褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 インセプション(2010) クリストファー・ノーラン監督の凄さを知る作品

2010年07月25日 | 映画(あ行)
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 僕が最も注目している映画監督といえば、クリストファー・ノーラン
 僕が彼の監督作品において初めて観たのがメメント
 この映画を観た時の衝撃度はちょっと言葉で思いつかない。まだ未見の人は是非観て欲しい映画
 他の作品において彼はバットマン・ビギンズ、ダークナイトで、すっかりハリウッドにおける最も信用できるヒットメーカーの地位を築くと同時に、またプレステージという映画においても、天才マジシャン同士の足の引っ張り合いのストーリーの面白さ、そしてクリストファー・ノーラン監督の特徴である編集の妙を充分に感じさせる映画。

 しかし、現在バリバリに活躍する名監督たちはデビュー作品から素晴らしい作品を撮っている
 スティーヴン・ソダーバーグ監督はセックスと嘘とビデオテープ、ガイ・リッチーはロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、コーエン兄弟はブラッド・シンプル/スリラー、ダニー・ボイルはシャロウ・グレイヴ
 そしてクリストファー・ノーランの監督デビュー作品がフォロウィング既にこのデビュー作品から彼は天才振りを見せ付けているので見て欲しい作品です

 そして今回紹介するインセプションは現在公開中であり、まさにクリストファー・ノーラン監督のチャレンジ精神溢れた傑作作品である。
 マトリックスシリーズにおける革新的映像を思わせる映像的なチャレンジ、そして極め付きはストーリ的チャレンジ本当によくこんなストーリーが考え付いたという驚き、まるで幾重にも貼りめぐされるレイヤー的なストーリーを纏め上げるその演出力は凄い
 これからクリストファー・ノーラン監督はどんな作品を撮り続けるのか?まだもうすぐ40歳という若き監督今回のインセプション以上の驚異の映画作品を撮れるのか注目です。
 それでは監督ばかり褒めていても、この映画の凄さを伝える事が出来ないのでストーリーを紹介します

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 トム(レオナルド・ディカプリオ)は相手の夢(滞在意識)の中へ潜入し、その相手のアイデアを盗み出すプロであり、その技術は企業スパイとして活かされている。
 そんなトム(ディカプリオ)の腕を見込んで、巨大な権力を持つ日本の大企業のトップであるサイトー(渡辺兼)が仕事を依頼してきた
 それはサイトー(渡辺兼)のライバル会社の倒産とそのそのライバル会社の今や病床についている社長モーリス(ピート・ポスルウェイト)の息子のロバート(キリアン・マーフィー)の頭の中に、会社が倒産するように”あるアイデアを植えつける事(インセプション)”だった

 実はトム(ディカプリオ)はかつて、妻のモル(マリオン・コティヤール)と一緒に夢の中へ、そして夢の中の夢、そして更に深い層の夢の中へモル(コティヤール)と2人だけの世界を築き、2人だけの生活を楽しんでいた。
 しかし、トム(ディカプリオ)とモル(コティヤール)が現実の世界へ戻った時モル(コティヤール)は夢の中と現実の世界の区別がつかなくなり、モル(コティヤール)は自殺してしまう
 それ以来トム(ディカプリオ)はモル(コティヤール)殺しの罪を着せられてしまい、彼はアメリカに2人の子供と会うことがかなわず、逃亡生活を余儀なくされていた

 トム(ディカプリオ)はサイトー(渡辺兼)に自分の犯罪歴(実際は冤罪だが)の抹消を条件に、彼はサイトー(渡辺兼)の以来を引き受ける

 トム(ディカプリオ)は冷静な相棒アーサー(ジョゼフ・ゴートン・レヴィッド)、夢の中を構築するアリアドネ(エレン・ペイジ)、他人になることが出来る偽装士イームス(トム・ハーディー)、そして夢の中を安定させる薬を作ることのできる調合士ユフス(ディリーブ・ラオ)たちとチームを結成し、この仕事を見届けようとするサイトー(渡辺兼)と一緒に、ロバート(マーフィー)の夢の中へ潜入するがロバート(マーフィー)は既に自分の夢の中へ入ってくるのに対策をしていて、武装組織がトム(ディカプリオ)たちを襲ってくる
 そしてトム(ディカプリオ)の滞在意識から生まれるモル(コティヤール)が、トム(ディカプリオ)の作戦を邪魔するかのように現れる
 彼らは現実とは反対の夢の中の夢、そして更に深い夢の中へ入っていくが果たして彼らは作戦を成功させて現実の世界へ戻る事ができるのか
 まさに驚異の映像と斬新なストーリーを映画館で観てください

 トム(ディカプリオ)が自分の夢の中へ潜り亡き妻(モル)に会いに行くシーンは、この映画の恋愛的な部分としてストーリーに深みを与えているし、また夢の中、夢の中の更に夢の中において、色々な条件が存在することによって驚異のエンターテイメント作品が出来上がった
 レイヤーを重ねるように幾重にも貼られていくストーリー展開は難解ではあるが、下手すると全く何が何だかわからなくなってしまいそうな展開を実にクリストファー・ノーラン監督作品の特徴である編集の妙によって、感覚的に理解しやすい作品になっている
 そしてかなり微妙なラストシーンは上手く考えているねプレステージも最後は意味深な結末を見せるが、クリストファー・ノーラン監督作品はラストシーンにおいて結末を用意するように見せて、まだストーリーが続きそうな余韻がある

 とにかくこれ以上のストーリー展開を見せる映画を今後見ることができるのかなそしてクリストファー・ノーラン監督は次回作(バットマンシリーズの続編との噂があるが)で、またまた驚異の映像、ストーリー展開を見せることが出来るのか非常に次回作が楽しみです。
 そして、今回久しぶりに出番は短かったけれど、何処と無くマーロン・ブランドみたいな存在感を示していたトム・べレンジャーが出演していたのは嬉しかったです
 それでは今から僕も自分の夢の中へ潜入して、遊びまくります

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~♪ (由香)
2010-08-02 09:22:20
お邪魔します~♪
>驚異の映像と斬新なストーリー
凄かったですね~
複雑なストーリーに惹かれましたし、映像も見応えがあったわ~
クリストファー・ノーラン監督のメメントは観ました♪面白いですよね!
まだ監督は40才なんですか~
どんどんスゴイ作品を作ってくれそう!
返信する
由香さんへ (ディープインパクト)
2010-08-05 09:04:12
 コメント&TBありがとうございます。メメントは面白いです。
 今後もクリストファー・ノーラン監督は吃驚するような映画を撮ってくれそうで楽しみです。
返信する

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