頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

ギャルサー見た

2006-04-25 | film, drama and TV
しかも第一回。先々週だよ。しょうがないじゃん。ドラマやらのビデオが8時間ぐらいたまりまくってるんだもの。
この話に精魂込めてもしょうがないので、自分に制限時間10分と勝手に決めて、さくっと書こう。

そもそもギャルサーの意味が分からなかった。TVぴあには「ギャルを退治する男」みたいに書いてあったので、そういう職業の人のことを言うのかと思ってた。そうではなく、ギャル・サークルの略だそうだ。ふーん。

で、ストーリーはそのギャルたちのパラパラな集まりとなぜかアリゾナから「いもこ」という女の子を探しにアリゾナからやって来たカーボーイ藤木直人の話。ギャルたちの中には、人気モデル鈴木えみ、元モー娘。矢口真里、人気女優新垣結衣やら、ドラマ「がんばっていきまっしょい」でとってもキュートなヒメ役の子など、かわいい子だらけだし、藤木のカーボーイ姿はどうなんだ、というようなツッコミどころはあるのだが、めんどーなのですべてはしょる。

むしろ、見所はストーリーと関係ないサブキャラ。

渋谷と表参道を合体させた変な町の喫茶店での、温水洋一(薬局)と高田純次(文房具屋)の会話

温「いやー参りましたよー」
高「ほんとだよねー」
温「まだ、なんにも言ってないですよ!」
高「なんだ、早く言ってよー」

高田節炸裂である。笑った。

でももっと笑ったのがあった。藤木はアリゾナでインディアンらしいのだが、その実家だか知らんが、インディアンのパパみたいなのが出てくる。中途半端な日本語が笑えるのだが、ビジュアルがすごい。
松村邦洋や内山くんたちデブの神様が「ウガンダ・トラ」であると同様に
ふるちん会の会員全員が大王様と畏敬の念をこめて呼ぶお方。

古田新太

彼がジェロニモをやっているのだ。しかし、ビジュアルがインディアン風で、妙に似合ってるんだが、でも気持ち悪くて、笑いすぎてしまった。と言っても上手く伝わらないな。ちょっと待って。

3分経過



うーむ。我ながらすごい作品だ。二科展連続入選していたとは思えない。
まあいい。俺の真の力量を示したいのではなく、古田ジェロニモの気持ち悪さが伝われば、それでいい。伝わったのか?

まあいい。このドラマ見て思ったこと
1.ギャルというのは死語ではないのか。確か沢田研二(ジュリー)が「おーギャル、ギャル、ギャルギャルギャーールー」って歌ってたのって、70年代終わりではないか?まあいい。
2.パラパラと竹の子族とはどう違うのだ?全く同じに見える。


今日のため息


ビデオテープの山が
俺を
憂うつにさせる
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2 コメント

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ははは。 (koyashiki)
2006-04-26 05:37:18
高田純次はぼくも大好きです。

僕の記憶で最も強烈な彼の姿は『元気が出るテレビ』(僕はこの番組と『お笑いウルトラクイズ』を勝手に80年代後半~90年代前半にかけての最高のテレビ番組だと思ってます・笑)の中で高田純次がやるあの身体を上下に激しく揺すりながらまわるダンスで、あれをもう天才としか言えないようなタイミングでやる彼には、畏怖の念さえ抱きます。

ちなみに彼は自身の著作の中で次のような名言を残しておりました。



『悩み?う~ん、悩みがないことが悩みかなあ』



素晴らしいですね。

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天才・高田純次 (ふるちん)
2006-04-26 12:27:41
★koyashikiさま、



高田フリークが他にいてよかったです。

元気が出るテレビの高田登場シーンはよかったですね。屋外でカメラが回ってるときに、必ずカメラの映らない所にいて、突然フレームインする高田。バレリーナの格好にすごいメイク。で、第一声が

「どうも、メイ牛山です」

すべてにおいてなんの意味もない。

まさにこのブログが目指す頂点です。



高田氏にはぜひ「悩み」が一生ないままいて欲しいものです。
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