頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

狼花(新宿鮫IX)

2006-11-20 | books
「狼花」(新宿鮫IX)大沢在昌 光文社・2006年

キャリアとノンキャリアの警察官の対立はドラマ「踊る大捜査線」でよく知られるようになったかもしれない。

それより遥か前から大沢在昌は新宿鮫シリーズでそれをリアルに、ときに鮮明過ぎるほどに描き出していた。

シリーズ9作目にあたるこの作品はそれまでと少しテイストが違って来た。






「盗品を売買するマーケット。その裏に蠢く広域暴力団、外国人マフィア。利用して行こうとするキャリア警官と、対立する新宿鮫こと鮫島」

鮫島が単独で捜査を行うエクストラな存在なのは変わらないが、読んでいると、今までのシリーズと明らかに違ってることがある。

アクション、ドンパチが少ない。文章が極めて内省的だ。

犯罪に関してどう考えるか、鮫島の言葉、上司、犯罪者の言葉を借りて、出てくる出てくる。

これは大沢氏の考えを登場人物の言葉として言わせてるのだろう。

そしてその「考え」がなかなか読ませる。

例えば、鮫島の友人は語る。

「麻薬汚染で苦しんでいる先進国は、俺に言わせればかつての植民地政策のしっぺ返しをうけているのさ(中略)かつて大日本帝国は中国大陸を侵略し、そこに傀儡政権を作り上げた。中国を完全に植民地化していたとはいわないが、彼らの国土を蹂躙していたことは事実だ。そして今、この国やこの街が、中国人がもちこむ犯罪に痛めつけられているとしたら、歴史って奴は、いつか必ずツケを支払わせるものだ、と思えてくる」

「犯罪も戦争も、結局は根っこは同じだ。経済なんだよ。そういう意味じゃ、石油と麻薬はよく似ている。いつも国際紛争の火種になるところにあるんだ。現象面がかりでなく、経済面から犯罪を見ると、いろんなことがわかるかもしれんぞ」



こんな薀蓄(?)が至るところにあり、うなりながら読ませてもらった。

肝心のストーリーだってなかなかのもの。

・どうしてそんなに自分の身を粉にして捜査にあたるのだ?
・なぜ一人の女をめぐって、それほどまでに犠牲を払うのだ?


その「なぜ?」に対する答えはない。
直接答えてくれていない。

しかし、読んでいると、その答えが伝わってくるのは

小説家としての上手さにあるのだろう。


日本の警察小説の金字塔と言っても過言ではない新宿鮫シリーズ。

もし一度も読んだことがないとすれば、

あなたはとても幸運だ。

これから読めるのだから。

もし可能なら第一作から読んで行くことを薦める。

個人的には「毒猿」の鬼気迫るキャラクター造形がいまだに忘れられない。


シリーズをずっと読んで来た人には、意外な結末が待っている。





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右サイドに見える物体

2006-11-19 | days
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飲み会真っ最中

2006-11-19 | days
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YouTubeで昭和に懐メロメロ

2006-11-18 | music
今回、30歳未満お断り企画。

「昭和の名曲を懐古しちゃいませんか?」
「レッツ・レトロスペクディブ昭和!」

全5曲+おまけ1曲



どーん!
八神純子「みずいろの雨」

懐かし過ぎる・・・
中学生のときに、池袋のパルコの前で目撃した。サインくれとは言えないほどシャイだった、俺。




覚えている人がどれだけいるか?
一世を風靡してあっと言う間に消えて行った
シュガー「ウェディング・ベル」


他にも昭和歌謡曲を大量発掘したのだが(少し嘘)、この手のがお嫌いな貴方へ。

ご用意させていただきましたあ!



イエロー・マジック・オーケストラ「ライディーン」!!!

YMORYDEEN・・・

名曲だ。このPVもカッコいい。
タッタカ・タッタカタッタカ・・・のイントロもしびれる。

電氣グルーヴや、ダフト・パンクなどの近年のテクノの遠い元祖。(たぶん)
テクノのビッグバンはこのYMOが起こしたと思う。じゃあ、クラフト・ワークはどうやねん?と言われる方もおられるかとは思うが、マニアックだったテクノ・ミュージックが一般に知られ、売れるようになったのはYMOの功績ではなかろうか。ロックを発明したのはビートルズではないが、ロックをお茶の間に届け、それまでレコードを買わなかった若者たちがレコードを買うようになった、という意味で「ロックを広めた」のはビートルズである。というのと同じかも知れない。

え?うんちく語るな?

