今日は、珍しく日が射してお天気が回復しました。
枕草子を読んでいるお仲間と、
横浜能楽堂に行き、
能《浮舟》を観賞しました。
チラシです。
こちらは、チケット。
脇正面の7列目。
ラッキーセブンの席。
スリーステップと銘打っている通り、
能の前に、《浮舟》の説明付きです。
まず、STEP1で、フェリス女学院大学名誉教授の
三田村雅子先生が、 源氏物語に書かれている
『浮舟』について梗概と人物関連の説明があり、
浮舟について先生独自のお考えを述べられました。
STEP2として、歌人の馬場あき子さんの
能の『浮舟』についての解説がありました。
STEP3で、能『浮舟』を演ずる人間国宝・梅若玄祥氏の
能面や衣裳の説明がありました。
前もって、一流の先生方による説明がありましたので、
難しい能の世界も堪能することができました。
特に、梅若玄祥氏が新しい解釈で舟を
舞台に載せたことや、
江戸時代中期に作成された能面や袴をつけて
演技なさったことには感激しました。
10数年前に鎌倉能舞台で『浮舟』を観ましたが、
それとは全然違って、華やかな舞台でした。
同じ能でも、流派の違いや演者の違いで
こんなにも違うものかと思いましたよ。
最後に、チケットをご手配くださった、
「枕草子読む会」のTAさんに、
厚く御礼申し上げます。