JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

十一月に五月蠅

2005年11月02日 | d-f

まさに天高き空、昨日今日と青く澄みきった空、気持ちがよいものです。
一昨晩、HP作りで寝不足気味だったのでしょうか、夕刻より頭痛が
「バブさん、今日行くでしょ?」
右手でグイッとの仕草付で誘われたのですが、グッとこらえて帰ってまいりました。ビールでバファリンを一錠のみ、今、チーズをあてに、本日調達したバーボンをいただいております、断った意味があったのかどうか?

さて、先ほど、グラスとチーズを持って趣味部屋へ来たのですが、
ブ~~~~~~ン
「おや?」
ブ~~~~~~ン..........ブ~~~~~~ン
なんと、こんな季節に一匹の蠅が入り込んでいるではないですか
昼の陽気に誘われたのか?はたまたアルコールの臭いに釣られた飲兵衛蠅か?
春も夏もお姿を拝見しなかったのに、季節はずれのご訪問、歓迎したいのはやまやまですが、なにぶんにもうるさいお客様で、今、丁重におひきとりいただきました。

そういえば、「うるさい」を漢字で書くと「煩い」とも書きますが「五月蠅い」とも書きますね、まさに今日の珍客は十一月にもかかわらず「五月蠅い」お客様でした。それにしても「五月蠅い」とは、「むしむしする季節に蠅が騒ぎまわる」言い得て妙であります。

ところで、「うるさい」の語源って知ってます?
またまた、日本神話に基づく言葉らしく、古代から使われていた言葉だそうです。
天孫が高天原から地上を覗くと、無数の悪神がいてうるさいありさまだったそうで、「うるさい」は、「うらさし」がなまったもの、「うら」は「心」、「さし」は「狭し」、つまり「うらさし」は、心が狭くなってしまうことらしいです。
つまり、気持ちにゆとりが無くなりイライラしてしまう、周りの人間をそうしてしまうのが「うるさいヤツ」ということになるわけですね。

さぁ、「五月蠅い」客もお帰りになったことですし、ジャズでも聴きながら、一杯飲んで、休日前夜を楽しみましょうか。
まずは、ギター・トリオといきましょう、名盤ですよ。

THE SWINGING GUITAR / TAL FARLOW
1956年5月31日録音
TAL FARLOW(g) EDDIE COSTA(p) VINNIE BURKE(ds)
1.TAKING A CHANCE ON LOVE
2.YARDBIRD SUITE
3.YOU STEPPED OUT OF A DREAM
4.THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME
5.LIKE SOMEONE IN LOVE
6.METEOR
7.I LOVE YOU