褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 七夕賞予想 忘れてた!

2010年07月10日 | 競馬予想
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 今年は非常に重大な事を忘れていた7月7日が過ぎていた毎年7月7日は七夕の日で短冊に願い事をするのだけれど、今年は忘れてしまったいた
 今、七夕賞の予想を考える時に願い事を書くのを忘れていた事に気付いてしまった
 遅まきながら今年の願い事は家族が健康でありますように
 それはそうと、今回の七夕賞のメンバーを見ていると、レベルの低いメンバーが揃ったね
 昔の名前で出走しているような高齢馬や、休養明けの馬とか、安定して能力を発揮出来ない馬とか頼りにならない馬ばかり
 しかもハンデ戦だから尚更難しいここは大荒れ期待だけれど、いくら大荒れ期待でも殆ど終わってしまっている馬もいるから、穴狙いでそのような馬をマークしてしまうような無駄な馬券だけは買わないようにしないといけない
 メンバーを見ていると、結構前の方に行きたい馬が揃った感じがするフサイチアウステル、ニルヴァーナ、サンライズベガ、イケドラゴン、マイネルグラシューあたりが逃げ候補
 何が何でも逃げにこだわるという馬はいないけれど、これだけ先行したい馬がいれば差し馬の台頭に期待したくなる
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 12 トウショウシロッコ
 ○ 13 サニーサンデー
 ▲  5 ニルヴァーナ
 ▲ 10 バトルバニヤン
 △  7 アルコセニョーラ
 △  8 ドモナラズ
 △ 11 イケドラゴン
 ×  3 ダイワジェンヌ
 ×  6 ホッコーパドゥシャ

 僕の本命は12番のトウショウシロッコ(画像)を挙げる
 このメンバー的に実力的に、そして安定感を考えるとこの馬が総合的に他の馬をリードしていると思う休養明けも苦にしないし、ペースが速くなりそうな今回はこの馬の一瞬の差し足を活かすチャンスだ
 しかし、善戦マンなのが三連単の本命にするのが少し不安だ三連複の軸ならこの馬で自信があるけれどね
 しかし、この頼りない馬ばかりなら今回は勝ち切って欲しいね

 対抗には13番のサニーサンデーを挙げる
 福島コースは得意で、休養明けも苦にしないしかし、この馬は折り合いに問題がある本命にはしにくいタイプの馬だあんまりペースが遅くなるのも辛い馬だが、今回は早めのペースをしぶとく追走して抜け出すこの馬の勝ちパターンになる可能性はある斤量の54キロも恵まれている
 しかし、距離の2,000Mに折り合いに問題があるだけに不安だ対抗○評価がピッタリの馬だと思う

 単穴には2頭挙げるここは福島TVオープンで勝ち争いをした2頭を挙げるべきだろう
 まずは5番のニルヴァーナを挙げる前走で控えるレースに進境を見せただけに今回は期待したい1頭だしかし、この馬は末脚勝負では不利な馬だけに前走のように早め先頭に立つレースを今回も期待したいけれど、今回は先行タイプの馬が多いだけに上手くいくかどうかしかし、斤量の54キロは恵まれた勝つチャンスある

 次に前走は鮮やかな勝利を挙げた10番のバトルバニヤン
 ちょっと前走で強い勝ち方をしたために斤量の57キロはかなり背負わされたしかし、前走は休養後のレースだったこともあり多少の上積みは考えておかなくてはいけない前走の内容なら当然今回も勝つチャンスあり

 それでは勝つのは厳しいが2着ならありそうな馬を挙げよう
 まずは7番のアルコセニョーラを挙げる夏は牝馬という格言があるが、そういう意味では福島コースが得意のこの馬は馬券対象内に入れなければならない
 最後方からのレース運びになりそうだが、展開的には嵌る可能性はあるハンデも手頃だし、2着にはマークしておきたい

 次に8番のドモナラズを挙げるハンデ戦を考えると52キロで出走してくるこの馬に注意は必要だろう前走は勝ち馬には差を付けられたが、その前走から斤量が4キロ軽くなるのはこの馬にとって大きなプラス材料2着にマークする必要はある

 次に11番のイケドラゴンを挙げる前走のGⅡレースである目黒記念を2着に粘った内容はちょっと評価の難しいところしかし、その前走がレベルが低かったにしても今回の52キロという斤量は恵まれすぎしかし、今回も逃げたいと思うけれど流石に前走のような楽な逃げは許してもらえないしかし、絶対に逃げないといけない馬ではないだけに斤量の52キロを考えると2着にはマーク

 それでは三連単の端っこ(3着)にマークする必要のある馬を挙げよう
 まずは3番のダイワジャンヌを挙げる基本的に前走を勝っている馬は3着に押さえるべきしかし、今回は連闘というのが少し不安だが3着なら来ても驚けない

 次に6番のホッコーパドゥシャを挙げる前年のサマーシリーズ2000の覇者叩き良化タイプなだけに休養明けは不安だが、その実績に敬意を表して3着にはマークが必要だろう

買い目 三連単フォーメーション
 1着 12
 2着  5、7、8、10、11、13
 3着  3、5、6、7、8、10、11、13

買い目 三連単フォーメーション
 1着 5、10、13
 2着 12
 3着 3、5、6、7、8、10、11、13

買い目 三連単フォーメーション
 1着 13
 2着 5、7、8、10、11
 3着 12                     合計 68点

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競馬 ラジオNIKKEI賞反省 僕の本命馬が大外から突っ込んできた~

