明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

論語と落語

2007年10月13日 | Weblog
 今日は、地元のケアプラザで、地域の自主的な古典を
読む会「歩む会」の主催する「論語」の勉強会がありました。

 「論語」といっても、先生は女性ですし、堅苦しいものでは
ありません。先生の独自な「論語」解釈が面白い。大学で
やるのとは大違い
 
 今日、やったところで、印象に残ったのは、「衛霊公篇」
《君子はおごそかにして、争わず。群して党せず。》というところ。
女性は、つるんで物事をする事が多いですが、君子はつるまない。
 
 ここで思い当たるのは、ベストセラーになった坂東真理子さんの
「女性の品格」にあった言葉です。品格のある女性は《仲間だけで
群れない。》とあります。
群れているうちに、自分で判断しなくなり、いじめやマナーを守ら
なくなるのだそうです。紀元前500年に書かれた孔子の言葉と同じ事が、
現在にも通じるのだなあと感心しました。
 

 次に中国で2000年に発行された孔子の切手をアップします。
  

 孔子の切手は数々ありますが、この切手が一番新しく、人間性豊かに
描かれています。


 論語のお勉強の後、お昼になったので、近くのお店で有志の皆さんと
パンを食べました。美味しかった。幸せ~~。


 

 その後、ケアプラザで立川志隆さんの「復活歌声喫茶」と落語を
聞きました。


 立川志隆さんは全国の社会福祉協議会を廻って、落語を演じて
おられます。今年で1800回も落語を演じたそうです。
 
今日の演題は「千早ぶる」と「風呂敷」でした。話術がたくみで、
この話を知っていても引きこまれて笑ってしまいます。

「風呂敷」の中で論語にでてくる言葉として「李下に冠を正さず。
瓜田に沓を履かず。」といってましたが、それは違う。
「古楽府」にある言葉です。

 でも、落語なのだから、中国の古い古典にあるのだ、
という認識でお話しておいでですから、まあ、いいとしましょう。

 今日は、ケアプラザのご配慮で楽しい一日でした。



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