※以下すべて実話。
ときは、結構むかし。大学4年の終わり。卒業旅行で生まれて初めての飛行機・パスポート&海外。国内の飛行機すら乗ったことなかった。
友人たちはつるんで行くやつが多かった。しかし男ふたりでヨーロッパ・・・俺には絶対無理。男ともだちっつうのは旅行用じゃねえだろ。大勢で行くのは別だが、二人の旅行で男と行ったことは一度もない。今後もない。キモイ。某旅行(中国)で諸般の事情で、ツインルームに男と二人になったが、すっげえふぃーるばっどだった。
なので、当然ひとり旅。この後数年後突発的東南アジアひとり旅っつうのもあるが。初めての飛行機とか色々おもしろ事態はあったんだが、とりあえず今回はタイトルに忠実に行こう。
別名「ふるちんアメリカ一人旅、の内の終わりの方編」
今あるか分からないのだが、俺はデルタ航空のスタンバイチケット(3万ぐらい)を買った。40日間アメリカ国内なら乗り放題なのだ。ただしスタンバイなので一切予約できず、満席だと乗れない。しかしいつも乗れた。
予定では、シカゴ→アイオワシティ(映画「フィールド・オブ・ドリームス」のど田舎」→ラスベガス→サンフランシスコ→プロヴィデンス(ボストンの近く)→NY→フロリダのキーウエスト界隈→たぶんヒューストンかニューオーリンズ→LA しめて40日ぐらい。(その間に遭遇した事態もなかなかなのだが、いつか機会があれば)
で、NYまでは完璧にこなした。
さて何があったか?
NYは知り合いが二人いたので、そこにただで泊めて貰う。
一人は大学の後輩のお姉さんがハワイ大学だかで一緒だったという、28歳ぐらいのサラリーマンアメリカ人B(こんなの知り合いじゃねえぞ)
一人はコ○○○○大学の○○スクール行ってるアメリカ人T(腐れ縁あり。こいつが狙ってた子が、実は・・以下省略)
で、まず最初は会ったこともないのに空港まで迎えに来てくれたBの家へ。ロングアイランドはご存知だろうか?NY郊外の閑静な住宅地。道路と家の間に芝生の庭があるってやつ。あんな感じの家に、両親と住んでた。姉ちゃんが結婚して家出た(となりだよ)っつうので姉ちゃんのいい匂いのする部屋に。
いやいやよかったね。アメリカンファミリーとの触れ合い。みんなめっちゃいい人だったし、姉ちゃんの息子と遊んだモンね。
でそのBが優しいことに頼んでないが自由の女神とかあちこち連れてってくれるのさ。初対面なのに。有給までとって。
で、たしかそこに2泊ぐらいして、次の日はそのTんとこに移動。今のNYは大きく変わったけど、その当時のNYはひどかった。しかもコ○○○○大学もそいつんちもハーレムの南端。ま、死ぬ思いもしたが。まあいい。
で、今日でお別れってことで、優しいBがチャーニーズタウンでうまいもん食おう!っておごってくれた。生まれて初めてペキンダック食った。こんなうまいもんがあったのか・・・
で、じゃあ、リトルイタリーのカフェ行こう!
え?リトルイタリー!まじすか!ゴッドファーザーっすね。マフィアいるんでしょ?アル・パチーノいる?
いねえよ。
でリトルイタリーに潜入した。まじマフィア気分だった。
生まれて初めてにがーいエスプレッソを飲んだ。マフィアも大変だと思った。
そしたら、隣の席にカップルが。
どう見てもアメリカ人の男。
アジア系の女性。
会話が聞こえて来るのだが、彼女の英語が完璧すぎて、中国系か韓国系か日本人か区別できなかった。
この辺りから物語は始まる。
完全に彼女にハートを奪われてしまったのだ。
あまり一目惚れはしないんだが。というより一目惚れって言葉よりもっとずっと大きな感情だったと思う。キモイとかゆうな。
なぜそんなに惚れたのかは分からない。そのときも今も。
ただ、この人と話さないと一生後悔するって思った。
すると相手の男性がトイレに行った。
実は、みず知らずの人に声かけるとか、道聞くとかになんの躊躇もしない。人見知りの意味が分からない。ところが、ナンパってしたことない。やり方も分からないし。さらにこの人のことを、って思えば思うほど猛烈に緊張してきた。
しかし意を決し、
ホンニャラ(すみません、もしかして日本の方ですか?)
オーホンニャラ(ええ、そうです)
なんと日本人だったのだ!
で自己紹介した、大学卒業間近で卒業旅行で・・・
したら、彼女は
あたし、この秋からこくれんにつとめてるんです。
こ・く・れ・ん?
