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自分でも映画はたくさん観ている方だと思うけれど、実際は観てない映画で観たい映画はたくさんあり過ぎる。そして観たことがある映画でも内容がうろ覚えであったり、また観たいと思う映画はたくさんあるから、あんまり興味のわかない知らない映画を観ているヒマなど僕には無いのだが・・・
しかし、友人から勧められた映画が今回紹介する変態島
題名からとても観る気はなかったのだが人から頼まれれば、それに対してこたえようとする僕の性格から観ることになってしまったのだが、しかしキャストにエマニュエル・ベアールが主演という事を知った僕は、この映画は観ないといけないと悟った
僕は高校生の時に彼女の天使とデートを観て以来、彼女の大ファン。
その友人はどうやら実際にこの映画をまだ観ずに、僕に紹介してしまったようだがその友人だけでなくこの変態島というタイトルに魅せられてレンタルした人は多いと思う
しかし、実際は変態は出てこないし、グロテスクなシーンも無い(ラストあたりでは凄いシーンがあるけれど)エログロを期待してこの映画を観ようとしたら騙される人が多いだろう。
ただこの映画を異色サスペンスと観ると、なかなか面白い映画で狂気の世界を描いていて興味深い
まさに母親としての本能を見事にエマニュエル・べアールが存在感たっぷりで演じているし、子供の母親に対する愛情をラストシーンできつい描写で見せる
実は原題はVinyan(日本語に訳すと・・・怒れる魂)である変態島を紹介します
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休暇を利用してタイのプーケットにやって来た夫のポール(ルーファス・シーウェル)と妻のジャンヌ(エマニュエル・ベアール)
2人の間には津波にさらわれ行方不明になってしまったのジョシュアという名の一人息子がいた
彼らはプーケットにおいて行方不明者の子供を助けるための慈善活動をしているグループと知り合い、タイにおける子供たちがミャンマーに人身売買によって送られてしまっている様子を隠し撮りされたビデオを観る
そのビデオを見てジャンヌ(ベアール)は息子のジョシュアの後姿を発見するが、夫のポール(シーウェル)はジョシュアが死んでいてビデオに写っている後姿の少年は、ジャシュアではないと、ジャンヌ(ベアール)に言い聞かせようとするが・・・
しかし母親としての本能からジャンヌ(ベアール)は息子のジョシュアが生きていることを確信している。そしてジャンヌ(ベアール)はミャンマーにおける人身売買されている島に詳しいタクシンという人物に会おうとするが
ポール(シーウェル)はジャンヌ(ベアール)の妄想的なまでの息子のジョシュアの生きていることを信じている姿に対して大金をタクシンに払い、ミャンマーの人身売買に遭った子供たちの居る島へ行こうとするが、実は大金を払ったタクシンと思われて人物は別の人物で、本当のタクシンと出会うが、ポール(シーウェル)は次々に大金を巻き上げてくるタイの人間に不信感を募らせるが、ひたすら息子のジョシュアの生きていることを信じているジャンヌ(ベアール)は大金を払い続けることをポール(シーウェル)に強要する
タクシンの導きで子供たちが人身売買してやってきたポール(シーウェル)とジャンヌ(ベアール)だったが、そこには顔を白や赤色でペイントされた子供たちの姿を何人も見かけるが、果たしてこの夫婦はジョシュアを見つけることが出来るのか・・・衝撃の結末は映画を観てください
それにしてもタイの人たちの異国の人間から次々と大金を巻き上げる姿には驚くが、最初はこの映画のテーマはこの東洋人のお金を巻き上げる姿かと思ったけれど、そんなことはどうでもいいことであり、息子を探し出すためならお金の価値観が崩壊していく母の悲しき姿を強調していることだったことを最後にはわかる。
それと子供たちの大人の男性に対する人間不信が描かれている所も非常に興味が惹かれるし、子供たちにとって母親とは男の僕が思っている以上に大事な存在のように描かれているしかし、僕も最後のたくさんの子供たちの中に入りたかった
しかし、この映画の監督はファビリス・ド・ヴェルツという名前だけれど、変態村という映画を監督している。
そんなことで今回は変態島というタイトルが付けられたみたいだけれど、このタイトルを付けた人間は本当に変態島へ送り込んでしまうべきだろう。
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私もこの映画見ました!確かにタイトルひどすぎですよね(笑)
私はルーファス・シーウェルのファンなんですが、ツタヤで借りる時、変な趣味と思われるんじゃないかと汗がでました。
エマニュエル・ベアールは狂気を感じさせる熱演でしたね! SORA
宅配レンタルなら題名がバレナイので恥ずかしくないですからね
実はルーファス・シーウェルという俳優はあんまり知らなかったのですが、かなりたくさんの映画に出演していますし、また観た映画もありました。
エマニュエル・ベアールは好きな女優さんで、本当に熱演でした。