JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

進歩無き解禁

2005年11月18日 | m-o

                          

昨日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日、以前にもお話ししたコンビニのオーナーをしているM氏から、一本買うのが恒例のようになってしまいました。
友人S君と夕刻待ち合わせをし、彼のコンビニに
「2件ほど(ボジョレー・ヌーヴォーを)届けるところがあるんだけど、その後ちょっと行こう」 これは、飲みに行こうというお誘いであります。
「そりぁもう、お届けのお手伝いもいたしますよ」

2件目のお届けは、よく知った飲み屋さん、飲み屋さんといってもフレンチシェフの経験があるマスターが、洒落た料理をさりげなく出してくれる、カウンターのみのなかなかのお店であります。
するとマスターが
「せっかく持ってきてくれたんだから、みんなで味見をしよう」
との嬉しいご提案。
自分で買ったボトルを開けずに、ヌーヴォーをいただけることとなりました。
「さすがマスター、料理が合うねぇ」
一皿に何品かの料理をのせたプレートが出てまいりましたが、「苺ソースのボイルエビ」、これがワインによく合うんですねぇ、さっそくソースの作り方をきいてまいりました。(よし、休日に試してみよう)

そこそこに良い気分で飲んでいると、一人のお客様が入ってこられました。
「あらま、○△さん」とMさん
○△さんは、ギター奏者で、ギター・アンサンブルの公演や教室を開いておられるとのこと、しばし音楽話で盛り上がり、その後、もう一件のはしご、帰りはやはり午前様でした。

                         

「あれ?まてよ、たしか去年の解禁日も、同じパターンではなかっただろうか?」
と今日もヌーヴォーをいただいておりました。(あらあら、これもまた、去年と同じだわ)
おもえば、まったく進歩無き解禁日であります。

ギター奏者○△さんの演奏を、今度聴かせていただくことになりました。それでというわけでもありませんが、今日はジム・ホールにいたしましょう。
このアルバムが発売された時、どこに行ってもかかるのがB面ばかり、「アランフェス協奏曲」は聞き飽きて、ちょっとうんざりした記憶があります。
私はこのアルバム、A面が聴き所だと今でも思っています。B面しか聴いたことのない人がもしいたら、(そんなこたぁ無いか) そんな方は是非ともA面をお聴き下さい。

CONCIERTO / JIM HALL
1975年4月録音
JIM HALL(g) CHET BAKER(tp) PAUL DESMOND(as) ROLAND HANNA(p) RON CARTER(b) STEVE GADD(ds)
1.YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
2.TWO'S BLUES
3.THE ANSWER IS YES
4.CONCIERTO DE ARANJUEZ