すまんね。俺はうんちくんだ。


YMOで一番好きだった曲は



TongPoo(東風)

嗚呼・・・たまらん ソニーのウオークマンが出たばかりの頃、金持ちぼっちゃんの友達から、奪い取って、聴き惚れた遠い記憶が・・・ カセットテープだった。

あたしゃ、うんちくんだから、
余談を。

世界の坂本龍一を知らん人はいないと思うが、他の二人のおっさんだって、実はブイブイ言わせてた。
ドラムは高橋幸宏。木村カエラがCMやってる、サディスティック・ミカバンドにいた。
実はサディスティック・ミカバンドはメンバーがすごかった。
リーダーはヒット飛ばしまくった作曲家の加藤和彦
初代ドラマーは、あの、「メリージェーン」つのだ☆ひろ ギターはスーパーギタリスト高中正義
ベースはとんねるずやおニャン子クラブの楽曲を後にてがけるモテ男、後藤次利

YMOもう一人はベーシスト細野晴臣
大滝詠一らと「はっぴいえんど」をやってた。


うーむ。うんちくん、大したうんちく垂れられず・・・il||li _| ̄|○ il||li


しかし、今回のふるちんオススメの一番はこれ。



レベッカ「フレンズ」

リアルタイムで知らない人も聴いた事があるかもしれない。
レベッカ解散の後、リードボーカルNOKKOはソロで活躍している。

これはライブハウスの映像のようで、通常よりも長いイントロ → ドラムがどおーん! → NOKKKO例のダンス! → NOKKO歌う!

俺はなぜかこの映像に、奪われてしまった。何かを。

すげえぜ、NOKKO!




※おまけ:



上のYMOのライディーン。別アレンジ・別人ビジュアル・バージョン。

世界の「サカモト」がこんな格好・・・ _| ̄|○

ところが音がすごくいい。見た感じではすごくシンプルな機材を使ってるように、見えるのだが。昔のシンセサイザー(キーボード?)とは機能が違うのだろう。アレンジは確かにシンプルになっているが、上のバージョンと聞き比べてみれば、あなたもプチ音楽評論家かも。
この辺りは「YMOエイジ」であり、そして音響工学の専門家、竜星なおきさんが解説してくれるかも知れない。ま、読んでる保証もないが。






今日の教訓


あーあ、
歳食ってて
よかった




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池袋デ思フ

2006-11-18 | poetic inspiration



停車場にほど近い街角

列車に乗る前に捨てられるゴミ


何か新しいものに乗ると

そうやって捨てていく


何か別のものを見つけると

そうやって捨てていく


そんな風に友人も

想い出も捨てて去ってゆくのか


そんな風に人生も

過去も捨てて去ってゆくのか




人間てやつぁ

人間てやつぁ 



ふと気づくと

こぶしを握りしめていた



手を開いて見ると

そこには

汚れた自分の心が

映ってた



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【業務連絡】コメント受け付けてます

2006-11-17 | days
西部開拓のたび本日更新分について、先ほど某さんからコメントが出来ないという連絡を受け、確認したところ、常に、コメント「許可する」設定にしていたのに、当該記事は「しない」になっておりました。修正致しましたので、宜しくお願い致します
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ロング・ビーチで夜は更けて(西部開拓のたび6)

2006-11-17 | travel
追記:当方の手違いでコメント受け付けない設定になっていました。修正致しましたので、ご遠慮なく



レミオロメンのHORIZONを聞きながら、お送りする今回の『ヘッドの中はチミMO-LYO!』

あなたとご一緒に旅をする、夢先案内人、ふるちんです・・・・フェイドアウト・・・・・・みなさんさようなら・・・・・・


・・・フェイドイン!アンド、カットイン!

いやいやいや~

ど~も~

ふるちんでーす。

最近乾燥してるねえ お肌大丈夫?風邪も流行ってるし。
でもあたしはお肌はつるつるもち肌。風邪なんて100万年ひいてないわよ。

と、真面目すぎな話しは、置いておいて、

今回はたびをどう切り取るか迷ってるわ。1回に詰め込む(前回みたいに)何回かに分ける。いつものように見切り発車でいくわ。


で、

ゲティ・ミュージアム胆のう手術の跡、いや堪能した後、18時に

古い友人E君と待ち合わせ。MITSUWAという日系のスーパーの中の本屋で。

ものすごーーく久々に会ったのに、全然変わってなかった。相変わらず細い。

会って彼の第一声

「おまえ、そんなに背が高かったっけ?」

おいおい。最後に会ったの何十年前やねん。昔のことはよく覚えてないが、気がついたら彼よりも大きくなってたらしい。

「で、どこ行く?てか、行きたい?」

おいおい。そう言うのってジモティが考えておいてくれるんじゃねえの?

