刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

直會 撰(京料理/会席料理)

2020年12月19日 21時38分20秒 | 食い物その他系
三条河原町を西へ1本入った場所にある京料理のお店、入口で京野菜などを販売されていて
飲食店舗は奥のほうに散在する。



奥の方へと通されると明るく2Sがなされた和の空間が現れる。時間がまだ早かったせいもあり
某、一番乗りであった。



基本掘りごたつ形式、ひょうたん型のテーブルには小さいながらも竹を配した庭を眺めながらの
飲食ができる。

店頭看板に出ているが「地鶏の親子丼」1200円を注文すようと決め入店を行った。他のおしながき
に「京のぶぶ茶漬け膳」900円があるが、京料理/会席料理のランチとするならかなりリーズナブル
方である。



メインの親子丼に香物。小鉢、赤だしとなる、親子丼は京都らしいつゆだくタイプではなくキッ
チリ固められた硬質タイプというか、とにかく引き締まった親子丼である。
玉子もある程度固まった状態で食感を残しつつ柔らかさも表現されている。



かしわに関して引き締まった美味しさはさすが地鶏ならではで噛むと鶏肉の旨みが爆発するかのよ
うな美味しさがある。某、親子丼を定食屋や和食店のベンチマークとしてきてつゆだくの美味し
さに傾倒していたが硬質タイプの親子丼でここまで質の高い作品を味わうのは久しぶりである。
親子丼の認知も変えていかねばならないと思っている。

1200円の価格は安くはないが京料理のプライドを感じる凛とした親子丼であった。




HP→https://www.naoraisen.com/

「京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町529 」

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