2010年07月09日 | 競馬予想結果
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 今回のラジオNIKKEI賞の予想は、予想は簡単だったけれど・・・結果が伴わないのが悲しい現実
 しかし、社会の厳しさは競馬の予想と似ているところがあるそれはいくら会社に勤めている人が普段は頑張って営業をしていますと言っても、売上が結果としてノルマを達成できないようでは、その人の評価は当然ながら上がらない
 野球選手やサッカー選手にしても普段は一生懸命に練習していますと言っても、試合で活躍して結果を出さなければ選手の評価は上がらない
 僕は競馬の予想をしながら、厳しい現実を痛感している今日この頃です
 しかし、重賞を勝つイメージのあまりない柴田善臣ジョッキー(画像)が、宝塚記念に続いて2週連続で重賞を制覇するとは
 しかし、レース自体はゆったりした流れになりそうだったけれど、途中からトゥーザグローリーが完全に折り合いを欠いて、後方待機している馬には絶好の流れになった
 そんな流れを巧みに利用して勝ったのがアロマカフェ
残念ながら春のクラシック戦線は棒に振ってしまったけれど元々末脚には良いものがあったけれど、常に展開が向かなかった馬
 勝っても不思議では無い馬だけれど、この馬を△評価にしかできないのが僕の予想の甘いところ
 それでは反省しまう

 勝ったのは前述した通りアロマカフェいつもより好位に付けられたのが良かったね僕的にはもっと後方からのレースを強いられると思っていたのだが
 元々能力があったし勝たれても不思議では無いけれど、福島コースで後方からのレース運びを強いられると、ちょっと勝つのは厳しいと思ったけれど
 今回は柴田ジョッキー(画像)のナイス騎乗

 2着には僕の本命馬◎のクォークスターまさかこの馬が後方からのレースになってしまうとはそれでも最後は良い脚を見せていたけれど、位置取りが悪かった
 今回は改めて能力があるところを見せたと思うしかし、残念

 3着にはレトやっぱりこの馬は善戦マンだとにかくこの馬が出走して来たら目をつぶってで、3着にマークしないといけない
 しかし、トゥーザグローリーが早めに動いてくる厳しい展開だったが、その割によく粘っている
 イメージは善戦マンだけれど、今回のレースを観た感じでは重賞を勝っても不思議では無いね

 4着にはナイスミーチューが来たけれど、展開を考えればこの馬が上位争いしても不思議では無い
 次走で今回のように走るかとなるとちょっと疑問ではある

 他に気になった馬としてトゥーザグローリーが折り合いを欠くとは思わなかったこの馬が後方で折り合っていたら、もっと前にいた馬は楽だったしかし、この馬は折り合いに苦しむような馬でも無かっただけに今回折り合いを欠いたのが、今後において良い方に出るか、悪い方に出るか
 気性的に幼いところがあり、少しボケている馬だけれど、今回は気性的に走る気が出てきたのが今後の成長につながるかもしれない
 今回のレースで評価を下げる分けにはいかないし、人気が下がるようなら絶好の買い目かな

今年の成績
 的中率 65戦 11勝54敗 的中率 17.2パーセント
 回収率 416,300円使用 回収276,310円 回収率66.4パーセント

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競馬 函館スプリントS反省 ワンカラットが勝つとは、これでは儲カラット!

2010年07月08日 | 競馬予想結果
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 最近競馬中継を観ていて非常に気になることがあるそれはレース解説に競馬エイトという予想誌のヒロシという名前の人が出演していることだ
 まさか芸人でもないんだから本名で出れば良いのにと思ったりするのだが、この”ヒロシ”がレース前に注目する馬を挙げるのだが、その挙げられた馬はまず上位争いに来ない
 そう言えば、ちょっと昔にヒロシという芸名の芸人がいたことを思い出した
 その芸人のネタ風に競馬予想家の”ヒロシ”についてヒロシです、ぜんぜん馬券が的中せんとです、ざんね~ん
 なんだかギャグが古過ぎて、ごちゃ混ぜになってしまったようだ
 オット、他人のことよりも僕自身の競馬予想が大変なことになっている
 僕が函館スプリントSの予想人気しそうで要らない馬に挙げたワンカラットが堂々と勝ってしまった
 それでは反省します

 勝ったのは前述したとおりワンカラットペースはハイペースだったけれど、楽にこのペースでも追走していたのは誤算だった最内枠だったから出遅れや、もっと馬群に包まれる厳しいレースになると思っていたのだが、道中はもまれることなく良い感じで追走しかも4コーナーの勝負所で前の馬がバテて下がってきたスペースが上手く開く本当に勝ってくださいと言わんばかりのレース振りかなりラッキーな面もあったが、1,200M戦は前走といい、合っているね
 しかし、この馬はよく本命に挙げるのだがそういう時に限ってスタートで後手を踏むのに・・・
 1,200~1,400M戦ならば今後は馬券対象内には入れておかないと駄目

 2着にはビービーガルダンが来たけれど、得意の函館の芝のレースだったが本来ならこのメンバーなら能力が違うのだが、やはり59キロの斤量は久々のレースでもあり厳しかったようだ4コーナーでの反応が、悪かった
 今回の2着は仕方無いと思う次走はかなり楽しみ

 3着には僕が本命に挙げたアポロフェニックス4コーナーでちょっと外に振られてしまった勝ったワンカラットはスムーズに4コーナーを抜けてきたが、その差が出てしまった感じがする
 次走は今回が絶好の買い時だっただけに、ちょっと今回のような本命には挙げ辛い

 4着にはキョウエイアシュラが来たけれど、いつもよりは前目の位置取り3歳とはいえ53キロの斤量にしたは物足りないように見えたが
 近くに居たワンカラットに負けたのは仕方無いかもしれないが、アポロフェニックスを封じ込めながら追い比べで劣った所を見ると少し不満
 やっぱりもっと思い切って控えた方が味のある馬だと思うもっと直線の長いコースの方がレースはしやすいだろう

今年の成績
 的中率 64戦 11勝53敗 的中率 17.2パーセント
 回収率 409,100円使用 回収276,310円 回収率67.5パーセント

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映画 捜索者(1956) 僕も何を探せば良いのかな?

