福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

玉子焼き

2018-12-18 06:49:35 | 日記
料理というものの遥かな道の前に立つ料理って、ゆで卵・・と、思います。
でも、やってみると、なあんと、ゆで卵料理も、多彩。
固ゆでから、温泉玉子、返し玉子・・と、まあ、本当にいろいろ。
習熟するには、やっぱり、何度も何度もの経験が必要。
できた・・と思っても、食材という相手次第のところで、失敗したり、
ほんの些細な手元の不注意で、失敗することもある。

昨日のメニューの中に、小さな玉子焼き。
もう、食材もなくなりかけ、後、一つ・・の時、
お弁当4つ・・の注文。
4つ??!!
さあて、たいへん。
まだある食材の量から、玉子焼きだけ作り直せば、4つできそう・・と判断。
材料に使う卵はある。
中にいれる具材。
作るお役が、冷蔵庫の中を覗いている。
カニかま・・あったかなあ・・と、ワタシも冷凍庫を覗く。
う~~ん、どうしよう・・
紅ショウガある?と聞かれる。
あるある・・あります。

まかないの途中だったので、ワタシは、食事に戻る。
器用に玉子焼きを作り始めてくれました。
できあがった玉子焼きは、まあるい、ふっくらおいしそうな玉子焼き。
紅ショウガの他に、青味やさいのみじん切りも入って、いかにもおいしそう。
上手ねえ・・と声をかけると、
福祉亭でやるので、上手になったよ・・・と、返事。
そお・・と、ワタシは、なんだかうれしい気分。
長いお付き合いとなりました。

とにかく、作り続けていかなければいけないので、苦手も、得意も、あ~~だの、こ~~だの構っていられないのが、福祉亭の定食づくり。
いつもいつも、未知の世界を切り開いていく・・気分なんです。
苦しい時もあります。
もちろん、楽しい時もあります。
そんなこんなの一日いちにちが通過して、15年です。






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