サンマ祭り

空模様を味方に、サンマ祭り。
商店会も福祉亭も、前日から準備に追われ、ほぼ、よし！で、当日。
それでも、なにやかや。想定外のことばかり。
手慣れたシフト体制に支えられて、な～～んとか無事にお祭ができた。
しかし、苦しかった～～・・
サンマを受け取る列は、前売りと当日売りで、長い行列。
列のシッポは、蛇行するまでに。
誰も彼もが、全力。
多摩太鼓から始まった、キッズダンス、フラも、お祭の盛り上げ役。素敵でした。
都内の女子大からNTウオッチング。福祉亭にもちょっとだけ。

福祉亭のほうで、一番クセンしたのは、栗ご飯。
とにかく、誰も彼も、今、この時・・を乗り切るために大奮闘。
それが、想定外を生む結果にもなり、さらなるクセンのタネにもなり。
事故がなかったことだけが、良かった！！ジツに！！

福祉亭運営開始の頃には、赤ちゃん、幼児だった子どもたちが、それぞれ高校生になって、お祭りのサポートや、しっかりとお母さんのサポート。
いや～～、これが、一番嬉しかったことです。
それぞれ、幼顔の印象を残したまま。
子どもたちの誕生と成長は、ジツに、それぞれ苦労や悩みを伴う。
でも、家族の愛情をたっぷり受けて成長したその姿は、なんとも晴れやか。
苦労されたお母さんたちの笑顔が輝く。
その照り返しで、福祉亭も輝く・・そんな感じの一日でした。

ところが・・・
お祭の余韻を残して福祉亭を出ると、スーパー脇で、ボラさん。
辛さ、悲しさが混じったなんとも悲痛な声で呼び止められる。
また、育てている小さなガーデンが荒らされ、花苗が盗まれた。
傍らに居たスーパー店長は、もっと対策をこうじるよと言ってくださる。
店長さんは、ここは、万引きが多くて・・とつぶやかれる。
なんとも、返す言葉もない。
地域のササクレ、住民のササクレ。
お～～い！みんな、がんばろうよ！！
夜の闇に向かって、声には出さないまま、叫ぶ。
なにもかもが、お金を介しないと手に入らない都会型の地域社会。
人と人の関係性の薄さが、どうしてもどこかに出てしまう。
このゲンジツに、叩きのめされる。