6丁目のつぶやき

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苔の見事な勝山白山平泉寺

2019-10-19 | 旅行
昔、白山に登り
山頂手前の白山奥宮にお参りしたが
その系統で 「白山神社平泉寺」の
苔が広くて美しいと聴き
福井えちぜん鉄道に乗り
勝山で下車
あいにくバスは朝晩しか無く
タクシーで下馬大橋の麓まで乗り
そこから登り始める
 
高い木立が生える中
大石を敷き詰めた間に
苔生す一歩道は
日本の道100選で
脇には33番の観音石仏が
まほろばまで続き
次第に神の領域に入って行く
参道にはビッシリ
杉木立と苔が生え
神秘的な雰囲気を感じながら
幅広な精進坂を一直線に登り
一の鳥居
 
その先
御手洗池や八幡神社を得て
二の鳥居をくぐれば
苔生す中に中宮平泉寺の白山神社拝殿
更にその奥に大石垣を登って
梁に見事な龍の彫刻を施した
本社がある
ともかく広大に生える緑の苔には
ジュータンを敷き詰めたような
地面ににいくつもの社が建ち
圧巻と言うか感嘆するしかない
更に登れば楠木正成の墓と
安産の神を祀る三ノ宮を観る
 
その右側には南谷発掘地があり
六千人の坊と8000千人の僧兵が
暮らした屋敷跡が近年発掘され
更に中世の石畳の生活道排水溝
がそのまま残る
その壮大な敷地と
復元の門、土塀
よく区画整理された中に
石垣 井戸やかまど跡等
そのあり様に唖然とする
発掘面積はまだ数パーセントと・・・
一向一揆で
信長の焼き討ちとなったと
聴いたが
ここ平泉寺は僧兵の溜まり場
巨大な宗教都市で
信長がいかに恐れていたかは
その規模でわかる
 
焼け残った杉の大木が
生き証人と天を突いていたが・・・
コメント (3)
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