6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

石狩悲歌

2017-04-07 | 風景
三橋美智也の歌は
どこか都会にない哀愁が漂い
田舎の情景が
心の中に響く叙情歌です

昭和生れの仕事一筋だった
田舎者には
おもわず鼻歌で
疲れを癒していました

 君と歩いた石狩の
   流れの岸の幾曲がり
   思い出ばかり心に続く
   あぁ初恋の遠い日よ

石狩浜へ行ってみましたが・・・



今は
新港ができ
高圧線が張り巡らされ
風車がまわり
タンクが聳え





唄の情景が浮かんできません
釣り人は暇そうに
海辺を見やっていましたが・・・



石狩河口まで行けば
渡し船もなく
ところどころすすきが生え
長い橋が広野に浮かび
岸辺には釣り船が何艘か係留され
ここも悲歌のイメージはありません



汲み上げ式塩化物塩泉の天然温泉ができ
駐車場には多くの車出入りで
日本全国どこも同じ景色です

変わらないのは
はるか遠くの群別岳、暑寒別岳
の真白く化粧した
北方山々の崇高な姿でした

コメント (1)
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