2010年07月07日 | 映画(さ行)
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 僕が好きな映画の分野に西部劇があるけれど、そんな西部劇の神様と呼ばれるのがジョン・フォード監督
 確かに彼は西部劇において駅馬車、荒野の決闘、黄色いリボンなど西部劇の名作は多々ある
 しかし僕のジョン・フォード監督の好きな映画は怒りの葡萄静かなる男わが谷は緑なりきのような西部劇ではなく、人情あふれる映画
 確かに『駅馬車』におけるクライマックスシーンのスピード感は他の映画には無いし、そして『荒野の決闘』なんかはアクションシーンよりもオー、マイ、ダーリン・・・オー、マイ、ダーリン、クレメンタインの音楽や踊りを入れた叙情的なシーンが真っ先に思い浮かぶ例えば騎兵隊三部作(黄色いリボン、アパッチ砦、リオグランデの砦)にしても、まさに豪快なアクションよりも僕の中では、戦場に向かう男たちを叱咤激励する強い心を持った女性たちの姿が彼の映画から思い浮かべるのである
  しかし、そのような叙情的、詩情豊かなシーンはむしろ先ほど紹介した人情あふれる映画において、その真価は発揮されているように思う
 そして今回紹介する捜索者が非常に評価の高い西部劇



 主演はジョン・フォード映画において、また西部劇の名作を語るとき必ずこの男の名前が出てくるジョン・ウェインまさにジョン・ウェインが画面に登場するだけで、これほど正義が様になる男は居ないと言っても過言ではあるまい
 彼に対する演技の評価は大根役者と言われるが、確かに様々な役を演じ分ける芸達者なイメージは無いし不器用な俳優だと思うが、彼の存在感はやっぱり数々の名作を生んだジョン・フォード作品に貢献しているのは間違いない
 そして、彼の映画において今回紹介する捜索者赤い河は、そんなジョン・ウェインが鬼気迫る悪役を見事に演じた彼の俳優としての代表作だろう
 それではジョン・フォード監督とジョン・ウェイン主演の映画史上最強タッグが放つ捜索者を紹介しよう

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 南北戦争が終わって3年が経ち、南軍に従軍していたイーサン(ジョン・ウェイン)が、テキサス州の兄の居る家族の元に帰って来た
 兄夫婦とその長男のベン、ルーシーとデビー(ナタリー・ウッド)の姉妹がいたが、イーサン(ウェイン)はそんな兄の家族に出会って幸福感を味わう
 しかし、そこへかつてイーサン(ウェイン)がインディアンのコマンチ族に一家を襲われ孤児になってしまった、これまたインディアンのチェロキー族の血を持つマーティン(ジェフリー・ハンター)が兄夫婦に息子同然に育てられていたが、インディアンに対して偏見を持っているイーサン(ウェイン)はマーティン(ハンター)の事を嫌っていた

 ある日、隣人の牧場の牛がコマンチェロ族に盗まれる事件が発生するイーサン(ウェイン)はこの地区の牧師にして大尉であるクレイトン(ワード・ボンド)や、隣人の男たち、そしてマーティン(ハンター)を連れてコマンチェロ族を追いかけるが・・・
 実はコマンチェロ族の罠であり、男たちが居ない間にコマンチェロ族によってイーサン(ウェイン)の兄夫婦、息子のベンは殺され、ルーシーとデビー(ウッド)の姉妹はコマンチェロ族に連れて行かれる



 イーサン(ウェイン)を中心にコマンチェロ族を追いかけようとするが、数的劣勢のためにコマンチェロ族を追いかけることを諦める者が多かったが、イーサン(ウェイン)とマーティン(ハンター)、そしてルーシーの恋人の三人でコマンチェロ族を追いかけようとするが、途中でイーサン(ウィエン)はルーシーの死体を見つけてしまう
 そのことを知ったルーシーの恋人はコマンチェロ族の中に一人で突っ込んで行って死んでしまう

 イーサン(ウェイン)とマーティン(ハンター)は口争いが絶えないが、デビー(ウッド)を見つけるためにひたすらコマンチェロ族を追いかけるが、それは途方も無い月日を要す果てしない旅のようだった
 そして5年?の歳月が流れた時コマンチェロ族の中に白人の少女が居たとの情報をイーサン(ウェイン)は得るそしてコマンチェロ族のリーダーの名前がスカーと言うことも知る

 イーサン(ウェイン)とマーティン(ハンター)は、行商人の紹介を得てスカーと出会う事に成功するが、そこで2人が目にしたのはコマンチェロ族と同化してしまったデビー(ウッド)の姿だった
 スカーは殺害した白人の頭皮をイーサン(ウェイン)とマーティン(ハンター)に見せるスカー達のコマンチェロ族にとっても白人に対して恐ろしいほどの偏見を持っていた
 そしてイーサン(ウェイン)はインディアンへの偏見が強すぎ、彼は兄の娘のデビー(ウッド)を助け出そうとするどころか、コマンチェロ族と同化してしまったデビー(ウッド)に対して銃を向ける・・・ジョン・ウェイン演じるまさに究極の捜索者ぶりは映画を観てください

 西部劇の名作と呼ばれる作品だけれど、インディアンに対する人種偏見が見られるこの映画は本当に名作と呼ばれる価値があるのかな
 確かにインディアンが追いかけてくるシーンは『駅馬車』のクライマックスを思い出させるアクションシーンだったし、コマンチェロ族を追いかけるジョン・ウェインのインディアンに対する執念は凄いものがあり、観ていて確かに圧倒されるものがある
 しかし、どうしてイーサン(ウェイン)のインディアンに対する憎悪がこんなに激しいのか説明不足だから、非常に不可解

 しかし、そんなインディアンに対する偏見ばかり描かれているわけではなく、ジョン・フォードらしいユーモアを詩情豊かに謳いあげるシーンがたくさん観られる
 マーティン(ハンター)とローリー(ヴェラ・マイルズ)の男女関係はまさにジョン・フォード監督らしいシーン
 そしてラストシーンにおいて若い兵隊が訪ねてくるシーンはユーモアがあり、一歩間違えれば憎悪だけに満たされてしまいそうな映画において、このようなホッとするシーンを入れてくる所が、人情溢れるジョン・フォード監督の人間としての一面が見られる

