6丁目のつぶやき

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枝豆から茶豆まで

2022-10-26 | 家庭菜園

畑仲間の友人から電話あり
大豆の苗が余ったからと
4葉になった苗を
発泡スチロールにぎっしり詰めて
持って来た

早速ほっとけ農場の
数々の雑草をむしり
適当に有機肥料を入れ
耕運機で耕やかして
畑の体裁を整えた
 
苗を植え始めたが半日かかり
数えたらなんと130苗
腰が病んで天を仰いだ
 
3か月も経つと
雑草と仲良く競争して
ほっとけ農場らしくなり
枝豆より高い
セイタカアワダチソウが
幅を利かす
 
これは日陰になりまずいと
力一杯引き抜くが
苗も一緒に引きずられ
加減に気を使う
 
例年実がつきだすと鹿や鼠に
待ってましたとばかりやられるが
今年は電柵が効いているのか
被害もなく
強風で所々倒された以外
順調に育った
 
枝豆は鈴なりでは無いが
若めの色が瑞々しく
近所配りなどして友好を築き
今宵はビールと
気分良くしてグビィグビィ
 
残った枝豆はそのまま成長させ
周りの山々が紅葉し始めたころ
葉が枯れ落ち
サヤは茶褐色に変り茶豆と・・・
 
 
そろそろ収穫時と
麗らかな晴れた日
畑に風呂用椅子を置き
どかっと座り陽にあたりながら
サヤ取りに余念がない
 
 
粒揃いとはいかないが
ほっとけばこんなものだと
無農薬で栄養バランスは良いはずと
自身に言い聞かせて
腕が痛くなるまで作業する
 
サヤは自宅に持ち帰り
陽にかざせば音をたてて弾け
弾けないのは
踏んだり手で潰したりで
実をだし大豆化する昨今だ
 
 
 
 
他に花豆やとら豆もあり
暇にまかせて無心に
サヤを押し潰して
実を出す快感を味合う
 
 
 
指の指紋は掠れて
薄くなり痛いが
成果品の豆を見ると
なぜかストレス発散と・・・
 
黄昏時
夕日が山のかなたに沈んで
手のひらの茶豆が零れ落ちた
 
 
 
 
 

 
コメント (1)
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