フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

森友問題に覆われて他のニュースが寂しい/フィギュア世界選手権での凄い演技

2017-04-01 21:34:35 | 日記

   大統領就任直後にあれほど吹き荒れたトランプ旋風の話題がこのところ全く影を潜めている。新聞・テレビ・週刊誌などのマスメディア報道もネット上のニュースもない。そういえば東京五輪の競技場の見直しの話題もさっぱり聞かれなくなった。
   それに代わって今のメディアは豊洲市場問題と森友学園問題に占領されている。中で、朝日新聞が毎日100人に意見を聞くモニター読者のこの一か月のメールは圧倒的に森友学園問題に集中していたという。2位の「共謀罪に関する報道」は森友問題の1/5程度、以下「豊洲市場」「南スーダンPKO」「東日本大震災6年」が少しずつの差で続いているというところだ。「森友」は「豊洲」も「五輪」も「トランプ」も吹っ飛ばす大ニュースになっていることになる。国有地の異常な安値払い下げ発覚から始まって、話題は教育勅語を唱和する異様な幼稚園教育、その幼稚園の名誉園長が安部首相夫人であること、国有地払い下げや助成金給付に関する政治家・役所の介入や”忖度”、ついには国会の喚問で安倍首相の名前で100万円の寄付の証言・・・と震度を深めて国民もうの目たかの目でニュースを追って来た。
   さて話を少し戻すが、トランプ大統領の政策はその後どのように進められているのだろうか。「イスラム系諸国の難民受け入れ停止」の大統領令の違憲判決を押しての再署名や北朝鮮に対する施策などが伝わって来ない。また東京五輪に向けて仕掛けた小池劇場の結末はどのようになっているのだろうか。PKOや森友で揺れた稲田防衛相の不信任の行く方は沙汰止みに終わるのだろうか、等々ニュースが寂しい。

   身震いがするような演技を視た。先ほど放送が終わった北欧フィンランドでの世界フィギュア選手権で優勝した男子の羽生結弦選手と女子のメドベジェワ選手(ロシア)そして男子2位に入った宇野昌磨選手のフリーの演技である。メドベジェワ選手は17歳、まるで妖精のようだ。それが他の選手を全く寄せ付けない圧巻の演技であった。羽生選手はショートプログラムで失敗した5位から歴代最高得点のフリーで逆転優勝した。大した男である。宇野選手は成長著しく、ショートプログラムでは世界選手権2連覇中のフェルナンデス選手(スペイン)に次ぐ2位につけ、フリーでも凄いスケーティングを演じて2位を守った。日本男子は世界選手権で2度目という金・銀両メダルを獲得。家内が熱心に視ていたフィギュアスケートの中継放送で私も感動をもらった。
   一方エースの宮原知子選手を欠いた女子は振るわず、来年の平昌冬期五輪での出場枠を2つに減らしてしまった。

 

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