旅行が続いてブログの間が空いてしまった。22・23日の土・日は水泳会のメンバーと箱根へ1泊の旅行に出かけた。毎週土曜の午前に練習をして来た会なのだが、使用していた市民プールが老朽化して4月からは新プールに替わり、それに伴って団体貸し切りの形が変わるのを機に、指導者も80台半ばを越えているため解散することになった。そして会のメンバーで「お別れ会」の旅行をすることになったのである。
私と一緒に会の幹事をしていた相方のSさんが企画から宿泊や食事、乗り物等の手配一切のお世話してくれ、参加の13人が賑やかで楽しい2日間を過ごした。
(写真左=新宿駅で小田急ロマンスカーと乗車を待つメンバーたち 中=立ち入りが出来るようになった大涌谷の噴煙をバックに記念写真 右=お馴染み芦ノ湖の海賊船に乗って湖上遊覧をする)
続く昨24日は地域ボランティア組織の日帰り旅行で、年1回のお楽しみである。総勢25名で行先は富士五湖周りで見所は本栖湖の「富士芝桜祭り」、西湖の「いやしの里」、河口湖畔にあるワイナリー。
芝桜は2年前に行った満開時に比べてまだ3分咲きくらいというところだが、折からの好天とあって平日ながら人出は多かった。「いやしの里」には初めて行った。茅葺の民家を20棟ほど移築した建物公園のようなエリアを成し、建物一つ一つが異なるコンセプトの展示や工芸、食事、特産品の加工販売などを行っている。なかなかいい所だ。事前に見物予約をしていたワイナリーでは美人係員によるプレゼンテーションと試飲があり、多くの人がワインを買っていた。因みに私は試飲だけ。
(写真左=山頂付近は雲の富士山とまだ満開には遠かった芝桜 右=いやしの里の光景)
箱根も富士五湖も首都圏にあって有名観光地ではあるが、どちらも外国人観光客が実に多い。箱根では海賊船で隣りに座った外国人夫婦に声を掛けて尋ねたところ、イスラエルから22日間の日本旅行に来ていて、箱根は「美しい観光地で富士山が見えると聞いていたから」と言っていた。一方芝桜祭会場では我々とすれ違った日本人が「わ~懐かしい、日本語だ」と我が仲間に声を掛けた。一瞬何のことかと思ったが、それくらい外国語(主に中国語)ばかりが聞こえるという意味であることが分かった。
話は古くなるが21日の朝刊紙面に見開き2ページの東芝の広告が載り、目を引いた。経営不振を隠すため代々の経営者が行って来た不正経理の露呈や、国内で行き詰る原発事業を打開する主柱として子会社化した米ウェスティングハウス社の巨額赤字・倒産など東芝は解体的不振・不信に陥っていることは周知の通りだ。
その東芝の広告は同社が国産1号として世に送り出した家電製品を、その時代を象徴する光景とともに年代を追って紹介している。電気冷蔵庫、電気洗濯機、電気掃除機、電気釜、電子レンジ・・などで、東芝の伝統と誇りを示し、起死回生の決意を込めた広告と読み取れる。
広告主は『東芝ライフスタイル株式会社』となっていたが、この社名って何??? すぐにネットで検索したら2014年に設立した「生活家電などの開発、製造、販売」を事業とする従業員1400人ほどの非上場会社である、と載っていた。私の知る東芝はモートル(モーター)の会社=発電機やエレベーターや電車など=であるが、それでは一般の人に存在感を示せないので、現代生活には欠かせない家電製品での実績を誇示するスタイルにしたのであろう。