諸用で関戸へ。ムカシと同じくチャリ。
途中、ふっと、シルバーパスがあったなあ・・と思い出しながら小春日和のNTを飛ばす。
いつもと同じ道、いつもと変わらない風景。
帰路、ニュータウン通りから上がって来る道をいつもとは違う反対歩道に。
緩やかな上がり。
アシストなしなので、ゆっくりチャリを押す。
NTの紅葉は、今が盛り。見事。
石積みを眺めたり、見事にまっすぐに延びる車線をみたり。
左右の街路樹に見とれたり。
陸橋にさしかかる。
ふっと上を見上げると、「1974年9月日本住宅公団建設」の文字が目に。
NTの入居開始は、76年の3月。
その2年前。
その銘板に誘われ、思わず、当時NT建設に携わったみなさんの若い頃の姿がアタマの中に浮かんできた。
もちろん、想像の中。
公団で建設に携われたみなさんの姿、工事現場のみなさんの姿。
まっすぐに延びる道の測量をするみなさんの姿。
そして、立ち上がった永山の高層棟の姿。
どのかたも、希望にあふれていたに違いない。
国家プロジェクトに関わるという「仕事」に恵まれた日々だったでしょう・・と。
そこから、半世紀が過ぎ、ワタシたち住民にも長い時間が流れ、老いという自然な姿に直面している。
そして、NTも、街としての成熟と老朽とが、同時に進行している。
目の前にあるのは、豊かさと、微かな荒廃。
NTほどに街というものを想起させる街をワタシは、知らない。
それは、街の歴史が、人間の寿命、一生に、似ているから。
だからと言って、この街の先に死・・が待っていては。
これからの街の50年を見守り続けることは、できかねるけれど、見守れる間は、見守ってみたい。
途中、ふっと、シルバーパスがあったなあ・・と思い出しながら小春日和のNTを飛ばす。
いつもと同じ道、いつもと変わらない風景。
帰路、ニュータウン通りから上がって来る道をいつもとは違う反対歩道に。
緩やかな上がり。
アシストなしなので、ゆっくりチャリを押す。
NTの紅葉は、今が盛り。見事。
石積みを眺めたり、見事にまっすぐに延びる車線をみたり。
左右の街路樹に見とれたり。
陸橋にさしかかる。
ふっと上を見上げると、「1974年9月日本住宅公団建設」の文字が目に。
NTの入居開始は、76年の3月。
その2年前。
その銘板に誘われ、思わず、当時NT建設に携わったみなさんの若い頃の姿がアタマの中に浮かんできた。
もちろん、想像の中。
公団で建設に携われたみなさんの姿、工事現場のみなさんの姿。
まっすぐに延びる道の測量をするみなさんの姿。
そして、立ち上がった永山の高層棟の姿。
どのかたも、希望にあふれていたに違いない。
国家プロジェクトに関わるという「仕事」に恵まれた日々だったでしょう・・と。
そこから、半世紀が過ぎ、ワタシたち住民にも長い時間が流れ、老いという自然な姿に直面している。
そして、NTも、街としての成熟と老朽とが、同時に進行している。
目の前にあるのは、豊かさと、微かな荒廃。
NTほどに街というものを想起させる街をワタシは、知らない。
それは、街の歴史が、人間の寿命、一生に、似ているから。
だからと言って、この街の先に死・・が待っていては。
これからの街の50年を見守り続けることは、できかねるけれど、見守れる間は、見守ってみたい。