褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 海を飛ぶ夢(2004) 尊厳死を求めて戦う主人公

2009年04月04日 | 映画(あ行)
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 僕は映画が大好きしかし、映画を観るためには目が必要だもし、ある日僕が目が見えなくなって、映画を見ることが出来なくなったら、僕は死を選ぶかもしかし、アメリカには目が見えなくても活躍している人がいるね音楽家のスティービー・ワンダー、あるいは故人であるレイ・チャールズなどは、目の見えないことを逆に活かして、素晴らしい音楽を作り、歌った
 果たして僕には、目が見えなくなった時に彼らを見習って生きていくことが出来るのか残念ながら、僕には目が見えなくなった時に暗闇の中で生きていく自信が無いその時、僕は尊厳死というものを選ぶのだろうか
 そんな尊厳死をテーマにした映画が今回紹介する海を飛ぶ夢監督はスペイン映画界の俊英と言って良いだろうアレハンドロ・アメナバール(画像下)彼の映画ではオープン・ユア・アイズ(ブログで後日記事にする予定)というサスペンス映画が有名かな

 日本人には理解し難い尊厳死と言う重いテーマを描いた海を飛ぶ夢を今回紹介します

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 25歳の時に、岩場から海へ飛び込み頭を強打し全身麻痺してしまいそれ以来26年間寝たきりの生活を続けているラモン(バビエル・バルデム(画像下))だが、ついに寝たきりの生活に終止符を打つべく今年中に尊厳死を選ぶことを望んでいる(スペインでは尊厳死は合法化されていない)

 彼は現在は、尊厳死を認めない兄のホセ(セルソ・ブガーリョ)そして、ラモン(バルデム)を献身的に世話をしている、ホセ(ブガーリョ)の妻マヌエラや、その息子たちによって世話を受けていた
 しかし、ついに尊厳死協会に所属するジュネを頼り、女性弁護士のフリア(ベレン・ルエダ)が、尊厳死を合法化するために、フリア(ルエダ)はラモン(バルデム)の家にしばらく住む事になる
 そして、彼の番組がテレビで流されると、賛否両論の嵐そんなラモン(バルデム)の考えに対して賛成しているローサ(ロラ・ドゥエニャス)が、突如訪れてきた
 しかし、ラモン(バルデム)は彼女を追い返すしかし、度々訪れてくるローサ(ドゥエニャス)に次第に心を許していくラモン(バルデム)
 ある日、フリア(ルエダ)はラモン(バルデム)の尊厳死を求める裁判の準備中に倒れてしまう実は彼女も不治の病に侵されていた
 フリア(ルエダ)は次第にラモン(バルデム)に心惹かれていくものがあったこのままベッドで寝たきりのラモン(バルデム)と不治の病にかかり、やがては植物人間化してしまうフリア(ルエダ)

 2人は一緒に死のうとするが、フリア(ルエダ)は夫の説得によって、考えを翻してしまう
 そして、ラモン(バルデム)はジュネの協力によって、ローサ(ドゥエニャス)の家で死を選ぶ
 一方、フリア(ルエダ)は往き続けるが、完全に植物人間となりラモン(バルデム)の事をすっかり忘れてしまっていた
 尊厳死を選んだラモン(バルデム)、そして植物人間になる事がわかっていながら、生きることを望んだフリア(ルエダ)だが、どちらの選択が正しいのか僕にはわからない
 しかし、ラモン(バルデム)が、あまりにも軽々しく死にたがっていることを、話すのは日本人の僕にはちょっと理解できない部分だね
 しかし、尊厳死と言うものに対して、僕には他人の命を絶つことは出来ない
 ちなみに、死を望み続ける主人公のラモンを演じるのは、去年のアカデミー賞受賞作品でしかも、助演男優賞も獲得したノーカントリーで、強烈な悪役を演じたバビエル・バルデムです今回は殆ど寝ているだけのシーンなのに強烈な印象を残していますまた、老け役のメークキャップも驚きです
 この映画を観て、人間が生きると言う事の意味を考えるためにもお勧めの作品です

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