「ま、てきとーに行くか」

駐車場にある彼の車はなかなか衝撃的だった。

古い・ボロイ・汚い

10年以上前の某日本車。助手席に座ると、なんかがずーんと腹に巻きついてきた。

「うわ!シートベルトの自動巻きだ!」

「これでそんなに喜んでくれてありがとう」

いやいや。こんなのついてる車久々に乗ったね。てか、究極の無駄機能だと思うよ。それにさー妊婦さんとか、腹出てる人とか大丈夫なのかね?

で、オススメのロング・ビーチに車を進めてくれた。それはいい。

「あー、もしかするとフロントガラスいつか割れるかもしれないから。そんときはゴメンね」

「あ?」

「ほら、ここにヒビが入ってるでしょ?次に小石が飛んできたら、全面割れるな」

おいおいおいおい。ほんとにヒビ入ってるよ!フロント全部ヒビ入ったら、

まったく前見えねえよ

あんなに完璧にヒビが入ってるフロントガラス車初めて乗ったね。

LAを走ってると意外なほど、車がみな新しいので、尚更E君号のボロさがこころに染みてきた。

彼もなかなかの豪傑だが、「ま、別にいいや」と思う俺も同類かもしれん。

道をてきとーにしか覚えてないE君(てか、てきとーでなんとかなる)と到着。

その前に行ったビーチとは違って、有明のハーバー、いやハーバーって感じだった。葉山辺りにちょっと近いかもしれん。


入り口から陸地方面を見たところ、





海を眺めると、








分かるかな?遠くに大きな客船がある。クローズアップしてみると、





うろ覚えで恐縮なんだが、確か「クイーン・メリー号」で、E君曰くは、中を見学することが出来て、結構面白いとのことだった。翌日からLAを出発するので、約10日後に戻ってきたときに、ここに行くものありだなと腐った頭の片隅にメモしておいた。

で、

「なに食いたい?」

「なんかアメリカっぽいもん」

と言いつつ、日本で食えないアメリカっぽいもんなんてないんだよな。
ステーキ屋にするか、ロブスター屋にするか?
実はE君はお肉が嫌いってことで、海が見えるロブスター屋に行った。

そこで彼とかわした会話はさすがに個人的過ぎるので書けない。書かない。

しかし、

「アメリカめしおおすぎだよ」ともう相当長くLAに住む彼も言っていた。

「なんであんなに多いんだよ?」

「知らない」

知れよ!知っておけよ!てか、旅人の俺になんか嘘でもいいから解釈しておくれよ。

仕事の話は全くしなかった。全然関係ないスポーツの話とかなんかそんなんで盛り上がってしまった。よーく今思い出したら、プライベートの話もほとんどしなかったな。

ただ彼が尊敬に値するのは、いまだに彼はあるスポーツをずっと続けていること。
結婚生活やら勤め人生活よりもずっと長い期間。
それでか、ん十年前と体型が全く変わってない。ま、俺も18歳のときと同じ体型を維持しているので、久々に同年代体型維持おとこに会ったって感じだ。はっはっは ( _| ̄|○ ←やや空しい)


で、
NBAやらアイスホッケーやら大リーグやらの話で軽く盛り上がったりして、ま、正直後は忘れたんだが。

食いものはロブスターを食ったが、ま、それほど美味くもなかった。
しかし生牡蠣には少し期待したんだが、これはマズかった。

味が薄い・キレがない

おいおい俺は鉄人の審査員か?岸朝子か?海原雄山か?

新鮮でないとは言わないが、なんとなく翌日から腹の調子を心配しないといけない風であった。

やはり
アメリカで食い物の期待をしてはならぬ
なりませーぬ川



で、彼に、滞在してるAさん宅に送ってもらって行く途中に、

中央分離帯があって、

「この木の三番目あるじゃん。ここで俺の友達死んだんだよね」

「え?なぜこんなとこで?」

「なぜだか分からないけど、この木に激突して亡くなった人って何人もいるんだよ」

どう考えてもきついカーブでもなんでもない。しかも木は何本もある。
しかしその木をよく見ると、確かに、衝突の傷跡が無残に残っている。

なぜかは分からないが、そういう場所ってあるらしい。


首都高速で言うと、竹橋のジャンクションから池袋方面に行くと猛烈な急カーブがある。ここを通る度に、いつも、ここで激突して死んだ、伝説の名ボクサー大場政夫のことを思い出す。一気にスターダムにのし上がって、世界チャンピオンになって、5度の防衛を果たす。そしてこれから何回防衛してくれるだろうと国民の期待を背負っていたのに、シボレー・コルベットに乗ってここで壁に激突して死んでしまった。享年23歳。