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映画 俺たちに明日はない(1967) 銀行強盗を繰り返す恋人達の行方は・・・

2010年07月06日 | 映画(あ行)
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 アメリカという国はどういうわけか、犯罪者が英雄として崇拝される時がある最近の映画でジョニー・デップ主演のパブリック・エネミーズは銀行強盗を繰り返した実在した人物ジョン・デリンジャーが描かれている
 他にもブラッド・ピット主演のジェシー・ジェームズの暗殺では同じく数々の銀行強盗を繰り返し、列車強盗を引き起こした無法者であるジェシー・ジェームズが描かれている
 しかし、このような強盗である犯罪者が何故かアメリカでは英雄扱いされているそれはアメリカの大恐慌時代において、貧しい人からお金をむしり取る銀行にたいしての当時の国民の反発やFBIのような国家権力に対抗する姿が、弱者にとって理想的なヒーローに見えてしまったのか
 そして今回紹介する映画が男女のカップルが銀行強盗、そして車を盗みながら逃亡生活を続ける実在した男女のボニーとクライドを描いた映画
 この映画でも犯罪を続ける逃避行を続けながらも、新聞やアメリカ国民の間ではヒーロー扱いされたカップルであり、中には彼らを匿う家庭もあった
 そしてこの映画でフェイ・ダナウェイ演じるクライドが銃を持って撃ち合いに挑むシーンはそれまでの映画において、女優というものがただの男性に付いて行くだけの恋愛の対象のイメージしかなかったのに、女性も銃を持って戦う姿に当時のアメリカ映画の流れであるアメリカン・ニュー・シネマの流れを感じる
 それではこの実在したボニーとクライドの逃亡生活の最期に待っていたものとは・・・それでは俺たちに明日はないを紹介しよう
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 1930年代、アメリカ大恐慌時代において、ボニー(フェイ・ダナウェイ)は自分の家の前で、車をいじっている男を見ていた
 その車を今盗もうとしていた男がボニー(ダナウェイ)の運命を変える男クライド(ウォーレン・ベイティ)だった
 クライド(ベイティ)はボニー(ダナウェイ)の美貌と気の強さに、そしてボニー(ダナウェイ)はクライド(ベイティ)の持つ悪の感覚にお互いにほれ込んでしまう
 早速2人は出会って早々に、銀行強盗に成功する次々と銀行強盗を繰り返す2人だったが乗っていた車が度々故障するため、ガソリンスタンドで働いていたC・W・モス(マイケル・J・ポラード)を加えた3人で銀行強盗に向かうが、C・W(ポラード)のおかげで、危うく失敗しかけ、しかもその際に人を殺してしまう
 この3人組はクライド(ベイティ)の兄であるバック(ジーン・ハックマン)その妻のブランチ(エステル・パーソンズ)の家に向かう
 久しぶりに再会したバック(ハックマン)とクライド(ベイティ)は喜び合うが、ボニー(ダナウェイ)とブランチ(パーソンズ)の仲は出会った瞬間から険悪な雰囲気
 C・W(ポラード)を入れた5人は新しい生活を始めようと、空き家を探しそこで暮らそうとするがそこに警察が周りを囲まれるが、銃撃戦の末に5人は逃げ出すことに成功する
 そんな時ボニー(ダナウェイ)は急に年をとった親の事が心配になり、ボニー(ダナウェイ)の母親の所へ5人とも向かうが
 ボニー(ダナウェイ)はクライド(ベイティ)と出会った頃はウェイトレス生活の普通の暮らしに飽き飽きしていてクライド(ベイティ)とのスリルのある生活を楽しんでいたが、次第に先の見えない逃亡生活に不安を感じてきた



 ある日5人が車を止めて休憩していたところ、まわりを警察たちに囲まれてしまった慌てて逃げようとする5人だったが、バック(ハックマン)は撃たれて死んでしまい、彼の妻のブランチ(パーソンズ)は死んでいくバック(ハックマン)の側から離れる事ができずに刑務所行き
 そしてボニー(ダナウェイ)とクライド(ベイティ)は重傷を負ってしまうが、C・W(ポラード)の家に逃げ込む
 そこにはC・W(ポラード)の父親がいた
 C・W(ポラード)の父親は傷が癒えるまでボニー(ダナウェイ)とクライド(ベイティ)が家で滞在することを許すが、その時刑務所でブランチ(パーソンズ)は警察の取調べに対し、5人組の中で唯一顔がばれていなかったC・W・モス(ポラード)の名前を言ってしまう
 そして息子の将来を不安に感じたC・W・モス(ポラード)の父親は警察と取引きに応じることになるが・・・その結果ボニー(ダナウェイ)とクライド(ベイティ)たちの待っていた有名なラストシーンは映画を観てください

 この映画は非常に緊迫感のある逃亡劇とは程遠く、銀行から逃げ出したり、車を盗難して逃げていくシーンはコミカルな音楽が流れてまるで盗みを楽しんでいるかのようにボニー(ダナウェイ)とクライド(ボニー)には感じる
 時にセンチメンタルな気分になってしまう2人だが、将来の見えない人生において銀行強盗を繰り広げることしか、この2人には生きがいがなくなっていく
 まさにアメリカに起きた大恐慌において、彼らのようなアウトローが増加し、しかも時代のヒーローに祭り上げられるボニーとクライドはその時代に生まれたヒーローとアウトローの正反対の存在の二つが同居し、実はヒーローとアウトローと言うのは紙一重であることがわかる
 もしこのボニーとクライドの生まれた時代が違えば国家権力に戦いを挑んだ英雄扱いされていたかもしれない
 そしてこの2人のラストシーンは凡人にはあらず、英雄の死に様を見せる

