褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 十三人の刺客(2010) 斬って、斬って、斬りまくります

2012年08月18日 | 映画(さ行)
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 超豪華キャストによる、ひたすら娯楽を追及した熱い時代劇。勝手に我が国に侵犯してくる外国人に対して、鉄槌を下せなくて悔しい想いをしている日本男児にお勧めしたい映画が今回紹介する十三人の刺客だ。
 ベテラン、若手、国際派、エロキャラ、アイドル、女好き、韓流嫌い等、非常に多彩な俳優たちが登場するが、その中でもスマップの吾郎ちゃんこと稲垣吾郎の残虐非道な殿様のご乱心振りが非常に印象的だ。

 さてストーリーは、残虐非道の暴君殿様・吾郎ちゃんを日本のために生かしておけぬとばかりに、役所広司をリーダーとする13人の暗殺実行部隊が300人を超える精鋭に守られた吾郎ちゃんを決死の覚悟で討ち取ろうとするミッション・インポッシブルな話

 天下万民の平和のため、そして暴君殿様のために犠牲になって逝った人々の無念を晴らすため、そして手足と舌をチョン切られた名もなき女の姿に怒りを覚えた13人の熱き魂を持った正義の刺客達と、たとえ大馬鹿野郎でも自らの殿様の命を守るために忠義を貫く300人を超える軍団。お互いが信じる武士道を賭けて戦う姿に誰もが感動するはずだ。
 彼らの戦う姿は格好良いのは勿論だが、数々の名台詞シーンはなかなか泣かせる。例えば・・・う~ん、覚えていないのが残念だが、一生に一度ぐらいは言ってみたかった台詞がたくさんあったはずだ。

 
 途中の頭脳合戦的な部分も楽しめるが、やっぱりこの映画の最大の見どころは50分間も費やした13人対300人のブッタ斬りの連続の立ち回りシーン。約1名ほどそこら辺の不良がやっているケンカ殺法を繰り広げているのは少し気になるが、そんなことに不満を感じさせないぐらいの熱いシーンを見る事ができる。特に刺客達が倒れていくシーンは叙情的であり、彼らの大きな見せ場。
 そして個人的に見ていて大きく納得したのが、お年寄り侍は大して傷を負っているわけでは無いのだが、時間が経過していくごとに体力が消耗してフラフラになっていくところ。このようなシーンを見ていると全身全霊を相手にぶつけて戦っているんだなあ~感じることが出来る。

 本当に全く手抜きを感じることが無く、ちょっと笑える場面が実はあったりする十三人の刺客を紹介します

十三人の刺客 豪華版(2枚組) [DVD]
役所広司,山田孝之,伊勢谷友介,伊原剛志,松方弘樹
東宝


十三人の刺客<Blu-ray>通常版
役所広司,山田孝之,伊勢谷友介,伊原剛志,松方弘樹
東宝


 舞台は江戸時代末期。残虐非道の暴虐を繰り返す明石藩主の松平斉韶(稲垣吾郎)だったが、彼は将軍の異母弟ということもあり、幕府の要職に就く役人たちは手を降せないでいた。しかも、斉韶(稲垣吾郎)は近々日本の政を行う幕府の要職である老中に就くことが決定していた。
 斉韶(稲垣吾郎)が老中に就くことは天下万民の平和のためにならないことを悟っている老中・土井利位(平幹二郎)は部下の島田新左衛門(役所広司)に斉韶(稲垣吾郎)暗殺を密かに指示。

 新左衛門(役所広司)は腕利きの部下や浪人を13人集めて、彼らは決死の覚悟で300人以上の兵士に守られた斉韶(稲垣吾郎)を討ち取ろうとするが・・・果たして斉韶(稲垣吾郎)を討つことができるのか、誰が生き残るのか、ぜひ映画を観てください



 監督はバイオレンス描写に定評のある三池崇史監督。実はこの監督の映画を観るのは今回が初めて。クエンティン・タランティーノ監督が彼の事を褒めていたことぐらいしか知らないですし、彼のお勧め作品を逆に訊きたいぐらいです

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