JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

音楽だけでもムーディーに

2005年11月29日 | p-r

           

今晩は、ずいぶんと冷えてまいりました。
おもてで飲むのを我慢し、自宅で温々しながら飲んでいます。

さ~て、クリスマスまで1ヶ月をきり、どこへ行ってもクリスマス・ソングが流れていますが、ジャズっぽいクリスマス・ソングもいろんな所で聴くことができます。

ジャズのクリスマス・ソングというのもけっこう数がありますが、アルバムに分散していたり、アルバムになってなかったり、たとえばマイルスの「ブルー・クリスマス」なんかは、他に入っていないので「ジングルベル・ジャズ」なんていうオムニバス・アルバムをわざわざ買ったという人もいるかもしれません。
(この「ブルー・クリスマス」が、まぁ本当にブルーな演奏で、とてもクリスマスのBGMには使えるしろもんではありませんが)

ジャズであれ何であれ、シチュエーションにあったクリスマス・ソングというものが、ベターですよね。
「彼女と二人、ろうそくの光の中でワインで乾杯」なんてときに、泉谷しげるの「赤い花のトナカイ」がかかったりしてたら(ぜったいそんなことはないでしょうけど)だいなしであります。

ジャズであればムーディーだろう、なんて思うとそうとも限らない、いろんな、クリスマス・ソングを聴いて、ぜひ、今年のクリスマスにあったBGMを探してみて下さい。
HPに何枚かオムニバスも含め、アルバムを紹介してみました。その他にも先ほどの「ジングルベル・ジャズ」だとか、ナット・キング・コールやウイントン・マルサレスやダイアナ・クラールやらビッグ・バンドだって、様々なものがありますので、ご試聴あれ。

「クリスマス・ソング」にこだわらないという手もありますよね。
たとえば、一昨日紹介した「THE QUINTESSENCE / QUINCY JONES」の2曲目、「ROBOT PORTRAIT」なんてのもなかなか雰囲気ありますし、「星に願いを」とか「オーバー・ザ・レインボー」とか「ダニー・ボーイ」なんかも演奏によってはとてもムーディーではないですか。

個人的願望を言わせていただければ、娘がアルトで「THE CHRISTMAS SONG」を吹いてる姿を見ながら、バーボンをゆっくり飲んでみたい。(あーかなわぬ夢だぁー!)

まぁ、いまさらクリスマスだからといって、ムーディーな音楽を聴きながら、グラスを傾ける相手もいないし、仮にいたとしても、客観的にみて私じゃあねぇ
だから関係無いっちゃ関係ない話なんですけどね。(トホホ)

さて、今日のアルバムですが、私にしては最近のアルバムです。もちろんクリスマス・ソング集でありますが、3曲目の「WHITE CHRISTMAS」、「彼女と二人、ろうそくの光の中でワインで乾杯」のBGMには、ピッタリだと思いますよ。

JOE PASS : SIX-STRING SANTA
1992年録音
JOE PASS(g) JOH PISANO(g) JIM HUGHART(b) COLIN BAILEY(ds)
1.LET IT SNOW! LET IT SNOW! LET IT SNOW!
2.(There's No Place Like) HOME FOR THE HOLIDAYS
3.WHITE CHRISTMAS
4.GOD REST YE MERRY GENTLEMEN
5.O CHRISTMAS TREE
6.ANGELS WE HAVE HEARD ON HIGH/JOY TO THE WORLD
7.HAPPY HOLIDAY BIUES
8.IT CAME UPON A MIDNIGHT CLEAR
9.SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN
10.HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
11.WINTER WONDERLAND