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映画 シャーロット・グレイ(2001) レジスタンス活動に身を捧げるが・・・

2010年07月04日 | 映画(さ行)
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 愛に対する情熱の炎は男性よりも女性の方が激しい事が映画を観ると多いしかし、現実は男女が別れ話になると男性の方が女性にしがみつく事が多いのが、新聞やニュースで入ってくる事件を見れば明らか
 しかし、男女が愛し合っているときにどちらが恋愛の情熱に燃えているかと言えば、やっぱり女性の方だろう
 そんな女性の恋愛の情熱を描いた映画が今回のシャーロット・グレイ
 第二次世界大戦中という、命の状況を危機にさらされるとさらに恋愛の情熱は燃えるようだそのことは名作カサブランカにおけるハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの2人を見ていても同じ感想を持つ
 ちなみに今回の主役はオーストラリア出身において、今ハリウッド映画界のみならず世界的に活躍している女優のケイト・ブランシェット

 彼女の作品で印象に残る映画は多々あるが、例えばロード・オブ・ザ・リングシリーズにおける森の妖精?の如く透き通ったような美しさを見せ、シッピング・ニュースさらば、ベルリンにおいては娼婦の役を演じるかと思えば、歴史的最も偉大な女性であるエリザベス女王をエリザベスエリザベス:ゴールデンエイジにおいて堂々と演じ、最近もベンジャミン・バトン/数奇な人生でブラッド・ピットの相手役を努めるなど、今最も演技力がある女優だと思っている
 そして今回紹介するシャーロット・グレイにおいては、恋愛している時の優しい表情とレジスタンスとして活動している時の険しい表情を彼女は演じ分けている
 それではケイト・ブランシェットの演技力に注目のシャーロット・グレイを・・・
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 第二次世界大戦中、ロンドンへ列車で向かうシャーロット・グレイ(ケイト・ブランシェット)に対して、仕事が役人であるリチャードという男から声をかけられる
 しかし、別れ際にリチャードはシャーロット(ブランシェット)に手紙でパーティーに誘いの手紙を置いていく
 普段は看護婦をしているシャーロット(ブランシェット)だったが、彼女はパーティーに参加すると、そこでイギリス軍のパイロットであるピーター(ルパート・ベンリー=ジョーンズ)と出会い、2人は恋に落ちる
 シャーロット(ブランシェット)はそのパーティーでリチャードとも出会うが、彼女がパーティーに呼ばれた理由はフランス語がわかること
 現在イギリス軍はナチスドイツの支配下にあるフランスにおいて、ナチスドイツとその傀儡政府になっているフランス政府に抵抗しているレジスタンス達の手助けをしているのに、フランス語が話せるシャーロット(ブランシェット)に白羽の矢が立ったのである
 最初こそシャーロット(ブランシェット)はイギリス政府の誘いに乗るつもりは無かったが、恋人のピーター(ジョーンズ)がフランスへ空軍として出発する
 しかし、数日後にシャーロット(ブランシェット)にピーター(ジョーンズ)が行方不明になったとの連絡を受ける
 彼女はその報告を聞いてイギリスの特殊部隊の訓練を受け、自らフランスのレジスタンス行動を助けるためにスパイとして、フランスに行くことになるが彼女の第一の目的はフランス上空で行方不明になった恋人のピーター(ジョーンズ)を探し出すことであった
 フランスに着いたシャーロット(ブランシェット)は早速レジスタンス活動をしているジュリアン(ビリー・グラタップ)と会う 
 シャーロット(ブランシェット)は同じフランスでイギリス軍から先にスパイ活動をしていた女性と密会するが、その女性はナチスドイツの支配下の警察に捕らわれていくのを目にして、自分の仕事が過酷である事を意識する

 そしてシャーロット(ブランシェット)はジュリアン(グラタップ)と一緒に破壊活動を行い、またシャーロット(ブランシェット)の住む場所として、ジュリアン(グラタップ)は自分の父のルベート(マイケル・ガンボン)の家に住むことになるが、そこには2人のユダヤ人の幼い兄弟が居た
 シャーロット(ブランシェット)はピーター(ジョーンズ)が死んでしまったことを知り、ナチスドイツのホロコースト政策のためにナチスドイツの傀儡政府となっているフランスの警察たちが一斉にフランス国内のユダヤ人逮捕を始めるが、その犠牲に2人の兄弟、そしてジュリアン(グラタップ)の言い逃れにより父親のルベート(ガンボン)も2人の兄弟と一緒にポーランドのユダヤ人収容所へ連れて行かれる

 レジスタンス仲間も殺されたジュリアン(グラタップ)はシャーロット(ブランシェット)とフランスから国外へ逃げようと彼女を誘うが、自分の身の回りで起きている戦争の悲惨な現実を肌で感じることになったシャーロット(ブランシェット)は今、自分がすることはジュリアン(グラタップ)と一緒に逃げる事ではなく・・・シャーロット(ブランシェット)が自分で出した答えは映画を観てください

 この映画は2002年に製作された映画だけれど、戦争に引き裂かれた女性シャーロット(ブランシェット)の運命が描かれていて、そこにナチスドイツを絡めたテーマの映画は既に数多くあるだけに目新しい内容とは言えない
 しかし、愛する男性のためにレジスタンス活動に参加することになるこの女性スパイの目撃し、自分にも降りかかる悲劇は非常にサスペンスフルで娯楽性充分で楽しめる映画になっている
 しかし、この映画はスパイを女性にすることによって女性特有の子供に対する愛情表現などが描かれており微妙な女性の心理を表現しているところが、この映画の他の作品のスパイ映画には見られないテーマがあり女性にもお勧めできるスパイ映画です

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競馬 函館SS予想 ビービーガルダンが強そうだけれど・・・?