国連か!あの国連か!(軽く腰抜かしそうになった。そんな風に見えないもん)
彼女とお話する前からすでに200%は好きだったはずなのに、お話したらすっげええ感じよくって、800%になってしまった。
しかし悪魔が。
彼氏が戻ってきた。
そりゃそうだよな。
こんなイケてないしかもどーでもいい大学生だもんな。
こころで泣きつつ、Bにそろそろ出るかと言われ、後ろ髪引かれながら、カフェを出た。
しかし、どうしてもあきらめ切れん。しかしうんともかんともなーんにもわからん。
Bに、実はあの女性に惚れてしまった。なんか知らんがすげえ好きになってしまった。と言ったら、
説教くらった。
「人生にチャンスなんてそう何度も来るもんじゃないんだ!目の前来たら、ゲットしないでどうする!」
「あ、いや、しかし・・・どうやって・・・」
「よし俺が秘策を授ける」(嘘臭いかもしれないが、これほんとに実話)
「なんでしょうか?」
「おまえがあのカフェに戻る。で、最初にあの男性に話しかけるのだ。下手くそな英語で、「彼女と日本語で話してもよいですか?」だめっていうわけないだろ?そしたら彼女に「あした、国連行くつもりなんですけど、全然分からないので案内してもらえませんか」って言うんだよ。やだって言わないぞ。」
「せんせい!ありがとうございます!完璧です」
(内心、こいつは28にもなって彼女いねえだろと思いつつ)(しかもNYのリトルイタリーでかわす会話にしては実に低レベルだと思いつつ)
「あの男性は彼氏じゃないんですかね?センセイ?」
「俺の目に狂いはない。彼氏じゃない!」
(根拠ゼロ。信憑性ゼロなんだが、俺も自分に都合のいいほうに解釈した)
カフェに戻ることにした。
(つづく・・・)(かな?)
今日の教訓
ただ単に
字数が多くなったからですが
ときは、結構むかし。大学4年の終わり。卒業旅行で生まれて初めての飛行機・パスポート&海外。国内の飛行機すら乗ったことなかった。
友人たちはつるんで行くやつが多かった。しかし男ふたりでヨーロッパ・・・俺には絶対無理。男ともだちっつうのは旅行用じゃねえだろ。大勢で行くのは別だが、二人の旅行で男と行ったことは一度もない。今後もない。キモイ。某旅行(中国)で諸般の事情で、ツインルームに男と二人になったが、すっげえふぃーるばっどだった。
なので、当然ひとり旅。この後数年後突発的東南アジアひとり旅っつうのもあるが。初めての飛行機とか色々おもしろ事態はあったんだが、とりあえず今回はタイトルに忠実に行こう。
別名「ふるちんアメリカ一人旅、の内の終わりの方編」
今あるか分からないのだが、俺はデルタ航空のスタンバイチケット(3万ぐらい)を買った。40日間アメリカ国内なら乗り放題なのだ。ただしスタンバイなので一切予約できず、満席だと乗れない。しかしいつも乗れた。
予定では、シカゴ→アイオワシティ(映画「フィールド・オブ・ドリームス」のど田舎」→ラスベガス→サンフランシスコ→プロヴィデンス(ボストンの近く)→NY→フロリダのキーウエスト界隈→たぶんヒューストンかニューオーリンズ→LA しめて40日ぐらい。(その間に遭遇した事態もなかなかなのだが、いつか機会があれば)
で、NYまでは完璧にこなした。
さて何があったか?
NYは知り合いが二人いたので、そこにただで泊めて貰う。
一人は大学の後輩のお姉さんがハワイ大学だかで一緒だったという、28歳ぐらいのサラリーマンアメリカ人B(こんなの知り合いじゃねえぞ)
一人はコ○○○○大学の○○スクール行ってるアメリカ人T(腐れ縁あり。こいつが狙ってた子が、実は・・以下省略)
で、まず最初は会ったこともないのに空港まで迎えに来てくれたBの家へ。ロングアイランドはご存知だろうか?NY郊外の閑静な住宅地。道路と家の間に芝生の庭があるってやつ。あんな感じの家に、両親と住んでた。姉ちゃんが結婚して家出た(となりだよ)っつうので姉ちゃんのいい匂いのする部屋に。
いやいやよかったね。アメリカンファミリーとの触れ合い。みんなめっちゃいい人だったし、姉ちゃんの息子と遊んだモンね。
でそのBが優しいことに頼んでないが自由の女神とかあちこち連れてってくれるのさ。初対面なのに。有給までとって。
で、たしかそこに2泊ぐらいして、次の日はそのTんとこに移動。今のNYは大きく変わったけど、その当時のNYはひどかった。しかもコ○○○○大学もそいつんちもハーレムの南端。ま、死ぬ思いもしたが。まあいい。
で、今日でお別れってことで、優しいBがチャーニーズタウンでうまいもん食おう!っておごってくれた。生まれて初めてペキンダック食った。こんなうまいもんがあったのか・・・
で、じゃあ、リトルイタリーのカフェ行こう!
