福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

記憶の中

2020-11-06 05:05:21 | 日記
7日のオンライン文化祭で、90歳さん、84歳さん、80歳さん・・と驚くような編成で、歌を歌うことに。
突然の伴奏依頼で、受けて頂いた伴奏者さんも、まもなく80歳と。
時間がありましたら、そこだけでも、みなさん来てくださいね。
7日の16時、永山商店街です。

昨日も、取材クルーが精力的に活動された。
そのさなか、ふっと、伴奏者さんが、40年前のある場面のことを記憶されていることを知った。
伴奏者さんは、ご友人たちと一緒に、NTで自主保育。
自主保育しようと尋ねてみえたかたは、その後、多摩市内の先進的な保育園で、ずっと保母さん。
保母資格を持ちながら、ご自分のお子さんは、「お母さんが先生」という新聞記事に触発されて、ご自分で、と思い立たれたかた。
最初にその話しを言いにみえた時は、自転車で伴奏者さんのところにみえた・・と。へ~~、自転車かあ・・。
そして、それから数年後、長男の入園年齢になったワタシが、自主保育の様子を見学に行った。
その時、容器にお味噌汁を入れて持参したらしい。
すごいお母さんだなあ・・と思った、と。え~~!ワタシは、覚えていない。
ちっとも、すごくなく、いつもわが子の子育てなのに、わからないわからない、どうして、どうしょう・・の霧の中にいたワタシ。
ひたすら育児本を読みあさる日々を過ごしていた。
結局、自主保育のみなさんとお付き合いしつつ、園舎を持たない幼児村という集団に入れた。
それにしても、伴奏者さんの記憶の鮮明さに、びっくり。
子育ての手が離れてから数十年が経ち、日常的には接点がなくなって、今、ワタシは、ただただ毎日、福祉亭ざんまい。
その福祉亭で、保育士さん、伴奏者さんと、三人で久しぶり!!って、ハグ。
足早にあちらの世界に、立ち去られた大事なみなさんもおられる。
その辛さ。痛み。言葉にすれば、まだ、辛さが体中に広がる。
でも、ワタシたちは、また、福祉亭で再会できた・・という嬉しさ、そして、ありがたさ。
福祉亭という「場」が持つ不思議と力。

コメント
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