ジェームス・ディーンと同じ生き様だ。死に様だ。

この大曲りカーブを曲がるときは、なぜか気が引き締まる。ハンドルを握る手に思わず力が入り、
そして、現役時代なんて全く知らないのに、大場のことをいつも思い出しながら、カーブを抜けて行く・・・・・・




Aさん宅に戻ったあとに、夜遅くにE君から携帯にメールが来て、俺がLAに戻って来たその日にはNBAのLAクリッパーズ対シアトル・スーパーソニックスの試合がステイプル・センターである。その次の日はNHL(アイスホッケー)の試合がある。行きたいのならチケット取ってやるぞ。と言う彼らしくないとっても優しいメールを頂戴した。

見るなら、当然NBAでしょう!

先の予定が未定なので、当日昼までに彼の携帯に電話することを約束した。最近弱小だったクリッパーズが去年はプレイオフまで進むという快挙。しかし、ショーン・ケンプたちがいた頃、俺はシアトルの大ファンだったので、そっちに期待。

LAと言うと、みなはレイカーズを連想するだろう。シャキール・オニール(今はいない)やコービー・ブライアントを擁して強すぎるぐらい強かった。しかしジモティでは弱いクリッパーズを応援する人も少なくないらしい。

万年弱い(弱かった)、大リーグで言えば、シカゴ・カブスとかNYメッツ、NFLならグリーンベイ・パッカーズに熱狂的ファンがいるのと同じかもしれない。あるいはダメ虎と言われた頃の阪神か。


と余談から、少し時間を戻して、

ロング・ビーチの夕陽は美しかった。






さて、
なかなか先に進まない、この「西部開拓のたびシリーズ」今回をもって終了致します。短い間ではありましたが、みなさんご静聴ありがとうございました。

何も開拓できずに申し訳ありません。




今日の教訓



て書いたら
どうして
こんなに
気分がいいの?




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○Xバトン

2006-11-16 | バトン
ブログでない某所で見たくないのに見てしまった。
Aのばかー!

「○Xバトン」

質問はコピペなので俺が作ったのではない。
設問が多いので、ポンポンと行く。

------------------------------------

◆◇ルール◇◆
見た人は絶対やること!嘘つきは駄目!


◆経験したことあるものには○、無いものには×をつける◆

【入院⇒○】
確か、4回以上ある。この話はなかなかすごいので、いつかブログろうと思ってる。

【骨折⇒○】
何度もある。骨密度は決して低くないが。骨折り損のくたびれ保険金儲けだな。

【献血⇒○】
結構大切な約束があったとき、時間があったので暇つぶしにやったら、
遅刻した。

【失神⇒△】
徹夜が72時間越えたとき、軽く意識を失った。失神なのか?

【風俗⇒○】
質問の意味が不明だが。

【エスカルゴ⇒○】
食ったことならある。取ったことはない。
とんねるずのコモエスタエスカルゴより、コモエスタ赤坂が・・・

【万引き⇒○】
小学生から中学生にかけて、山ほど・・・(以下検閲)

【補導⇒○】
1.小学校のときに、深夜に工事現場の柵みたいなの破壊してたら
2.中学のとき無免許バイクで
3.深夜ゲーセンにいて
4.最近は歩道でほどほどうに補導するのが趣味

【女を殴る⇒×】
殴られることはいつも。

【男を殴る⇒○】
殴ることはいつも。

(いや、最近のガキのことは知らんが、小学校から中学にかけてほぼ毎日だったと思う。毎日が総合格闘技だったね)

【就職⇒?】
ひ・み・つ
あなたのところに永久就職したいわ。

【退職⇒?】
無芸大食でございます。

【アルバイト⇒○】
死ぬほどやったね。家庭教師、塾の講師、引越しの手伝い、遺体を山中に・・・

一番面白かったのは、某スキー場のホテルのバイト。
いやいやいや~ 書けねえ

【海外旅行⇒○】
北米・香港・台湾・中国・タイ・マレーシア・シンガポール、インドネシア、ベトナム、オーストラリア、英国、フランス、イタリア・・・父島・・・冥王星

【ギター⇒△】
俺を憂鬱にさせる・・・
これ参照

【ピアノ⇒X】
音符読めねえっつうの!

