毎日のできごとの反省

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使い捨てされる、小沢一郎

2007-10-16 19:40:20 | 政治

 民主党の小沢党首は、インド洋での補給活動を行うための、テロ措置法に反対した。ところが、一方で、政権を取ったら、アフガニスタンに自衛隊を派遣するとの意見を表明した。アフガニスタン派遣の方が、はるかに危険なのである。

 不思議なことに、これに対して民主党はもちろん、共産党や社民党、あるいは朝日新聞からはブーイングの声は聞こえない。福田総理がそう語ったのなら、これらの勢力は大騒ぎになったであろう。まず福田政権の崩壊であろう。だから、この沈黙は奇妙である。しかも小沢の意見を掲載したのは、なんと極左の総本山の岩波書店の雑誌「世界」である。

 小沢は叩けば埃の出る政治家の代表である。金権政治家の典型である。政党が出した金で買った不動産が、小沢個人の名義になっている不公正が公表されても誰も追及しない。奇妙きてれつとはこのことである。金権批判の朝日も小沢を批判しない。

 このことを、ある新聞は選挙に勝てる豪腕小沢には、反対勢力も文句が言えないと書いた。間違いである。小沢に頼れば、選挙に勝てて政権が取れる可能性が見えてきた。利用すべき状況である。しかし先に挙げた勢力は、小沢の考え方に反対である。

 しかし民主党に巣食う共産主義勢力は、民主党が政権をとるのを待っている。今は小沢に言いたいことを言わせておけばよい。政権を取った瞬間に彼らは本性を現す。考え方のあわない小沢は追放して、共産主義者が政権を取ればよい。そこに社民党と、共産党が大同団結すればよい。共産主義者が自己の主張を隠して他の勢力に巣食って利用するのは歴史的常道である。

 現に次の総選挙には共産党は、全選挙区に候補を立てる方針を撤回する。そうすれば、同士討ちにならないので、民主党が衆議院でも議席を伸ばす。共産党はここまで協力するつもりなのである。もともと無駄な候補を立てていたのだから損はない。

 民主党が政権をとった瞬間に小沢は追放すればよい。金権の塊の小沢には、その材料に満ちている。小沢は醜聞にまみれて引退するのである。小沢が見限られるのは二つのケースがある。それは小沢が衆議院選挙に勝ったとき。反対に、民主党が小沢の力では政権が取れない見通しがついたとき。どちらも小沢は用なしである。いずれにしても、小沢を待っているのは、金権政治家としてのスキャンダルまみれの、政治家追放である。

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