ディベロッパーでシネマコンプレックスの担当課長に抜擢された円山歩。社内の風当たりが強くなり、業者と癒着しているという誤った情報を流され左遷。会社を辞めてしまった。娘が会社を辞めたことを知らない父親はマンションの管理人をしている。昔からギャンブルに目がなくて借金を重ね妻と娘に迷惑をかけ続けている。他に映画が大好きでよく昔の映画のことも覚えている。歩が転職した先は映画雑誌。父親が映画マニアであるということとこの転職、そして偶然が作用して、意外な展開が……
おお。これはいい。すごくいい。
まさかあのダメおやじ(年齢的にはダメじいさん)が、あんな風になるとは。ストーリーの意外性がとてもいい。
映画好きならたまらない話だと思う。この本を読んで映画館で映画が観たくなり「007 スペクター」を観に行ってしまった。
今日の一曲
映画と言えば「ニュー・シネマ・パラダイス」 テーマ曲をギターアレンジしたものをPat Methenyで。
では、また。
おお。これはいい。すごくいい。
まさかあのダメおやじ(年齢的にはダメじいさん)が、あんな風になるとは。ストーリーの意外性がとてもいい。
映画好きならたまらない話だと思う。この本を読んで映画館で映画が観たくなり「007 スペクター」を観に行ってしまった。
今日の一曲
映画と言えば「ニュー・シネマ・パラダイス」 テーマ曲をギターアレンジしたものをPat Methenyで。
では、また。
数年前に『楽園のカンヴァス』を読んでとっても好みだったので原田マハさん作品を続けて何冊か読んだ中で『キネマの神様』が最高に好きでしたU+203C
編み物に続き今は刺繍にはまっていて、なかなか本を読めていなかったのですが、久しぶりに読み返してみようと思いましたU+203C
編み物や刺繍に夢中とは、とても素敵です。編み物の原理が分からない私にとっては、ロケットを飛ばすのと同じぐらいロマンチックです。
本書は、何かに夢中になることの素晴らしさを描いたいい作品でしたね。