【バイオリン⇒×】
触ったことすらねえ。

【メガネ⇒○】
眼鏡&コンタクト併用派
さいきん眼鏡っ娘クラブに入れてもらった。

【テレビ出演⇒○】
ひ・み・つ

【パチンコ⇒○】
最近まったく行ってない。

【競馬⇒○】
賭けるのにはそれほど情熱がないが、夜の競馬場の雰囲気が好き。

【合コン⇒○】
ねえわけねえだろう!
てゆうか、この場を借りて、
今年になって毎月俺を合コンに誘ってくれるアホHへ。

「一度も行けなくてごめんなさい。てゆうか、『いま合コン中だよーん』と女の子の写真を俺の携帯に送るのはやめましょう。名古屋って、行けねえだろうが!」

【北海道⇒×】
あおいコマネチ、じゃなくて空知さんに会いたいわ。

【沖縄⇒×】
去年行く予定だったが、流産した。いや流れた。

【四国⇒×】
おととし行く予定だったが、当日行けなくなった。

【大阪⇒○】
むかし、住んでた。

【名古屋⇒△】
一泊したことはあるが・・・

【エスカレーターを逆走⇒○】
池袋サンシャイン入ったらすぐのとこにある、「動く歩道」の逆走記録保持者とは俺のことだ。(弱冠14歳で樹立)

【フルマラソン⇒×】
ふるちんマラソンなら・・・(検閲)

【自動車の運転⇒○】
バイクの免許も持ってる

【10kg以上減量⇒○】
実は本当。この話もいつか書く可能性はあり。
いやいやいや ふるちんが書く「ダイエット必勝法」…笑うね

【交通事故⇒○】
自分が運転してるときは一度もないのに、他人が運転してるときに3回。

ガキのとき、つい目の前を車がスリップして横転して、もうちょっとで俺が大破するとこだった。え?その方がよかった?

【電車とホームの隙間に落ちる⇒×】
真面目な話、落ちた人を御茶ノ水駅だったかな?救ったことある。しかも美人だった。

落ちる女神あり 拾う貧乏神あり ってか?

【1万円以上拾う⇒○】
3万以上拾った。→ ポケットにイン!

【1万円以上落とす⇒○】
友達の車の中で落としたはずなんだが、後日そいつに「財布なかった?」
「いや、なかったな」お前だろ!

【徹夜で並ぶ⇒×】
何かに行列するときは、もれなく後輩にやらせる。

【ピアス⇒×】
ガイ・ピアースという俳優ならいつも耳に。
ピアス・ブロスナンなら。
キアス・リーブスなら。ちがうだろ。

【50万以上の物を買う⇒○】
んー、何だかは書けねえよ。

【ラブレターをもらう⇒○】
こんな俺でも、あるんだなこれが。
初めて中一んときにもらったやつは、褒め言葉だらけで恥ずかしかった。

「ふるちん君は、かっこよくて、頭がよくて、スポーツ万能で・・・」

恋する女は、かなり頭がおかしいということをその時初めて知ったね。

大人になって、入院してるときに、つきあってもいない子に、

「元気になって&あたしの写真見て元気になって&好き」手紙をもらったときは

_| ̄|○

元気なくなったよ。

【一目惚れ⇒○】
いつも毎日欠かさない日課です。

【幽体離脱⇒△】
それに近い体験はあるが。

【先生に殴られる⇒○】
小学校5・6年の担任「伝説の男OS一郎」に殴られなかった日がないくらい。

中学は怖い教師だらけで、しょっちゅう。
しかしよー、裏門からこっそり出入りしただけで
けつバット・・・
けつをバットで思いっきり殴るんだぜ。野球部の監督K(通称海パン!)
あれは死ぬほど痛かった。

【徒競走で1位⇒○】
自慢じゃないが、逃げ足だけは・・・
じゃなくて、短距離走は大得意わざでございました。
子ども会対抗リレーでの俺の勇姿を見れば、みんな掘れる。芋を。

【妊婦に席を譲る⇒○】
「あ、席どうぞ!」
「いえ、あたしそんな歳じゃないので・・・」
「いえいえ。妊婦さんに席譲るのは当然です」

「あたし、そんなに太ってないわ!」

【他人の子供を叱る⇒?】
叱る?あるような気がするが記憶がない。どっちかと言えば
変な遊びを教えていて、ママから叱られる方だ。

【20過ぎてシラフで転ぶ⇒○】
常にシラフではないので、びみょーだが。
この間、ヒールのかかとが折れて、ボキっと折れて転んだわ。

【同棲⇒△】
に相当近いことはしたが、詳しくは絶対書けねえ

【ストリート誌に載る⇒×】
ストーリーキングという王様でしたが。

【2m以上の高さから落ちる⇒○】
もっとずっと高いとこから落下したことある。怪我したのは言うまでもない。
ま、最近は落ちると言うより、

堕ちた天使
とひとは呼ぶ。
あージェイガイルズバンドじゃダメですか?ほんなら
堕ちた悪魔でいいですよ。

【学級委員長⇒×】
こういうの大っきらい。ガキの頃にやらされそうになったとき、某やなやつを、こっそり裏で手を回して、「あいつにしちゃおうぜ」と本当にそいつにした。

