6丁目のつぶやき

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釧網線 無人釧路湿原駅と湿原

2020-08-08 | 旅行

釧路には
仕事でたびたび出張したが
釧路湿原展望台には
行く機会が無かった

テレビのブラタモリで
地形の変遷を知り
行ってみたくなり
釧網線無人駅の釧路湿原駅に降りた
 
駅はログハウス調でトイレも無く
旅日誌が無造作に置いてあり
誰も居ない駅は
幽霊が出そうで寂しい
 
 
本当は釧路湿原ノロッコ号に
乗りたかったが
網走からは発車せず
2両編成のガラガラ気動車だった
 
 
降りたのは私一人
外へ出れば急な階段があり
そこを登り広い道を
右折して登り10分
灌木の林から突然視界が開く
細岡展望台到着
 
眼前に広大な湿原展望だ
 
 
2万年前は陸地でそこへ海水が上昇し
海だったところが
砂に閉じ込められ湾に土砂がたまり
3000年前
ヨシ、ワタスゲ、ハンノキ、等の
草木が次第に生い茂り
現代の様な一大湿地地帯になると
ブラタモリで解説者が言っていた
 
 
 
 
 
残念ながら
雄阿寒岳、雌阿寒岳は
雲にかかり
見られなかったが
雄大な湿原は一望
小さな釧路川の蛇行が所々
沼のように見える
 
遠く微かに
西側の釧路湿原展望台が
点として赤く見え
そこまでは湿地が続き
壮大極まる
湿原の雄大さがわかった
 
 
細岡ネイチャーセンターから
車道を2km程歩いてみたが
エゾシシウド、ヨシの間には
紫のヤナギランが咲いているくらいで
ハクチョウも鹿も見られず
カヌーが沿線沿いの釧路川に
浮かびのどかな湿原だった
 
 
 
 
 
折返し電車に
乗って釧路駅に着いたら
向かいのホームから
釧路湿原ノロッコ号が
走り出し
あわてて撮った
 


 
走り去るノロッコ号を見て
昔、SLが走って
ダルマストーブでイカなど焼いて
雪景色の湿原をのんびり見なが
乗車したことを思い出した
 
 
 
 
コメント (1)
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