6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

是川石器遺跡から御所野遺跡へ

2021-10-02 | 旅行

快晴、レンタカーを借りて
世界遺産北東北の 是川石器遺跡を訪ねた

八戸郊外までなれない道を迷いながら
たどりつけば
コロナ禍のため資料館は休館
 
 
資料館前の広い芝でおばさん達が
草むしりをしていた
 
 
遺跡の現場を見たいと
聞いたところ親切に教えてくれたが
地元の方言が混じり半分は
聞き取れなかった
 
方向はわかったので
行ってみたが
現地は解説プレートが
あるだけの広大な原っぱ
どこを掘ったのかもわからず・・・
 
 
農家の老婆に聞いたら
ブルドーザーで
2m掘り返すので私の農地は
遠慮してもらっているとの事
 
自分の敷地から出た石器が
家にあるから帰りによりなと・・・
 
ここは多様な施設を伴う貝塚集落で
紀元前1000年から400年頃と
漆塗りの土器、土偶、弓やヤスが
発見され
まだ手付かずな部分があるとの事
 
丘に上がって全体を見渡せば
海が昔はここまであり
採取、漁労、狩猟と定住した人々の
生活が想像され
いにしえの生活が
手にとる様にわかる
ロマンだ
 
帰りに老婆の家に寄らせて頂き
多数の石器類他を
見せてもらったが話好きで
一方的に話し
こちらの付け入る余地はなかった
どうやら広い建物に一人住まいで
寂しかったのでは!
ここにも僻地の高齢者問題があるなと!
 
 
一戸の御所野遺跡はもっと古い
紀元前2500年から2000年の
遺跡があると聞いて向かったが
山をクネクネどんどん登り
たどり着けは臨時休業
 
 
案内板には墓や動物の骨や木の実が
出土したとある
 
森の中に立派な歩道橋が
馬淵川をまたぎ
上から覗けるようになっていたが
閉鎖で行けず・・・
 
 
 
 
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種差海岸の浜小屋

2021-10-02 | 旅行

以前に種差海岸遊歩道を歩き
のどかな天然芝と奇岩、松林の続く
風景に感激したが
その先の浜小屋までは行けなかった

今回はJR八戸線の車窓から
その風景を眺めつつ
無人駅大久喜駅で下車
案内板もなく目見当で浜の方向へ
歩き出した
 
途中度々人に訪ねたが
小首をかしげ
現在使われている浜小屋を教わる始末
振り向けば漁港海岸
 
地元の人にも江戸時代末期に
建てられた国重要有形民俗文化財は
よく認知されてない様だ
 
ようやく探した小学校の隣に
二間半×三間の広さで茅葺の方形屋根は
軒が深くでんと構えて
孤立していた
 
 
 
小屋は外から見るだけだったが
釘は一切使われず縄で縛った茅葺屋根で
漁具置場、修理、一時的な寝泊り
ができるよう囲炉裏を中心に
シンプルな平面と
表示版に記されていた
 
現在のバラック建の倉庫と
違う圧倒的な存在感を示し
時とともに表情が変化して
美しさが増す
建築の素晴らしさを実感できた
 
浜では若者がサーフィンを楽しみ
漁港では漁船が静かに係留され
人の気配は無かったが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
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