いやいや
ホントにやなやつだったね。俺が。

【恋人が外国人⇒○】
ノーコメント。ノー・コメットさん

【刺青⇒?】
ひ・み・つ

【ナンパ(される)⇒○】
ええっと、真面目に答えるのか?
(実話)→ ついこの間、横浜は伊勢佐木町でギャル風ファッションの子に、「ひとりでごはんーたべるのーさみしーのでー」と言われた。
それがナンパと言うのかは、辞書に乗ってないので知らない。

【ナンパ(する)⇒○】
人生でたぶん一度だけ。ご興味ある暇なひとは、ふるちん人生唯一のナンパ&最大の恋愛事件を赤裸々にラララした
「NYで史上最大の恋愛が」

【ディズニーランド⇒○】
最近は、入り口で止められるようになった。

【異性に告白⇒○】
言うまでもねえだろう。

【同性から告白される⇒○】
言うまでもねえだろう。

ん?いや、気が向いたら、「男にナンパされた話」を書こう。
(つい先日某に、国籍・性別を問わずもてそうと言われ複雑な気持ちになった)

ここに書いておかないと忘れそうなので、自分の備忘録代わりに:

なぜかもてるのは「男性・かなり年下の女性・水商売の女性」(実話)

【中退⇒○】
【留年⇒×】
【浪人⇒×】
【喫煙⇒○】

きちんと寿命をすり減らして、人口の増加を食い止めております。
表彰状をくれ!

【酔って記憶をなくす⇒○】
そう何度もないが、数回ある。
翌朝が怖い。その後に来るメールが怖い。

あ、思い出した!
ふるちん回顧録(デジャブ?なふられ方PART2)
に泥酔→記憶喪失書いたんだった。

【飲酒運転⇒×】
これは絶対やらない。飲むときは、必ず運転できる同乗者がいるときのみ。

【保証人⇒×】
和尚人だったら○

【幽霊を見る⇒○】
某廃墟に行ったら、いた。

「貞子」って名刺もらった。

【食中毒⇒?】
ベトナムから帰って来た翌日猛烈な下痢に襲われたが、思い当たる節がありすぎで、よく分からない。

【無言電話⇒○】
はぁーーうぅーーーぬぉーーー って無言?

【ピンポンダッシュ⇒○】
いま、はまってます。



以上。長いバトンだった。

で、見た人全員がやるのは陶然の義務やらないと祟りだぞぉ

念のため、送るのは

我想一個人映画美的女人blogという舌を噛みそうなタイトル。仲良しのmigたん
未公開映画レビュー&コスメ&パリス・ヒルトン情報&ハリウッド・ゴシップ満載。映画見る前にもう既にここで情報をインプットできるすごいブログ(お世辞じゃなくて)
migたんと仲良くしてもらったということが、ちょっと途中でブログやめようと思ったけど、辞めなかった理由かも?いつもありがとう!

バトンもらったことはあるけど、送るの初めてだ!やるよね?ね?

カリスマ映画論睦月さん。見た映画情報・レビューが連日連夜。最近ハートブレイクらしいので、今度慰めに行きます。ジョニー・デップのお面かぶって。顔がジョニーならいいでしょ?でしょ?

え?木村拓哉がいい?
分かりましたよ、金ムラタックル屋コスプレで行きますよ!



ああ、あと、バトン長いってクレームは俺じゃなくて送って来たAのとこに。



今日の教訓



まる・ばつ・さんかく~
また来てぇ~
死角~
死角は見えない~ー
見えない三重県~
見ないな・・・見栄晴


※追記:carenさんがやってくれた。サンキュー!

※さらに追記:migたんがやってくれた。サンキュー!キュー!

※さらさらに追記:シン@偽哲学者さんがやってくれた。サンキュッキュー!




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カマキリくんと遊ぼう

2006-11-15 | laugh or let me die



やあやあ!

カマキリくん、ようこそ私の腕へ。

最近調子はどうですか?

あはははは

くすぐったいですよ。





ほほお

三つ指ついてるのですか?

嫁にでも行くのですか?

違う?





なるほど。
こんな狭い世界を抜け出したい。

ふむふむ。

え?
もっとビッグな男になりたい?

あー
矢沢永吉のCD持ってないんですよ。

そういう意味じゃない。

そうですよね。
すみません。

あ、もう行かれるのですか?

