今日、教会に一人の女性から電話がかかってきました。
生活の困りごとの相談だったのですが、
何しろ私にとっては専門外のこと。
一通りお話を聞いて、
私はよくわかりませんが…と、
相談窓口につないで終わりました。
その方は、
「女性牧師」「相談」（だったっけ？）でネット検索して、
うちがヒットしたと。
そういえばこの間も
「お金ない」「食べ物ほしい」で検索したら、
うちの教会がヒットしたと言って、
フードパントリーを申し込まれた人がいました。
最近は、なんでもネット検索するので、
私の名前やうちの教会が検索結果の上位に上がるのは、
歓迎すべきことなのでしょうが、
電話やメールの内容が、
聖書を勉強したいのですが…とか、
教会に行きたいのですが…だったら、
もっと嬉しい(^-^;
そうそう、私が時々訪れている
同志社大学の木原活信先生の公式ブログで紹介されていた、
「ミッションからしだね」で祈られている
「からしだね 援助者のいのり」が
最近、私の心を打った。
援助者としての 間違ったプライドにとらわれず
わからないことを尋ねられたときに「わかりません」と言い
無理な依頼には「できません」と言い切る誠実さを持つことができますように
まわりの人たちから 優れた援助者 良い人だと評価されたい衝動を免れ
媚たり いいかっこうをしたりせず 能力の限界をわきまえ
わたし自身の弱さを つねに自覚することが できますように。
わたしは 傍らに立つ援助者であって 上に立つ保護者では ありません。
相手を 子ども扱いせず ひとりの人格として 尊ぶことができますように。
職場で与えられた立場は 神から一時的に託された 召しの場と 受け止めます。
事業が 神のみこころから外れた方向へと 進みそうになったときに
それを感じ取る敏感さと
たった一人でも 「ちがう」と声をあげる勇気を お与えください。
権力や権威をふりかざして 細かい小さな声を無視し 耳をふさぎ
事の本質に気づこうとしない 怠惰とごまかしから お守りください。
今日一日 専門性（私にとっては聖書の祈り）を身につけることを 怠らず
普通の人の視点を 忘れず
人の痛みや弱さに 寄り添うことのできる あたたかな援助者としてください。
…アーメン
