JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ビリ!イタ!イヤ!

2005年11月24日 | g-i

                

私の住んでいる地域は、冬場はほぼ毎日晴れ、毎日が乾燥注意報であります。今頃から春先まで、車を降りるときに一番注意するのが、あの「ビリビリ」ってヤツ、
今日も暖かなよい一日でしたが、何度となくあの「ビリビリ」に悩まされました。

歳を取ってくると乾燥も進むんでしょうかね、若い頃はこんなにも「ビリビリ」がひどくなかったような気もするのですが。体はじゅうぶん水ぶくれのはずなのに肌は反比例でしょうか?(笑)
「苦肉の策」で、静電気防止のキーホルダーをもったり、防止マットにしてみたり、結局は、降りるときにドアの金属部分をさわりながら降りる方法が一番効果があるみたいですけど、ともかくあの「ビリビリ」は、気持ちのよいものではありません。

ここで、国語のお勉強です。「苦肉の策」とは、そもそも自分の肉体を苦しめ、傷つけ、敵の目をあざむく謀略のことを言う言葉で、これが窮地を脱するための苦しまぎれの策という意味になったそうです、そういった意味からすると私の取った策は、けして「苦肉の策」とまで呼べぬ、「愚策」であったわけですね。(はははハハハハ....)
いや?まてよ、「ビリビリ」で体を苦しめているということは.......まあ、どうでもいいんですけどね。

さて今日はベニー・ゴルソンです。ゴルソンというとジャズ・メッセンジャーズやジャズテットということになるかもしれませんが、ニュー・ジャズ吹き込み第一作のこの「GONE WITH GOLSON 」も、彼の代表作の一つでしょう。
ゴルソン・ハーモニーと呼ばれた暖かなサウンドは、このアルバムもまた、安心して聴ける一枚に仕上げています。この季節、いろんな「枯葉」演奏を耳にするかもしれませんが、このアルバムの「枯葉」もなかなかですよ。
ゴルソン、フラー、二人がジャズの名コンビであることを再確認出来るアルバムです。

GONE WITH GOLSON / BENNY GOLSON
1959年6月20日録音
CURTIS FULLER (tb) BENNY GOLSON (ts) RAY BRYANT (p)  TOM BRYANT (b) AL HAREWOOD (ds)
1.STACCATO SWING 
2.AUTUMN LEAVES 
3.SOUL ME
4.BLUES AFTER DARK
5.JAM FOR BOBBIE