フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

満開の桜のもと新学年が始まる/トランプ大統領のシリア攻撃に思う

2017-04-08 11:10:21 | 日記

   一昨日6日は市内の小学校一斉に始業式(午前)と入学式(午後)があった。私は学校見守り(スクールエンジェルス)の午前当番で、桜満開の校庭で行われた始業式を眺めた。午後の入学式には来賓としての案内状をもらったが、2週間前の卒業式に出席しているので失礼させてもらった。
写真左は始業式を遠くから撮ったもの。それを見つめる桜の木が右端にわずかに見える。その桜の木を間近で撮ったのが右の写真。  
 

   こうして始まった新学年、春休みを挟んで児童たちとの触れ合いが再開した。早速6年生になった女子児童の1人が傍らにやって来て「卒業式の時(来賓で出席していた私に)手を振って合図をしたけど気がつかなかった?」と言う。余りキョロキョロできず残念ながら気づかなかったので「ごめん」と言ったらニコッとして手を差し出した。この児童はいつもニックネームで私を呼ぶのだが、登校・下校時にはハイタッチや言葉をを交わして挨拶する子らがたくさんいて元気をもらっている。

   別に褒め言葉ではないが、いかにもトランプ大統領というところか。
   日本時間の昨朝、シリアのアサド政権軍の空軍基地に電撃的なミサイル攻撃を断行した。理由はアサド政権が(サリンらしい)化学兵器を使用したからとのこと。国連安保理に諮ることもなく米国独断の攻撃であるが、アサド政権支援の立場を取っているロシアにはケンカを売った形になる。トランプ氏はロシア・プーチン大統領とは気脈を通じた仲を演じて来たがこれによって一気に張り詰めた状況になりそうである。
   また、中国・習近平国家主席を迎えての首脳会談の真っ最中のことであり、北朝鮮への経済制裁に二の足を踏んでいる中国側への見せしめ、脅しとも受け取れる行為である。オバマ大統領とは対極的に和解や協調を好まぬ(と私は思うのだが)トランプ氏らしい所業と言えるのではないか。
   このシリア攻撃に安倍首相はいち早く支持声明を出した。首相の”支持”は日本国民の”支持”ということになるのだが、果たしてそう言えるのだろうか。「イラクが大量破壊兵器を隠し持っている」として14年前にブッシュ大統領が攻撃の火ぶたを切ってイラク戦争に発展したが、その時も日本は小泉首相がすぐに支持の声明を出した。だがこの戦争でフセイン政権を倒したもののついに問題の兵器は見つからなかった。
   軍人上がりのブッシュと経済戦争の雄トランプ、ともにケンカが大好きなのだろう。日本はそれに拍手を送らざるを得ないのであろうか。

コメント
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