え?リトルイタリー!まじすか!ゴッドファーザーっすね。マフィアいるんでしょ?アル・パチーノいる?
いねえよ。
でリトルイタリーに潜入した。まじマフィア気分だった。
生まれて初めてにがーいエスプレッソを飲んだ。マフィアも大変だと思った。
そしたら、隣の席にカップルが。
どう見てもアメリカ人の男。
アジア系の女性。
会話が聞こえて来るのだが、彼女の英語が完璧すぎて、中国系か韓国系か日本人か区別できなかった。
この辺りから物語は始まる。
完全に彼女にハートを奪われてしまったのだ。
あまり一目惚れはしないんだが。というより一目惚れって言葉よりもっとずっと大きな感情だったと思う。キモイとかゆうな。
なぜそんなに惚れたのかは分からない。そのときも今も。
ただ、この人と話さないと一生後悔するって思った。
すると相手の男性がトイレに行った。
実は、みず知らずの人に声かけるとか、道聞くとかになんの躊躇もしない。人見知りの意味が分からない。ところが、ナンパってしたことない。やり方も分からないし。さらにこの人のことを、って思えば思うほど猛烈に緊張してきた。
しかし意を決し、
ホンニャラ(すみません、もしかして日本の方ですか?)
オーホンニャラ(ええ、そうです)
なんと日本人だったのだ!
で自己紹介した、大学卒業間近で卒業旅行で・・・
したら、彼女は
あたし、この秋からこくれんにつとめてるんです。
こ・く・れ・ん?
国連か!あの国連か!(軽く腰抜かしそうになった。そんな風に見えないもん)
彼女とお話する前からすでに200%は好きだったはずなのに、お話したらすっげええ感じよくって、800%になってしまった。
しかし悪魔が。
彼氏が戻ってきた。
そりゃそうだよな。
こんなイケてないしかもどーでもいい大学生だもんな。
こころで泣きつつ、Bにそろそろ出るかと言われ、後ろ髪引かれながら、カフェを出た。
しかし、どうしてもあきらめ切れん。しかしうんともかんともなーんにもわからん。
Bに、実はあの女性に惚れてしまった。なんか知らんがすげえ好きになってしまった。と言ったら、
説教くらった。
「人生にチャンスなんてそう何度も来るもんじゃないんだ!目の前来たら、ゲットしないでどうする!」
「あ、いや、しかし・・・どうやって・・・」
「よし俺が秘策を授ける」(嘘臭いかもしれないが、これほんとに実話)
「なんでしょうか?」
「おまえがあのカフェに戻る。で、最初にあの男性に話しかけるのだ。下手くそな英語で、「彼女と日本語で話してもよいですか?」だめっていうわけないだろ?そしたら彼女に「あした、国連行くつもりなんですけど、全然分からないので案内してもらえませんか」って言うんだよ。やだって言わないぞ。」
「せんせい!ありがとうございます!完璧です」
(内心、こいつは28にもなって彼女いねえだろと思いつつ)(しかもNYのリトルイタリーでかわす会話にしては実に低レベルだと思いつつ)
「あの男性は彼氏じゃないんですかね?センセイ?」
「俺の目に狂いはない。彼氏じゃない!」
(根拠ゼロ。信憑性ゼロなんだが、俺も自分に都合のいいほうに解釈した)
カフェに戻ることにした。
(つづく・・・)(かな?)
今日の教訓
ただ単に
字数が多くなったからですが
今夜は眠れないかもしれません。
続きが気になる
じゃあ、これって消したい過去よね?
(パクッってしまいました)
なんだかすごくドキドキしたところで。。。お話終わっていました!
今日、寝る前にお願いだぁ~
↑ワタシが寝る前に
あっそっかー。うんうん。
そんな大げさな褒め殺しを
★かえるさん、
つづきは、来週いや来年かな
★りょうぱん子ちゃん、
あ、どうしてキミが読んでるんだ・・・
知らなかったよ、そんな変名前使ってるなんて
★きららさん、
>今日、寝る前にお願いだぁ~
>↑ワタシが寝る前に
まったく駄々っ子だなあ
じゃあ、寝る前にお話してあげるよ
「それでね・・」
「・・・」
「こら!寝てるよ」
★fumifumi
そうそう。fumiの旅行も妄想でしょ
★にせ上原さん、
負けないように、43パターンは用意してますが
っておい!実話なのに・・・
誰も信じてくれない。
もう続き書くのやめよう
続くかよ!
先が気になるじゃん
へんなバラエティーの途中CM入るって感じやんか!
はよCM終わって!!
続き、気になりますよ~!!
今日は、タイトル見て、なんだろなんだろって見にきたんですよ。
男二人旅、この先、どうなるのかしら??