お茶も出さないで失礼致しました。

最近我が腕を訪問してくれる人が少なくて

淋しい思いをしていたものですから・・・

また、ぜひ遊びに来て下さいませ。



それから

3年の月日が経ち、















久々にお会いしたカマキリくんは、

とても大きくなってましたとさ。


大きすぎて

もう

手乗りカマキリにはなれない・・・






今日の教訓



悲しくなんか
ないやいっ







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ゲティ・ミュージアムは宝の山?(西部開拓のたび5)

2006-11-14 | travel
あまり生前は芳しくない評判の石油王。
超大金持ちのジャン・ポール・ゲティ

ゲティの死後に遺産を財団にしてどうたらかたらはどうでもいいだろう。

前にレビューを書いた、「ムンクを追え!」でロンドン警視庁の囮捜査官は、ゲティ・ミュージアムの職員になりすます。どれだけ、お宝を金使って買い漁っていたかそれだけでもよく分かる。

Tomotubbyさんが書いていたが、昔のゲティ・ミュージアムとは場所が違っていて、昔のは今は宿泊可能なヴィラになってる。予約が取れないほど人気らしい。で、何年か前にどでかいミュージアムを別の場所に建てた。

LAのやや北寄りにある。

駐車場代6ドルを払えば、後は入場無料。
バスで来れば、ダウンタウンから1ドルしないで来れる。すばらしい。
ルーブルとかバチカン美術館は高いので。いや比較してもしかたない。

駐車場からモノレール(トラム)に乗る。
環境だか排気ガスの汚染だかで離れた場所にしてるとか。

トラムから見た線路





山を登ってるのがおかわりだろう。いやおわかりだろう。

トラムから見たLAの中心部





すれ違うトラム





遠くにそびえ立つ、バベルの塔のようなゲティ・ミュージアム





そうそう。余談なんだが、このトラムの中で、高校生ぐらいのアホ男子二人が、軽くキックボクシングごっこしてた。それほど混雑してなかったのだが、
ヒスパニック系のおっさんに、

「ここでんなことすんじゃねえ」

と怒られてた。
逆ギレでも見られたら、それもまた、おつかも?と期待したら、素直に

「ごめんさい」

うーむ。日本ではもう、見かけない光景だ。
古くは昭和だと、叱ってくれる知らないおやぢ、おばばがいたもんだが、最近アホに対して叱る人がいないのー。

と、なぜかゲティ・ミュージアムに向かう途中、昭和ノスタルジーに浸ってしまった。平成生まれなのに。


で、中に侵入。

んな感じ。







もんのすごく広い。オフィシャル・サイトに行くと、お宝の数々がいながらにして、イナイアガラにして見られるので、ご興味のある人はどうぞ。

ま、正直に言えば、いちいち見たものの印象など忘却の彼方へ飛んで行ったので雑な感じで。

あ、作品の写真ない。撮影禁止だったのかも忘れたが、写真がないんだからたぶんそうなんだろう。ネットで見られるから必要ないと思ったのかもしれない。

入れ物(建物)がすごく綺麗でセンスがいい。
その割りに収蔵されてる物はややびみょーな感じがした。

俺が美術語るのも片腹痛し方ない。ん?

皿や、家具、絵画がそれぞれテーマ別に部屋にある。

しかし、ピーんと来る感じ?があまりしない。

上手く説明できないのだが、そして比較していいのか分からないが、


------(閑話休題)------

ゲティではなくナショナル・ギャラリーというとこに、
「The Execution Of Lady Jane Grey」という絵(オフィシャルサイトはここ)がある。
ロンドン塔に幽閉されていたジェイン・グレイ嬢が処刑されるという陰惨な絵なんがが、この絵を見たとき、俺は

il||li _| ̄|○ il||li

立ち尽くしてしまった。膝はついてなかった。

絵の迫力。色使い、臨場感、まるで自分がその場にいるような気分になってしまう・・・

著作権がよくワカランがま、いいか
どーん!







どうだ!気持ち悪いだろう!


この絵以外でも、なんかがかつーんと入り込んで来ることがたまにある。ルーブルやメトロポリタンではそうでもなかったんだが、バチカン美術館やウフィチィなどは、がっつり来た。ウフィツィか?

