7巻までのレビューをしたのが2008年の夏。それから私も歳を重ねた。でも私はちっとも変わらない。そして岳も変わらないし三歩も変わらない。読みきりの一編一編が何かを残す。山岳救助のボランティアの話。こんなドキッとするような台詞があちこちにある。
山ってのは
人を変えるから
あるところまで
山を登り続けると、
人は絶対悪いことが
できなくなる。
(9巻60頁より引用 遭難救助のボランティアのおじさんで、昔は刑務所と行ったり来たりしていた見城さんの台詞)
もし、命を
落としてしまう
のが仕方のない
ことだとしたら、
生きてて
腹が減ったり、
眠くなったり
するのも
きっと仕方
ないんだよ
(8巻74頁より引用 遺体のそばでコーヒーを呑むのが不謹慎だと言われた三歩の台詞)
人を変えるから
あるところまで
山を登り続けると、
人は絶対悪いことが
できなくなる。
(9巻60頁より引用 遭難救助のボランティアのおじさんで、昔は刑務所と行ったり来たりしていた見城さんの台詞)
もし、命を
落としてしまう
のが仕方のない
ことだとしたら、
生きてて
腹が減ったり、
眠くなったり
するのも
きっと仕方
ないんだよ
(8巻74頁より引用 遺体のそばでコーヒーを呑むのが不謹慎だと言われた三歩の台詞)
読んでいると、無性に北アルプスに登りたくなった。もっと技術と経験が必要だけど。
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どうなんでしょうね。
三歩のような男性、地上にもいると思うんですけどね。
こういう男の人がいいですけど
山に行かないと会えないんでしょうか。
山で飲む珈琲おいしいだろうな。
自然の厳しさや人の弱い所、ひっくるめて受け止めてる三歩さん
漫画から何かを教わりますね。