コラムニストの小田島隆という人が先日ラジオで、
「あざらしがかわいくなくても、かわいいと言わないといけない雰囲気になっている。これが困る。しかし、現代において、何がかわいいの決めているのは女子高生なのだよ。女子高生は、セクシーなもの以外なんでも『かわいい』と表現するのだ。イケテルまだ生臭いおじさんはかわいくないし、ハゲはじめたくらいじゃかわいくないんだけど、すっかりハゲあがるとかわいいというカテゴライズする。80キロぐらいじゃかわいくないけど、100キロぐらいになるとかわいいに入れる」というようなことを言っていた。
細かい文言は違うかも知れない。「赤江珠緒のたまむすび」Podcast内にて。
森羅万象全てを「かわいい」「かわいくない」でしか表現しないというこの生き物たちは、かわいいのか、かわいくないのか…
かわいくない=嫌い
ということなのかな
そういう女子高生たちを見て、かわいい=好き、かわいくない=嫌い、と判断しろって言われたら、かわいい女子高生は好き、と答えるな‥、
誰も俺の好みを聞いていないんだろうけど(-_-)
かわいい だけが 蔓延ることに かなしみを感じます。
若ければ努力しなくても手が届く「かわいい」。
お金も力もない弱い生き物の特権だと思うから。
「かわいい」と「かわいくない」以外の価値観を放棄しているのは、「かわいい」側の生き物だと思っていられるからです。
でも いつかそこから卒業して、豊かな言葉と自らの価値観を身に着けなさいね。
(一番耳が痛いのは自分です)
はっはっは。なかなか斬新なコメント。想像だにしなかったリアクションでした。
★パールさん、
とても良いメッセージですね。おっしゃる通り、自分がかわいいという自覚がある時期にはそうなのかも知れませんね。しかし、いつか卒業できるものなのか(卒業しなくてはいけないものなのか)、不明ではありますが。
ちょっと思い出しました。いつだったか、米国人と話していた時に、日本人女性の良さは奥ゆかしさにあるけれど、良くないのは、自分の意見を持てないのと、いい歳してかわいいーを連発することだと言っていました。