ま、バチカンを2日連続で見に行った話しをAさんにしたら、
アンポンタンだと言われた。そうだな。

他に好きなのがこんなんだし。




(カルバッジオと言っていたら、カラヴァッジオと訂正してくれた、Tomotubbyさんのフェルメール見まくりはすごい)

師匠Tomotubbyさんを前にして美術語る俺が相当おかしい、
しかしそれ以前に


ゲティにあるものについて語れ

なので、話しを戻して、

ゲティに収蔵されてるのは、
言い方は悪いが、オークションでは落とせるだろうが・・・
というような作品が多かった気がする。

名前の知らない画家の物が多かったのはよいとしても・・・

大金持ち個人コレクターの限界 国家ぐるみの略奪品の数々

大英博物館とかヴィクトリア&アルバート・ミュージアムなんて
どんだけかっぱらってきてんねん、と思うし。


しかし何度も来ているAさんが

「女房には言いにくいんだけど、これが一番のお気に入りなんだよね」





ジョン・ウィリアム・ゴッドワルドという人の"Mischief And Repose"という絵。

これは、俺も気に入った。
この写真で分かるわけないと思うが、服の透け具合がスゴイ。どうやって書いたのだ?この女体の柔らかい曲線・・・

あ?
エロい?

うるさい、ボケ!

エロはエロティシズムは、日米も国境も越えたのだ。


しかしゲティが「行った価値ある」のは、美術だけじゃなく、建物中庭がとてもよい。

建物の上の方にあるなぜかサボテンだらけと遠景。





中庭にある池と迷路風





全体その1




全体その2




写真でかっ


お花ばたけ♪





お花♪




ススキノのススキ風♪





てな感じだ。

建物はどっかから一個一個切り出してきた石から成ってるとかで、ありとあらゆるところに無駄遣い贅が凝らされてる。

美術品に興味がある人はもちろん、中庭でまったりとするなんて言うのにもオススメスポットだ。

芝生で駆け回る子供を見て、
莫大な遺産も有効活用されてるのだな、と

思ツタ。

なんだか今回写真で全て誤魔化したと

思ツタ。

どう考えても、この後、夜の話をするには長くなったと

思ツタ。



今日の教訓


たびブログ
と言うよりも
たび付録
になってしまいました


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映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

2006-11-13 | film, drama and TV



機内で見た映画レビュー第三弾。

今回は普通に行く。

ストーリーは:

「1950年ごろの東京は下町。堤真一が経営する自動車修理工場に田舎からやって来る堀北真希。小説家を志しながら、駄菓子屋を営む吉岡秀隆。バーのママは小雪。そこに親に捨てられた男の子(須賀健太)がやって来て、吉岡のもとに預けられる。下町人情の笑いと涙」

てな感じ。

脇役で出てくるピエール瀧や、木村祐一、三浦友和たちがいい味を出している。

中心は実の子でもない須賀少年と吉岡の触れあいかと思うが、当たり前の話なのについホロッしてしまうのは、なんと言っても須賀君の演技の上手さにあるかな。

吉岡=茶川竜之介(ちゃがわ)
須賀=古行淳之介

には笑ってしまった。

しかし、「北の国から」の「おーい、じゅーん!」(タナカクニエ風に)が、まさか「Dr.コトー」で医者をやり、そして内田有紀ちゃんと結婚・離婚し、気づいたら、演技派の男優に。人生長く生きてると、何が起こるか分からないなあ。(そんな歳じゃねえよ)

小雪にあの役はちょっとキレイ過ぎるというか、もうちょっとスレた感じの女優さんが良かったとは思う。スレてはいないが奥貫薫とか?それ以外の配役はなかなかだった。

個人的にはこの時代には生まれてないはずなのに

なんだか懐かしい。

テレビが初めて家にやってきたなんて、知る訳もないのに、どこかそんなことあったかもね、と思わせてしまうところが、うまい。


全てがあまりにも人情味あふれ過ぎていて
好みの映画じゃないはずなのに、

見て良かった。

そう思った。


普通って意外と悪くないのかも・・・

とアメリカに向かう機内で思った。






今日の教訓



俺だって
普通に
な・り・た・・・・
空港は遠い





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紅葉見に来たが

2006-11-12 | days


長生きして

しまうらしい
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ダリ回顧展に行った(1) 携帯より

2006-11-11 | days
コメント (12)

ダリ回顧展(2) 携帯より

2006-11-11 | days
行っては見たら

ご覧の通りの大行列

45分待ちって何だよ!

45分あったら

どんだけ…

カップ麺作れると思おとんねん!

ダリには罪はないけれど

ダリを

置きダリにして

ダリもいない

遠くへ

…くんダリまで

これから行くダリィ!



今日の教訓

天くダリしたら

ひダリから

みくダリ半


今日の教訓2

携帯からでは

調子が出ない
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恐ろしい話・・・

2006-11-11 | laugh or let me die









※追記:

1.著作権者不明。画像削除の可能性あり。

2.手抜きだと、早速メールを頂戴した。

西部開拓のたび一本書くのに、みなさんが想像している以上に、他の記事より遥かに時間がかかるため、ご容赦を。
この週末は携帯からしか更新できないが、突発的更新があるかも知れない。
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