明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

「源氏物語」輪読会

2007年10月12日 | Weblog
 昨日は、月一度の「源氏物語」の輪読会でした。
今回は、お一人の方がオーストラリアに行かれて
もうお一人はお休みでしたので、4名で致しました。

 今回は「夕霧」の巻です。
光源氏の息子である夕霧が、落葉宮を無理やりに
小野の山荘から連れ出して、一条の宮に連れて行く
ところです。


この絵は梶田半古の色紙絵です。(横浜美術館蔵)
夕霧が落葉宮の山荘で、晩秋の夕景色を眺めている処です。


こちらは、東京大学国文学研究室蔵 慶安三年版の復刻版です。
落葉宮が夕霧の招請によって、無理やり小野の山荘から一条の宮邸
に移るところです。

落葉宮の気持ちも知らないで、夕霧は一方的に落葉宮邸を改装し
美々しく飾り立てて、宮を迎えます。女性の気持ちを解らぬ朴念仁ですね。
だって、落葉宮はお母様の御息所を亡くしたばかりですもの。


話は変わって、こちらはメンバー唯一の男性、青木さんです。

 源氏物語を男性の目からみて、ご意見を仰って下さいます。
源氏物語を原文で読むのは3回目というベテランです。訳文も
工夫されて美しい文章です。貴重な方です。
 
 元小学校の先生をなさって居られましたので、子供たちに
ボランテァで紙芝居をなさっておいでです。
この日は「源氏」の空き時間にペンギンの折り紙を折って居
られました。紙芝居を見に来た子供さん達にあげるのでそうです。
一枚の紙で出来ています。


 可愛い親子ペンギンですね。
青木さんに、紙芝居をして貰った子供さん達は幸せですね。



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