いやいや。これだけ並べると壮観だね。この内一冊も読んでなかったら笑えるね。
「岳」石塚真一 小学館
長野県警北部の警察官野田と椎名、そして民間ボランティアの島崎三歩。山で遭難する者を救助するという基本的に一本読みきりのストーリー。
ただ救助するだけが描かれているのではない。三歩がまるで何かに憑かれたように救助に向かうのはなぜか?女性警察官椎名久美の成長、各回で救助を求める人たちのドラマ。三歩の過去、読みどころは実に多い。
わしは自慢ではあるのだが、冬山には登ったことがない。スキーは冬山登山とは言わないだろう。夏の地獄のような登山ならガキの頃に強制的に何度かさせられた。戸塚ヨットスクールにいたわけではないんだが、鬼より怖い叔父(その1)や鬼より囲碁が強い叔父(その2)に信州方面の山に登らされた。こういう事には非常に素直な反応を示す、ボーイふるは 登山が嫌いになった。そりゃそうだろう。うんうん。あのくそ重い登山靴はもう見たくもない。
それから年月が流れ、登山は嫌いなくせに山岳ミステリーは結構読んだ。新田次郎にはじまって、「アイガーサンクション」など色々と。と言いつつ題名忘れた。
で、縁あって出合ったこの「岳」
マンガとしての人物造形、ストーリー、背景全てが読ませる。でもそれだけじゃ「自分にとって出合って本当によかった本」ではないのだ。
あーー 山ってすげえこええぜ 足が凍傷になったらやだぜ でもでもでもでも
山登ってみてえーー
と思った。心底思った。これがすげえ本、すげえマンガ、すげえ作品なんではなからうか。
既に妄想は始まっている。
①どこの山に行くか
②誰と行くか
③どこのメーカーのどの色のウエア、シューズを買うか
妄想と言わずにイメージトレーニングだと言ってもバチは当たるまい。
でも色々な山がありますので機会があればお試しください。
私もあお空師匠がいなければ、まず無理だった登山です
あっ・・・良ければ7巻目出ているようです
7巻が出てるのについ昨日気がつきました。
売れてるようですね。
色々な山がありますよね。
増井山、高見山、南青山・・・
さかのぼって読んでいて、いま
この記事を読んだ次第。
岳は、ユウマさんも上で書いてますが
7巻もよかったですよ。
中でも、第7歩がよかった。
「岳」は富士山のきっかけの一部ではあります。
7巻まだ読んでないですねー。
しかしおじさんたち意外とマンガ読んでるんですねー