2010年07月03日 | 競馬予想
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 北海道の芝は洋芝で、本州の芝よりも粘っこいと言うけれど、やっぱりゴルフをしていても明らかに違いがわかるのかなそんなことは僕のゴルフの腕前では殆ど関係がないけれど
 しかし、競馬の予想となると実は洋芝適正が問われるしかも函館競馬場のレースとなると、海からの風が水分を含んでいるからかなりパワーのいる芝状態になる今回の函館SSにおいて、函館競馬場を得意とする馬を探せば半分は予想を的中したも同然だけれど、そうなるとビービーガルダンがやっぱり強いのかな
 しかし、別定戦とはいえ59キロの斤量は少し厳しい感じがするが・・・それから地方からDr.コパさんの持ち馬であるラブミーチャンが出走してくる
 これは、やっぱり風水からチャンスだと思っての挑戦なのかなそういう意味でも非常に楽しみな一戦だ
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 5 アポロフェニックス
 ▲ 6 ダノンムロー
 ▲11 グランプリエンゼル
 ▲13 ビービーガルダン
 △ 4 アーバニティ
 △ 8 ボストンオー
 △14 キョウエイアシュラ
 ×10 ピサノパティック
 ×15 タニノマティーニ

 人気しそうで要らない馬
 1 ワンカラット

 僕の本命は5番のアポロフェニックスを挙げる前走のCBC賞のように道悪は苦手な馬だけに明日の函館競馬場の天気は気になる
 しかし、この馬は函館競馬場で勝っているから適正は・・・おっと、函館競馬場で1回勝っているけれど、そのレースは新馬戦だった3年前のレースなんかは参考にならないね
 しかし、この馬は好位で上手く立ち回れるセンスがある函館コースだとやっぱりセンスのある馬を狙っていきたいしかも、今回の内枠は絶好の枠だ天気は気になるが、この馬のレース巧者ぶりに期待したい頑張れ、勝浦ジョッキー(画像)

 単穴には3頭挙げる
 まずは6番のダノンムローを挙げるこの馬のベスト距離は1,200Mのようだ函館競馬場でのコース適正はわからないが、ハイペースで前崩れになったときにこの馬が飛び込んで来るメンバー構成からハイペースになる可能性があるだけに、ここは勝つ可能性はある

 次に11番のグランプリエンゼルを挙げる去年の函館SSの覇者だが、最近の成績はサッパリだ
 もしかしたら早熟なのかもしれないが、今週の調教を見た感じでは絶好調(本当かな?)もし本来の調子を取り戻せれば、復活の勝利を飾っても驚けない

 次に13番のビービーガルダンを挙げる実績、北海道の洋芝適正を考えたらこのメンバーなら能力は断然だ
 しかし、前述したように59キロの斤量を考えた時不安もあるしかし、久々も動くタイプだし洋芝適正も充分となれば、やっぱりこの馬が大本命になるのも仕方がないしかし、函館の重い芝で59キロと言うのは不安だ単穴評価にとどめておくのが良いと思う

 それでは勝つのは厳しいが2着ならありそうな馬を挙げよう
 まずは4番のアーバニティーを挙げる前走の京王杯SCはかなり恵まれた展開だっただけに2着に粘ったのは当然だと思うむしろ勝てなかったことに頼りなさを感じる
 今回はハイペースになりそうなだけに前走のような楽な展開になりそうにないだけに、ここは2着に押さえておけば充分だろうジョッキーが怖いから、あんまり評価は下げられない

 次に8番のボストンオーを挙げる最近は調子が良さそうだし、この馬も好位でうまく立ち回れる馬枠順も真ん中ぐらいで良いところ調子、小回り適正を考えると勝つのは厳しいが、2着に飛び込んで来ても驚けない

 次に14番のキョウエイアシュラを挙げる確かに去年のデビュー戦からの数戦の札幌でのレースは洋芝で結果を残しているだけに函館コースの芝適正もあるだろうここ数戦は鋭い末脚を披露しているだけに怖い1頭斤量の53キロも他の馬との比較上は絶対的に有利しかし、枠順的に大外を回る展開になりそうなだけに勝ち切るのは大変だと思うしかし、2着には押さえないと駄目だろう

 それでは三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬をあげよう
 10番のピサノパティックと15番のタニノマティーニを挙げる
 この2頭を3着に押さえる理由はただ1つ北海道の洋芝適正があるから

 人気しそうでいらない馬について
 1番のワンカラットを挙げる前走のCBC賞で1,200Mに対する適正は見せたが、この最内枠はこの馬にとって良くないだろう中団より後方からのレースになりそうなだけに馬群を捌けるかどうか不安だここは斬ってしまう

 他にラブミーチャンの51キロでの出走は怖いね
 しかし、ジョッキーはかなり太っている浜口ジョッキー本当に明日は51キロで出走できるのかな相当体重を落とさないといけないだろう
 あんまり無理な急激なダイエットは非常に体に悪いだろうから、馬の調子以前に浜口ジョッキーの体調が心配だ

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 5
 2着 4、6、8、11、13、14
 3着 4、6、8、10、11、13、14、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 6、11、13
 2着 5
 3着 4、6、8、10、11、13、14、15     合計 63点

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競馬 ラジオNIKKEI賞 3歳のハンデ戦は難しいけれど・・・?

