6丁目のつぶやき

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チーズ ミモレットの味わい

2020-08-16 | 食品

ミモレットを知ったのは
食通の友人宅で
ご馳走になった時だが
飲みすぎて印象なく
忘れかけていた

小泉総理が
参院で郵政民営化法案が否決され
衆院解散を決意したのを
思い留まらせようと
森氏が官邸に乗り込んだとき
総理が冷蔵庫から出してきたのが
干しからびた一片のチーズと
缶ビール・・・
 
干しからびたチーズを
総理が食べているのかと?
そうだ、確か以前友人の所で
ご馳走になったあの独特の
臭みのあるミモレットか!
 
半径約7cmほどの丸いチーズを
扇状に小さく切り真空パックで
包んだものだった
 
 
 
独特の香りとカボチャ色が気に入り
病みつきになった
早速あちこち探し求め
以後ワインを飲む時は
ミモレットを傍に置いて
悦に入っていたが
買うところが限られていた
 
最近輸入関税が下がり
店頭に並び始めたが
熟成期間で値段に違いがあり
24ヶ月もので
100グラムあたり1800円もする
 
味を確かめなくてはと
6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月と
買って試食してみた
 
 
 
6ヶ月ものは表皮はまだ
白い粉がついた乳色
塩味がこなれてなくしょっぱい
サラダやサンドイッチに入れたら
ミモレットの風味が残らず
やっぱり安くても素材そのまま
食べるのが一番
 
 
12ヶ月ものは表皮がやや白くなり
癖がなく赤ワインや
日本酒が合うが
ミモレットの風味はしっかりと・・・
 
18ヶ月ものは濃縮され
カラスミを食べている様な
熟成された深い味わい
ジューシーな白ワインが合う
 
24ヶ月物は熟成されたのか
表皮は干からびたカバ茶色
塩味がまろやかになり
臭みも独特のものに・・・
かみしめるほど
深みがでてくる逸品で
食べるなら高価でもこれだ
 
年金生活者には
コストパーホォマンスの
安いものでも
リッチな気分だが・・・
 
てな具合で次第に
酔ってくれば
コスパのミモレットで
グビイグビイですね
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント (1)
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