刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

京都大徳寺 皐盧庵茶舗(茶房)

2021年07月26日 23時30分48秒 | 喫茶,カフェ
京都市北区、大本山大徳寺、塔頭 玉林院前にある茶房。本格的なお茶からテイクアウトできる
ソフトクリームまであるお店である。以前より気にはなっていたがその雰囲気から敷居が高く中々
足が向かなかったが当日意を決して門をくぐった。



和室があり真の茶”を楽しむ空間があるが想像通りの店内ではあったがソファーがある洋室風の部屋
も用意されていて正座がむつかしい来店者にも対応されている。



和室に通され楽にお待ちください”と声をかけてもらえれるが、その凛とした空気に自然と正座に
なる。



店頭に掲示されているおしながき”で注文品のあたりをつけていたので確認のために意外とポップな
おしながきに目を落とす。3000円オーバーの価格もある中、庶民性の高い煎茶を選択、宇治田原産
で1200円、価格の高い安いにかかわらず季節のお菓子が付いてくる。



お茶は店主が目の前で鉄瓶にて入れてくれる、その作業中、凛とした時間が流れる、ゆっくりと
した中にも張り詰めた空気が過ぎていく。。。贅沢な時である。

お願いした宇治田原の煎茶は華やかさはなく鼻に抜ける爽やかな甘みが魅力、親しみやすさと
非日常さが混在した庶民の高級感。気を張らずにいただける逸品である。



季節の和菓子と聞いて1品が小皿に乗る程度と思ったのだが、これだけで商品にできるくらいの
驚きのボリューム。特に桜?饅頭は以外にもバテレンテイスト、バターが効いていて.おかわり
お願いをしたくなってしまった。

確かに外観から感じる敷居の高さや喫茶店のような手ごろな価格ではないが少しの勇気で非日常
の世界に入れるある意味お得な店舗である。ちなみに正座を強制されることなくソファーで楽しむ
こともいいので気軽”との表現は間違っていない。

ますは1歩、そこで待っているもう1つの世界は必ず来訪者を歓迎する。




HP→https://www.kouroan.com/

「京都市北区紫野大徳寺町17-1」


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