2010年07月03日 | 競馬予想
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 今年の春のGⅠレースは全部不的中だったけれど、この鬱憤を今週のレースで晴らしたいところ
 まずは3歳限定のラジオNIKKEI賞でウサ晴らししたいところだ
 今回のレースは小回りの福島コースで、しかも3歳馬限定のレースなのにハンデ戦という大荒れ必至のレースしかし、メンバーを見渡したところ結構知っている馬が出走してくるし、毎年のように特に予想で迷うことは無いね
 トリッキーなコースだから何が起こるかわからないけれど、実績馬中心の予想で良いだろう
 メンバーを見渡したところモズが逃げるのかな平均ペースの流れになりそうだけれど、まだ福島コース特有の内側の馬場が悪化はまだ心配ないようだし、展開による有利不利は考えなくても良いだろうしかし、ある程度は期用に立ち回れる馬を重視したい
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 8 クォークスター
 ▲ 1 ドリームカトラス
 ▲ 9 トゥザグローリー
 ▲11 アースガルド
 △14 アロマカフェ
 △15 レト
 △16 シャイニンレーサー
 × 2 レッドスパークル
 × 3 ジャングルハヤテ
 ×12 ナイスミーチュー

 僕の本命は8番のクォークスターを挙げる実績的にプリンシバルSで2着に来ているし、このメンバーなら能力的に上位争いジョッキーのウィリアムズ(画像)もオーストラリアのトップジョッキーだし、非常に心強い枠順的にも内隣に逃げそうなモズが居るのもこの馬には良いね
 中山コースでのレース経験が多いけれど、馬群から抜け出す脚は良いものがある小回りの福島コースも望むところここは本命

 単穴には3頭挙げる
 まずは1番のドリームカトラスを挙げる目下2連勝中それでいてハンデの53キロは魅力が一杯だ前走のレース振りから非常に器用な馬であることがわかるし、この最内枠はこの馬にとって最高の枠順だと思う勝つチャンスある

 次に9番のトゥザグローリーを挙げるいよいよ母がトゥザヴィクトリーという良血が騒いできたか本格化はまだ先かもしれないが、その能力は充分に見せてきた今回は正々堂々と横綱レースをしたいところしかし、トリッキーな福島コースというのが気になる材料これが東京コースとかなら本命で仕方無い気もするが、小回りの福島コースに対応できるか今回は単穴評価にとどめる

 次に11番のアースガルドを挙げる前走は辛勝だったが、休養明けでしかも勝った相手が重賞でも好勝負を演じ次走を勝ちあがったダイワアセットと言うことを考えると、むしろ褒めても良いと思うその勝った前走でも非常に窮屈なレースを強いられただけに今回は上積みもあるし、能力がこのメンバーに入って通用しないとは思わない
 少し距離の1,800Mが不安だが、上手く折り合えればこの距離もこなせるだろうこの馬にも勝つチャンスはある

 それでは勝つのは厳しいが2着ならありそうな馬を挙げよう
 まずは14番のアロマカフェを挙げる末脚には良いものがあるしかし、この外枠だと位置取りが厳しくなりそう最後は外を回って突っ込んでくると思うけれど、福島コースで果たして・・・2着には押さえる必要はある

 次に15番のレトを挙げる重賞でも3着が2回あり、前走のNHKマイルCもレベルの高いメンバー構成だったことを考えると7着というのは着順から受ける印象ほど悪いレース内容ではない
 今年の3歳馬の中でも実力馬だと言っても良いだろ
 しかし、問題は善戦はするけれど勝ちきれないタイプの馬ここは実力は認めるが勝ち切れないと思う

 次に16番のシャイニンレーサーを挙げるこの馬も母親はクイーンCを勝ち、桜花賞では1番人気(結果は3着)を集めた逸材である良血馬前走は上がりの速いレースで最後方に近い位置からでは、あそこまでが精一杯今回のメンバーなら多少は流れは向きそうだし、ハンデの53キロも気になる2連勝して本格化したかと思って矢先の前走の頼りないレース振りをみるとガッカリするが、前走は度外視した方が良い2着ならありえる

 それでは三連単の端っこ(3着)に押さえる必要のある馬を挙げよう
 まずは2番のレッドスパークルを挙げる1,800Mは少し微妙だし、福島コースもこの馬には合わない気がするが、メンバー的には上位争いしかし、不利な条件が重なり過ぎているので、3着に押さえるにとどめる

 3番のジャングルハヤテは前走勝った勢いで3着に押さえる

 12番のナイスミーチューも前走勝った勢いで押さえる

買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 1、9、11、14、15、16
 3着 1、2、3、9、11、12、14、15、16

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、9、11
 2着 8
 3着 1、2、3、9、11、12、14、15、16   合計 72点

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映画 欲望のあいまいな対象(1977) 映画史上最も異才を放った監督の遺作

2010年07月02日 | 映画(や行)
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 あるときはくそ真面目な映画を撮り、そして観ている側に挑発的な映画を撮り続けたルイス・ブニュエル監督は、名監督と呼ばれる中において彼の存在感は巨匠たちのなかでも、ひと際ユニークさが強調される監督であるのは間違いない
 アンダルシアの犬でシュールリアリズムの巨匠と呼ばれるが、彼ほど作品の幅が広い人間はいないだろう
 ジェラール・フィリップ主演の彼の遺作としても知られる熱狂はエルパオに達すでは、政治と恋愛を絡めた普通の映画だったが、忘れられた人々でメキシコの貧民街に生きる青年たちを描いた社会派映画を撮るかと思えば、ブルジョワ階級が集まったパーティーにおいて、パーティーが終わった後も誰一人何故か帰ることが出来ずに、そうしている間に体調を悪くして死んでしまう人が出たり、究極の空腹においてその屋敷で飼っていた羊を食べてしまったりする、まさに召し使い、部下が居ないと何も出来ないかのようなブルジョワ達を皮肉った不条理映画の傑作皆殺しの天使
 他にもブルジョワたちの食にありつこうと思うと、その瞬間にあり得ないことが起こり、なかなか食にありつけない、ブルジョワ達の豪華な食事、そしてキリスト教の神父を批判するようなシーンを入れた食欲を題材にしたコメディであるブルジョワジーの密かな愉しみ、そしてスペインにおいてナポレオンが進軍した時代に処刑されそうな兵士がいきなり自由なんか、くたばれという台詞から始まり、現代の盛んに叫ばれる自由と言う意味を問いかけるかの如く、世の中規律が無かったら、どのような世界が出来上がるかを”自由な発想”が展開する自由の幻想など彼の映画は本当に一筋縄ではいかない、宗教批判、強烈なブラックユーモア、ブルジョワ批判、エロ、不条理と言った非常にスキャンダラスな内容の映画を撮り続けた彼の遺作が今回紹介したい欲望のあいまいな対象である。
 しかしブルジョワジーの密かな愉しみがブルジョワ達の食欲を批判した映画ならば、今回紹介する欲望のあいまいな対象は、男にとってどうしようもない性欲を笑えるシーンを盛り込んだ作品
 そしてこの映画を観て驚くのが、”一人二役”と言うのはよくある設定だが、なんとこの映画では二人一役という未だにこの映画でしか観られないようなことを用いて、観ている側を混乱に陥れようとする悪意といったものをこの映画のブニュエル監督から感じる
 この映画を撮ったときには既に彼は77歳の高齢に達していたが、性欲に対するエネルギーが衰えていない事を知らしめた欲望のあいまいな対象を紹介しよう
欲望のあいまいな対象 [DVD]

