2.COMING ON THE HUDSON
3.RHYTHM-A-NING
4.EPISTROPHY(theme)
5.BLUE MONK
6.EVIDENCE
7.EPISTROPHY(theme)