東北新社

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 大富豪である老人のマチュー(フェルナンド・レイ)は、スペインのテロ多発区のセビリアからフランスのパリへ行こうと電車に乗り込む
 コンパートメント席においてマチュー(レイ)は一組の親子、精神科学者、判事と一緒になる
 電車の出発が遅れている間にマチュー(レイ)は駅を歩いている女を見かけ、その女に対してバケツで水をぶっかける
 席に戻ってきたマチュー(レイ)に対して、一緒の席にいた人々は彼のその行動に対してどうしてそのような行動をしたのか聞いている
 マチュー(レイ)は彼女はとんでもない悪だと言い放ち、その理由を一緒の席の人たちに語る果たしてマチュー(レイ)はどうして女の人に頭からバケツの水を被せる行動に出たのか?
 
 マチュー(レイ)の家に新しく召し使いとしてコンチータ(キャロル・ブーケアンヘラ・モリーナの二人一役!)がやって来た
 マチュー(レイ)は一目でコンチータ(ブーケ/モリーナ)に惚れこみ、その夜コンチータ(ブーケ/モリーナ)をベットに誘おうとするが、失敗
 翌日、コンチータ(ブーケ/モリーナ)は姿を消してしまった
 
 それから数年間、ずっとコンチータ(ブーケ/モリーナ)の事が頭から離れないマチュー(レイ)だったがパリで偶然にもコンチータ(ブーケ/モリーナ)と再会する
 パリでコンチータ(ブーケ/モリーナ)は母親と貧乏暮らしをしたいたのだが、マチュー(レイ)はコンチータ(ブーケ/モリーナ)と母親にお金の援助をしていたが、彼の頭はコンチータ(ブーケ/モリーナ)とセックスすることばかり考えていて、パリに居る間ずっとコンチータ(ブーケ/モリーナ)の家に通い続けるが、なかなかマチュー(レイ)はコンチータ(ブーケ/モリーナ)とセックスできない
 マチュー(レイ)はコンチータ(ブーケ/モリーナ)を自分の家に引き取ろうと、彼女の母親に大金を渡そうとするが、愛をお金で買おうとするマチュー(レイ)の態度に怒ったコンチータ(ブーケ/モリーナ)と母親は姿を消してしまった

 レストランでマチュー(レイ)は従兄と高級レストランで一緒に話している会話は相変わらずコンチータ(ブーケ/モリーナ)の事が忘れられないということ
 ところがまた偶然にもレストランで受付をしていたコンチータ(ブーケ/モリーナ)と出会う
 しかもマチュー(レイ)は今度こそはコンチータ(ブーケ/モリーナ)を自分の別荘に連れて行き、いよいよコンチータ(ブーケ/モリーナ)とセックスできるかと思いきや、コンチータ(ブーケ/モリーナ)は驚いたことに・・・付けていた
 必死でコンチータ(ブーケ/モリーナ)が付けていた・・・を引き裂こうとするマチュー(レイ)だったが

 ある日コンチータ(ブーケ/モリーナ)と母親は理由も無いままフランスから国外追放されてしまい、マチュー(レイ)はコンチータ(ブーケ/モリーナ)の事がずっと気になっていたが、またまたマチュー(レイ)は偶然にもセビリアでコンチータ(ブーケ/モリーナ)と母親に出会う
 コンチータ(ブーケ/モリーナ)はバーでフラメンゴの踊りをしていたその舞台を見ていたマチュー(レイ)だったが、なんと彼女はマチュー(レイ)が見ている前で若者とセックスを始める
 ついにマチュー(レイ)はコンチータ(ブーケ/モリーナ)とセックスすることを諦めたそして自分は処女だと言い張るコンチータ(ブーケ/モリーナ)に対して、マチュー(レイ)は殴る蹴るの暴行をする

 そんなマチュー(レイ)の話を聞いた同じ乗客の人々は、彼に対して同情するそして、その席に顔面キズだらけのコンチータ(ブーケ/モリーナ)が現れ、マチュー(レイ)に対してバケツに入った水をぶっ掛けるが・・・続きは映画を観てください

 今回はセックスばかり書いて記事にするのが恥ずかしいねところでコンチータ役の二人の女優はおとなしい感じのキャロル・ブーケといかにもラテン系の激しい感情を持ったアンヘラ・モリーナの使い分けが、絶妙
 エロ親父のフェルナンド・レイも、このような馬鹿馬鹿しい役を真面目に演じているのが非常にコミカル

 彼はルイス・ブニュエル作品の常連的存在だけれど、ジーン・ハックマン主演のフレンチ・コネクションの憎たらしい悪役が有名
 それにしてもルイス・ブニュエルは本当に意地が悪い監督だ
 ストーリー展開だけでなくラストシーンも観客を完全に食ってしまったそれにしてもこの映画が彼の遺作になるとは惜しいね僕も彼の映画を全部観ているわけではないけれど、もっとたくさんルイス・ブニュエル監督の映画を改めて観たいと思ったし、彼の作品に注目すると映画の奥深さを感じると思う

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